【春夏の最新ヘア】 大人のツーブロックは、こう攻める！

日増しに春らしくなるこの頃。汗ばむ陽気になってくると、髪をスッキリさせたくなりますよね。どうせなら、お洒落で男らしいスタイルに仕上げたい! ということで、今回ご紹介するのがトップの長さや刈り上げの範囲などで、さまざまなバリエーションが可能になるツーブロック。
 
なかでも、サイドと襟足は短めにし、トップはパーマで動きをつけて、コントラストをしっかりと出したスタイルは、清潔感と艶っぽさを同時に醸し出すことができます。春夏にぴったりな大人のモテ髪、とくとご覧あれ！

耳周りと襟足は肌が透けるほど短く刈り上げ、パーマをかけた長めのトップをかぶせるように整えた、後藤将之さんの最新スタイル。「多くて硬い髪質で、髪が伸びると頭が膨らんで見えるのが悩みでしたが、この髪型はサイドが抑えられているので、スッキリと見えます。トップが長めなので、分け目をつけずラフに下ろしたりできるのもいいですね」（後藤さん）

「サイドにかかっているトップの毛先のラインを、今回はやや低めにセットしていつもよりも柔らかな印象に仕上げました。このラインを上げ、刈り上げをもう少し見せると、より男っぽくなります。パーマが効いているので、自然な動きをつけやすいのがポイント。

今回はドライワックスで流れを強調しながらマットに仕上げましたが、ジェルやオイルでツヤを足してもキマります」（担当スタイリスト・遠藤省生さん／ザ・バーバー 銀座）

◼️ ご本人コメント
「髪が伸びるのが早いので、2週間に１回はカットしてもらいに通っています。髪や頭の形の悩みをヘアスタイルで解消してくれるという信頼感があるので、いつもお任せです。自分でセットしても、すぐキマるのも楽チンですね」

中央にクシャッと立ち上げた前髪が印象的な、高水洋貴さんの髪型。しっかりした髪質に見えますが、もともとの髪質はストレートの猫毛で、ボリュームを出しづらいのが悩みだったそうです。
 
「トップに強めのスパイラルパーマをかけ、ランダムな動きが出るようにカット。耳周りと襟足は、短めのキワから徐々に濃くなるようにハサミでグラデーションをつけて刈り上げ、トップと馴染ませています」（担当スタイリスト・市川 翔さん／ザ・バーバー 東京）

全体的に縦長のシルエットに仕上げたことで丸めな頬もスッキリ、デキる大人の顔立ちに！
 
「パーマで高さや流れを出しながら、全体的には広がりすぎないようにしています。つむじの周辺も寝てしまわないように、前後に動きをつけてセット。ワックスで毛束感を出しながらふんわりと仕上げました」（市川さん）

◼️ ご本人コメント
「毎回、どこかに変化をつけていただいています。今回は憧れのクシャッとしたパーマヘアをオーダー。分け目もセンター寄りに変えていただいて新鮮です。このスタイルはとても気に入っていますが、新しいスタイルにまたチャレンジするのも楽しそうです」

程よいカールで立ち上がった前髪が、整った額を際立たせている印象。グレイヘアとも相まって、岩崎 淳さんの顔立ちをソフトに品よく見せています。
 
「太くて硬く量も多い髪質。前側にあるつむじに向かって毛が流れるのも悩みで、とても扱いづらかったのですが、今回で自分のスタイルが決まりました!」と岩崎さん。サイドと襟足はタイトに、トップはすいてからパーマをかけ、しっかり立ち上がりがつくようにして、全体のシルエットをまとめました。
 
「生えグセは分け目にし、白髪もあえてそのまま。岩崎さんのよい部分を生かしたスタイルに仕上がったと思います」（担当スタイリスト・管 広道さん／ザ・バーバー 広尾）

「また、刈り上げが2〜3㎜と短く、範囲もやや広くしたのですが、トップとの繋ぎ目を自然に馴染ませることで、年齢に合った落ち着いた雰囲気をキープできていると思います。きれいな白髪の入り方なのですが、パサつきがちにもなってしまうので、ツヤ感を足せるグリースでスタイリングしています」（菅さん）

◼️ ご本人コメント
「以前は量と重さで髪がすぐ寝てしまうのが悩みでしたが、この髪型にしてからラクに立ち上げられるようになりました。仕事中は帽子をかぶっているのですが、脱いでもつぶれにくいのでありがたいですね」

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