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2024.02.27

「今」の帝国ホテルを体感できるのはあとわずか! 大人の飲み歩きデートのススメ

1890年の開業以来、国内外の賓客をもてなしてきた日本を代表するホテルである「帝国ホテル 東京」。2024年からタワー館の建て替えが行われ一部の店もクローズが決まっています。現在の「帝国ホテル 東京」を楽しむなら今! というわけでホテル内で完結する“大人の飲み歩きデート”をご案内!

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文/長谷川あや

帝国ホテル LEON.JP
天候が悪い日や心身ともに冷える冬、うだるように暑い夏など、屋外に出るのに気合が必要な日──。ひとつのホテル内で、アペリティフからディナー、仕上げのお酒まで完結させるデートはいかがでしょう。移動がラクチンなことに加え、ホテルクオリティの料理とサービス……。これぞ、大人ならではのスマートなホテルの使い方です!

今回は、数あるホテルの中でも、1890年の開業以来、国内外の賓客をもてなしてきた「帝国ホテル 東京」で、はしご飲食しようという試みです。現在、本館とタワー館の2棟が稼働していますが、2024年からタワー館の建て替えが行われ、しばらくの間は本館の単独営業となり、タワー館のテナントレストラン等は3月末、サービスアパートメントホテル事業とホテル直営のレストランは6月末で営業を終了します(※)。現在のままの「帝国ホテル 東京」を楽しむなら今! というわけでホテル内で完結する“大人の飲み歩きデート”をご案内!
※一部店舗は本館へ移転。本館は引き続き営業し、。2030年から2036年にかけて建て替えを実施する予定。
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これだけは押さえておきたい名物マカロンから始める館内デート⁉

テナントを含め、いくつもの料飲施設がある帝国ホテル 東京館内。どこからスタートを切るか迷うところですね。ちょっと変化球かもしれませんが、スタートは、ホテルショップ『ガルガンチュワ』から攻めてみるのはいかがでしょう? 
帝国ホテル LEON.JP 極力砂糖を使わずに、素材本来の味や香り、食感が感じられるように仕上げたマカロンは1個でも満足度高し! 1個400円(税込。以下同)。
▲ 極力砂糖を使わずに、素材本来の味や香り、食感が感じられるように仕上げたマカロンは1個でも満足度高し! 1個400円(税込。以下同)。
『ガルガンチュワ』は、1971年に、「帝国ホテルの味を家庭で」をコンセプトに開店した、日本におけるホテルショップの草分け的存在。「帝国ホテルプラザ 東京」の1階にあり、オリジナルのマカロンやショコラはひとつから購入できます。最初に購入して別れ際にお土産として渡してもスマートですし、お泊りデートなら、客室で一緒に食べるのもよろしいかと。
帝国ホテル LEON.JP 人気商品の「ブルーベリーパイ」をマカロンにアレンジ! 生地の格子模様もブルーベリーパイのデザインを踏襲している。1個400円。
▲ 人気商品の「ブルーベリーパイ」をマカロンにアレンジ! 生地の格子模様もブルーベリーパイのデザインを踏襲している。1個400円。
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ショーケースに並ぶ、色とりどりのマカロンには、彼女もきっと釘付けになるはず。「ピスタチオ」や「ラムレーズン」などの定番のほか、オリーブオイルのガナッシュとブラックオリーブをはさんだ「オリーブ」、シナモン香るブルーベリーのフィリングを詰め込んだ「ブルーベリー」など、期間限定で販売されるフレーバーも気になるところ。

「ブルーベリー」は、「ガルガンチュワ」の人気アイテム「ブルーベリーパイ」をマカロンにアレンジしたもの。これがとにかく美味しい!  まだ食されたことのない方、ぜひ一度、ご賞味くださいませ。手土産の選択肢として知っておいて損はありません。なお、「ガルガンチュワ」は2024年6月末までタワー館で営業。その後は本館に移転する予定です。

ドリンク1杯から利用できる気軽なのに本格派の『ホテルバル』

さて、『ガルガンチュワ』で待ち合わせて2人でマカロンを選ぶ、というスタートもステキですが、マカロンはサプライズのプレゼントにして、タワー館地下1階の『ホテルバル』集合という選択もまた良し!
帝国ホテル LEON.JP 帝国ホテルの和洋の“美味しい”を一つのテーブルで味わうことができる、『ホテルバル』。デザイナーの森田恭通氏が1920年代のパリのバーからイメージを得て、「Bleu Bar」をコンセプトに青い空間に仕上げている。
▲ 帝国ホテルの和洋の“美味しい”を一つのテーブルで味わうことができる、『ホテルバル』。デザイナーの森田恭通氏が1920年代のパリのバーからイメージを得て、「Bleu Bar」をコンセプトに青い空間に仕上げている。
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2021年11月に登場した『ホテルバル』は、ドリンク1杯から利用できる気軽さが魅力。フードメニューもイケています。帝国ホテル伝統のフランス料理をベースにしたメニューはもちろん「和」のメニューも用意。ミシュランガイド東京で三つ星を獲得しつづける「神楽坂 石かわ」や「虎白」を運営する石かわグループとタッグを組み、ホテル内にオープンした日本料理店『帝国ホテル 寅黒』の調理長による料理もオーダーできます。
帝国ホテル LEON.JP 『ホテルバル』は通路を挟んだふたつのエリアに分かれていて、片側はバーカウンターになっている。こちらでひとりアペロもおススメ!
▲ 『ホテルバル』は通路を挟んだふたつのエリアに分かれていて、片側はバーカウンターになっている。こちらでひとりアペロもおススメ!
さらに、ホテル内の江戸前寿司『鮨源』や天ぷら『天一』の料理もオンメニュー。シャンパンで乾杯してフレンチの前菜をつまんだ後、和食の焼き物や寿司、あるいは天ぷらで締めるなんて、ワールドワイドなアペロが楽しめちゃうのです。
帝国ホテル LEON.JP 海老のすり身をアヒージョのようにオイル煮した「えびしんじょう揚」(1860円)。
▲ 海老のすり身をアヒージョのようにオイル煮した「えびしんじょう揚」(1860円)。
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インテリアデザイナーの森田恭通さんが手がけた、「Bleu Bar」をコンセプトにした内装がまた素敵なんです。デザイナーのSHOGO SEKINEさんのタイポグラフィーやイラストとあいまって、浮遊感溢れる空間になっています(地階なのに!)。QRコードを読み取ってオーダーするというスタイルも今どき(もちろんスマホの扱いに自信がなければ、口頭でのオーダーも可能)です。

そんなわけで、こちらの『ホテルバル』、彼女との待ち合わせやアペロにもぴったりですが、映画を観る前の1杯や、ひとり飲みにも使えます。お得なサブスクも用意されているので、ぜひチェックしてみてください。

ちなみに、「ホテルバル」は、3月末の閉店が決まっています。老舗ホテルならではのきりりとした雰囲気と、独特のエスプリが感じられる空間で、華やいだ時間を過ごせるのもあと1カ月強。最後にぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?

ここはパリ⁉  印象画の絵画の登場人物になった気分で楽しみたい空間

さ~て、食事はどこでいただきましょう? 王道は、ミシュランガイド一つ星に輝き続けるメインダイニング『レ セゾン』でしょうか。鉄板焼『嘉門』も捨てがたいところ。前述の『帝国ホテル 寅黒』で季節を感じるおまかせの日本料理をいただくのもいいですね。でも今回は、『ホテルバル』に隣接するフランス料理『ラ ブラスリー』にエスコート、という選択をおすすめ。なんとなく帝国ホテル通(つう)っぽくないですか(笑)?
帝国ホテル LEON.JP まるでパリのブラスリーやカフェのような店内。そして、「日本の迎賓館」として開業した帝国ホテルだけに接客も秀逸。スタッフ同士のコンセンサスが取れていて、すべてのスタッフが自分の席のことを知ってくれているという安心感がある。
▲ まるでパリのブラスリーやカフェのような店内。そして、「日本の迎賓館」として開業した帝国ホテルだけに接客も秀逸。スタッフ同士のコンセンサスが取れていて、すべてのスタッフが自分の席のことを知ってくれているという安心感がある。
『ラ ブラスリー』は、ミュシャのタイル画をあしらった、アール・ヌーヴォー調の誂えが印象的なブラッスリー。コロナ禍での休業を経て、2021年にリニューアルオープンしました。“ビアホールのような気軽な食堂”という意味を持つブラッスリーの本来の意味に立ち返り、ホテル伝統の料理はそのままにメニューを一新。そのメニューはどれもこれも魅力的でして、強靭な胃袋と財力があれば、メニューの上から下まで全部持ってきてもらいたいっ!
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帝国ホテル LEON.JP 「舌平目のムニエル」(7900円)。こちらもスタッフが目の前で仕上げ、盛り付けてくれる。たっぷりバターを使い、あめ色に焼き上げらえた舌平目、それでいて舌平目の素材の味わいが感じられるのがまたすごい。これぞフランス料理の王道! ちなみにこちらは、黒板でご案内するその日のおすすめメニュー。売り切れの場合もあるので、予約時に伝えておくとスマート。
▲ 「舌平目のムニエル」(7900円)。こちらもスタッフが目の前で仕上げ、盛り付けてくれる。たっぷりバターを使い、あめ色に焼き上げらえた舌平目、それでいて舌平目の素材の味わいが感じられるのがまたすごい。これぞフランス料理の王道! ちなみにこちらは、黒板でご案内するその日のおすすめメニュー。売り切れの場合もあるので、予約時に伝えておくとスマート。
ぜひオーダーしたいのはテリーヌ(1種2100円)。常時5種類が用意されていて、ワゴンで運ばれてきます。実物を見ながら選んだものを、その場で切り分けてくれるのですが、肉系と、10種類以上の野菜を使った野菜のテリーヌと、2つオーダーして、シェアしていただくのがよろしいかと。「低温調理をしたイチボ肉のタルタル仕立て」(5300円)も仕上げはゲストの目の前で行います。今や絶滅の危機にあるゲリドンサービスが、ここ『ラ ブラスリー』は健在なのです!
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帝国ホテル LEON.JP 豚肉のパテ・ド・カンパーニュ(奥右)などから5種類から選べるテリーヌ。奥左は女性連れならマストでオーダーしたい野菜のテリーヌ。ブロッコリー、ヤングコーン、ニンジン、キャベツなどを、ブイヨンのゼリーと共にあしらっている。付け合わせ(手前)の赤キャベツのマリネやピクルスなどもいちいち旨し(笑)。
▲ 豚肉のパテ・ド・カンパーニュ(奥右)などから5種類から選べるテリーヌ。奥左は女性連れならマストでオーダーしたい野菜のテリーヌ。ブロッコリー、ヤングコーン、ニンジン、キャベツなどを、ブイヨンのゼリーと共にあしらっている。付け合わせ(手前)の赤キャベツのマリネやピクルスなどもいちいち旨し(笑)。
もうひとつ特筆したいのが、『ラ ブラスリー』に漂う空気感がとてもステキだということ。ゲストの話し声やスタッフが作業する音がいい喧噪になっていて、パリの街角で食事をしているかのような小じゃれたムードが漂っています。印象画の絵画の登場人物になった気分で、優雅で美味しい時間をお過ごしください。
帝国ホテル LEON.JP ミュシャの原画をもとにしたフランス製の絵タイルは、1983年の開店時に作られたもの。取り壊し後はいずこへ──?
▲ ミュシャの原画をもとにしたフランス製の絵タイルは、1983年の開店時に作られたもの。取り壊し後はいずこへ──?
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夕方早い時間に『ラ ブラスリー』を訪れると、年配の淑女、あるいは紳士がひとりで食事をされている姿を、かなり高い確率で目にします。きっと毎日のように通われている常連さんもいるんだろうなあ。スタッフとの会話や食事を楽しまれている姿がすごくカッコよくて、こんな風に年を重ねていけたら、と思うのです。

なお、すでにご存知の方も多いかと思いますが、冒頭でもお伝えしているとおり、『ラ ブラスリー』が位置するタワー館は2024年から建て替えが行われ(本館は2030年まで営業継続予定)、同店も6月末でクローズすることが決まっています。営業終了前にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

さて、ワゴンサービスでいただけるデザート(1800円)も気になるところですが、ここはぐっと我慢。次のデスティネーションに向かいます。

フランク・ロイド・ライトの面影を感じながら至高の一杯が楽しめるバー

帝国ホテル LEON.JP 『オールドインペリアルバー』では、大谷石の壁、テラコッタの装飾、六角形のスツールなど、随所に帝国ホテル2代目本館(通称ライト館)の息吹を感じることができる。
▲ 『オールドインペリアルバー』では、大谷石の壁、テラコッタの装飾、六角形のスツールなど、随所に帝国ホテル2代目本館(通称ライト館)の息吹を感じることができる。
本館最上階(17階)にあるバーラウンジ『インペリアルラウンジ アクア』で夜景を楽しみながら一献傾けるのも良いのですが、シャンパンやワインですでにほろ酔いです。今宵は本館中2階のメインバー『オールドインペリアルバー』で、仕上げの1杯をいただくとしましょう。
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帝国ホテル LEON.JP 最奥にある壁は、フランク・ロイド・ライトが手掛けた1920年代のオリジナル。当時は宴会場にあったものを飾っている。
▲ 最奥にある壁は、フランク・ロイド・ライトが手掛けた1920年代のオリジナル。当時は宴会場にあったものを飾っている。
『オールドインペリアルバー』は、近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトが設計した2代目本館(通称ライト館)の趣を色濃く残す、オーセンティックなバー。「東洋の宝石」と称されたライト館は1967年の建て替え時に解体。正面玄関のみが愛知県犬山市の明治村に移築されていますが、現在、ホテル内でいちばんライト館の面影を感じることができる場所です。

例えば、最奥にある大谷石と幾何学的な装飾はライト館の宴会場の壁だったもの。ほかにもテラコッタの装飾、六角形のスツールなど、ライトの意匠に溢れています。ライトがデザインした、市松模様があしらわれたグラスも『オールドインペリアルバー』ならでは!
帝国ホテル LEON.JP レッドチェリーを日の出に見立て、富士山の雪化粧から太陽が昇る姿をイメージした「マウントフジ」(3050円)。大正時代に海外からのゲストへのウェルカムドリンクとして創作され、今年誕生100周年を迎える帝国ホテル初のオリジナルカクテル。
▲ レッドチェリーを日の出に見立て、富士山の雪化粧から太陽が昇る姿をイメージした「マウントフジ」(3050円)。大正時代に海外からのゲストへのウェルカムドリンクとして創作され、今年誕生100周年を迎える帝国ホテル初のオリジナルカクテル。
来日客をもてなすパーティーのために作られた、白雪を抱く富士山に昇る太陽を表した「マウントフジ」など、オリジナルカクテルも充実しています。北海道の厚岸蒸溜所とコラボしたシングルモルトウイスキーも気になるところ。
席はやはりカウンターがおすすめです。それぞれの席の上に円形の照明が設置されていて、グラスをキラキラと照らし、すご~くロマンティックなんです!
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帝国ホテル LEON.JP 「ライト館」は、2023年9月1日、開業100周年を迎えた(建物はすでにこの地にはありませんが)。アニバーサリーイヤーということで、ライトへのオマージュを込めたカクテルも用意されている。写真はライトにちなみアメリカのバーボンウイスキーを使ったカクテル「ルジェンド」(3030円。2024年3月31日までの提供)。隠し味には甘酒が使われている。
▲ 「ライト館」は、2023年9月1日、開業100周年を迎えた(建物はすでにこの地にはありませんが)。アニバーサリーイヤーということで、ライトへのオマージュを込めたカクテルも用意されている。写真はライトにちなみアメリカのバーボンウイスキーを使ったカクテル「ルジェンド」(3030円。2024年3月31日までの提供)。隠し味には甘酒が使われている。
そんなわけで、「飲み(&食べ)歩きデート@帝国ホテル 東京」をご紹介しましたが、今回、ご紹介したコースはほんの一例。ほかにも2023年8月にリニューアルオープンし、中国料理や日本料理も楽しめるようになったブフェレストラン『インペリアルバイキング サール』や、森光子さんが愛した「野菜カレー」が美味しいオールデイダイニング『パークサイドダイナー」も気になる料飲スポットはいくつもあり、コースのバリエーションは無限! ぜひ彼女の好みに合った、オリジナルのコースを作ってみてください。
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帝国ホテル LEON.JP

帝国ホテル 東京

住所/東京都千代田区内幸町1-1-1
TEL/03-3504-1111
HP/https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/index.html

ホテルショップ「ガルガンチュワ」
場所/帝国ホテルプラザ 東京 1階
営業時間/10:00~19:00
TEL/03-3539-8086

ホテルバル(和×洋スタイル)
場所/タワー館地下1階
営業時間/火~土 17:00~22:00(21:30 L.O.)、日・祝 11:30~21:00(20:00 L.O.)
定休日/月曜。祝日の場合は翌火、その場合は日曜(平日と同じ)、月曜(11:30~21:00)の営業時間が変更となる
※11:30より営業の日は洋メニューのみ提供
TEL/03-3539-8073

フランス料理「ラ ブラスリー」
場所/タワー館地下1階
営業時間/火~土 11:30~14:30(14:00 L.O.)、17:00~22:00(21:00 L.O.) 日・祝 11:30~21:00(20:00 L.O.)
定休日/月曜。祝日の場合は翌火、その場合は日曜(平日と同じ)、月曜(11:30~21:00)の営業時間が変更となる
TEL/03-3539-8073

オールドインペリアルバー
場所/本館中2階
営業時間/11:30~24:00(23:30 L.O.)
TEL/03-3539-8088

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