2021.01.07
倉本康子さんが教える酒場のセブンルール
モデルの倉本康子さんと、渋谷「のんべえ横丁」を飲み歩きながら、酒場で守るべきルールについて考えました。
- CREDIT :
文/秋山 都 写真/平郡政宏、松井康一郎(立石)
夜が更けるにつれ、盛り上がったのは、酒場での粋なふるまいやルールの話。
かといって、星付きレストランで求められるような、四角四面なマナーの話ではありません。
酔って気が大きくなるのか、酒場ではついハメを外しがちですが、ちょっとの気遣いでみんなが気持ちよく楽しめるよね? という、ささいな心遣いについて、です。
なにしろ、1週間のうち少なくとも7日は飲むというヤッコさんの考えるマナーは、すべて酒場から生まれた経験則。
ぜひ実践してみてください。飲み仲間のアナタを見る目が変わるかも⁉
1.リスペクトをもって「こんばんは!」
お店は、働いている方にとっては自宅と同じですから、リスペクトをもってお邪魔する、という気持ちで伺いたいものです」
2.おしぼりコースター
ビールや冷酒など冷たい飲み物の際にはグラスに水滴がついて、テーブルに垂れますよね。あの水滴が輪染みになることが多いんですが、この『おしぼりコースター』なら、おしぼりの置き場に困らず、グラスの水滴も拭けて一挙両得。え、顔が拭けない? それ、マナー以前の問題ね(笑)」
3.串を箸置きに
ミニマムで美しいでしょ? これぞ酒飲みの美学です(笑)」
4.スイっと飲み干そう!
5.混んでる立ち飲みは「ダークダックス」で
イメージは『ダークダックス』ね。みんなでななめになれば腕が触れ合ったりすることなく、気持ちよく飲めますよね。もちろん、いまはソーシャルディスタンスをとりながら飲む、これが鉄則です」
6.お支払いは計画的に
「私が大好きな酒場はそれほど高くないので、せいぜい数千円というお会計なんですが、ここで1万円札しか持ってないのは無粋かと。飲みにいくならお金をくずして千円札や小銭を用意しておくこと。できるだけお釣りをもらわなくてよいようにしておくのも、お店の方へのさりげない心遣いかなと思います」
7.楽しくほろ酔いでハシゴしよう
倉本康子
東京生まれ。学生時代からファッションモデルとして活躍。2012年~BS-TBS「おんな酒場放浪記」にレギュラー出演し、ファッション業界でNo.1の酒豪として知られる。大のカーブファンとしても有名。