2024.06.15
連載/中村孝則の「真の“贅沢”とは」
本当は教えたくない幻のニュージーランド垂涎ワイン
さまざまなメディアでラグジュアリーライフを提案するコラムニストの中村孝則さんが、真の“贅沢”をご紹介する連載。今回のテーマは……。
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文/中村孝則
■ 知る人ぞ知るニュージーランドの幻の垂涎ワイン「ワイマラマ」とは⁉
この「シャトー・ワイマラマ」は、そのポテンシャルをもったワインだと思っています。実際、まだ知名度は高くないですが、すでにワイン専門家たちからは高い評価を得ているのです。
ホークスベイは筆者も何度か訪れていますが、海に面しており、温暖な気候で美しい地域。降水量や風土もフランスのボルドー地域に似ています。
ニュージーランドでボルドータイプというだけでもユニークですが、注目すべきはこのワインが誰でもわかりやすいリッチな味わいではなく、トラディショナル・エレガンスとでも呼びたくなる、通好みの優雅な味わいを目指しているところ。
バリエーションも『MINAGIWA』や『EMIGAO』『KIRARAKA』など、覚えやすいのもいいですね。
違いのわかる方への勝負ワインとしても間違いのないところでしょうか。願わくば、セラーに後生大事にしまい込んだりせず、ご自身のシンデレラと楽しんでほしいと思う次第です。
中村孝則
コラムニスト。世界各地を独自の視点で読み歩きさまざまなメディアでラグジュアリーライフを提案。「世界ベストレストラン50」の審査員も務め世界各地で美食探求の日々を送る。
※価格はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
ワイマラマジャパン 03-6447-2356