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2025.02.06

軽井沢の美味と日本ワイン「ソラリス」が出会ったら?

世界の銘醸ワインと肩を並べる国産プレミアムワイン「ソラリス」と軽井沢の人気チーズ専門店「アトリエ・ド・フロマージュ」がコラボしたですと? しかも場所は「軽井沢マリオットホテル」?? それはもう行くしかない!

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文・編集/秋山 都(Web LEON)

WebLEON食いしん坊担当の秋山 都です。ここ10年ほど、国産ワインが大人気となっていることはみなさまご承知の通り。私の周囲のワイン好きたちも「タカヒコさん*¹が~」、「ボーペイサージュ*²大好き♡」とうるさいったら。国産ワインは品質も高く、どんどんおいしくなっていますが、なにせ生産量が少ないから、なかなか手に入らないのが玉にキズです。
1)「ドメーヌ・タカヒコ」は「小布施ワイナリー」(長野県)の二男である曽我貴彦さんが2010年、北海道余市町に設立したワイナリー。つくるワインは主にピノ・ノワールで人気が高く、なかなか手に入らない。
2)「BEAU PAYSAGE」は山梨県・北杜市津金にあるワイン栽培醸造家、岡本英史さんによるワイナリー。国内外にファンが多く、筆者の私見によればワインのプロフェッショナルからとくに人気が高い。こちらも入手困難。
 「軽井沢マリオットホテル」で開催された「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA Vol.3」にて、「ソラリス」、「アトリエ・ド・フロマージュ」とコラボレーションしたメーカーズ・ディナー
▲ 「軽井沢マリオットホテル」で開催された「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA Vol.3」にて、「ソラリス」、「アトリエ・ド・フロマージュ」とコラボレーションしたメーカーズ・ディナー。
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そんな折、ソムリエが厳選した長野県産ワインをさまざまな切り口で紹介している「軽井沢マリオットホテル」が、そのこだわりをさらに深く楽しむための特別なイベントを開催するとのことで参加してきました。プレミアムな国産ワイン「ソラリス」で知られる「マンズワイン小諸ワイナリー」でのツアーからスタートし、軽井沢の名産として知られる「アトリエ・ド・フロマージュ」のチーズを随所に用いた全8品のコースを「マンズワイン小諸ワイナリー」のワイン5種とペアリングで楽しむメーカーズ・ディナーで締めるという、なんとも贅沢な1日。この日は昨年の「椀子ワイナリー」*³に続く第3回目でしたが、きっと今秋にも開催してくださるかと! 期待を込めて、このスペシャルだった1日を振り返ります。
3)「シャトー・メルシャン」が地域との共生をコンセプトに開設したブティックワイナリー。ちなみに「椀子」は「まりこ」と読みます。

◆「マンズワイン小諸ワイナリー」

「軽井沢マリオットホテル」で開催された「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA Vol.3」にて、「ソラリス」、「アトリエ・ド・フロマージュ」とコラボレーションしたメーカーズ・ディナー
▲  「マンズワイン」が小諸にワイナリーを開設したのは1973年。
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「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA Vol.3」のゲストはまずホテルに集合し、バスで「マンズワイン小諸ワイナリー」へ。「マンズワイン」とは1962年に勝沼(山梨)で創業された老舗ワイナリー。この“マンズ”とは何なのか、長年疑問に思っていましたが、今回のワイナリー訪問でこちらが「キッコーマン」の系列会社であると知りました。キッコー“マン”ズワインというわけですね。「日本にはまだ、本物のワインが普及していません。本物のワインづくりは、しょうゆ醸造を仕事とするわが社こそがやるべきです」と、ひとりの研究者の言葉がきっかけとなり、現在の「マンズワイン」が誕生したそうです。
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この「マンズワイン小諸ワイナリー」でまず注目したのは、このブドウの樹にさしかけられている傘のようなカバー。これは雨の多い日本で完熟した健全なブドウを収穫するために、「マンズワイン」が独自に開発した栽培法「マンズレインカット」です。垣根をビニールで覆うことで、雨がブドウに直接かかることを防いでいるんですね。
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次にワイナリーの中にある約3000坪の日本庭園「万酔園(ばんすいえん)」へ。「マンズワイン小諸ワイナリー」は1973年の操業開始時に絶滅寸前の品種であった「龍眼」の栽培と、その「龍眼」からワインをつくることに取り組んでいたそうで、この庭園内にはそのオリジナルの樹齢100年を超えた古木も移植されています。
庭園を散策していたら、何やら秘密めいた洞窟が……。こちらは地下セラーへの入り口でした。通常非公開の地下セラーで特別に1970年代の試醸ワインやVIPルームを見学。「龍眼」をモチーフにしたというシャンデリアがとてもかわいかった。
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この後、ワイナリーショップにて貴重な「ソラリス」のバックヴィンテージなど試飲させてもらい、ゴキゲンでホテルへ。空腹でもあり、メインイベントであるメーカーズ・ディナーへの期待が高まってきました!
「軽井沢マリオットホテル」で開催された「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA Vol.3」にて、「ソラリス」、「アトリエ・ド・フロマージュ」とコラボレーションしたメーカーズ・ディナー
▲ ズラリとグラスが並ぶメーカーズ・ディナーの食卓。どんな素晴らしいワインが飲めるのかとワクワク。
このディナーで使われるワインはすべて「ソラリス」。ラテン語で「太陽」を意味する「ソラリス」は「マンズワイン」のプレミアムレンジとして人気のコレクション。この日は「ソラリス」5種と、軽井沢の有名チーズ工房「アトリエ・ド・フロマージュ」のチーズ、そして信州産の食材をふんだんにいただけるとあって、東京から多くの美食家がかけつけていました。
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全8品のコースのなかで、とくに私が素晴らしいと思ったのは「クリームチーズと信州サーモンとナスのプレッセ」に「ソラリス 千曲川 シャルドネ 2017」というスパークリングワインのペアリングと、「信州産りんごと鴨のシャルロット仕立て」に「ソラリス 千曲川 メルロー2020」のペアリング。日頃、レストランがひしめく東京に暮らしていると、食材に感謝しながら食べることはあまりありませんが、地方にいる際はこうして地産地消の食材をいただくことがいちばんの贅沢だなと感じます。

この「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA」は今年も開催される予定だとか。次回はどんなワインやどんな信州産美味に出会えるのでしょうか? 注目しながらニュースを待ちたいと思います。
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「軽井沢マリオットホテル」で開催された「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA Vol.3」にて、「ソラリス」、「アトリエ・ド・フロマージュ」とコラボレーションしたメーカーズ・ディナー

軽井沢マリオットホテル

住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339 
予約・問い合わせ/0267-46-6611

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