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2023.03.04

【続報】マウスピースで肩こり、不眠が治るって本当ですか?

マウスピースを用いて、顎の位置を調整し、カラダの歪みを正す「MPA治療」を行っている平岡歯科を取材。腰痛や肩こりなどの身体的痛みを取り除いたり、不眠や鬱、更年期障害などの精神的な苦痛も改善するという治療を詳しく解説します。

CREDIT :

写真/トヨダリョウ 取材・文/遠藤加奈

今回お邪魔したのは「平岡歯科」

まずは徹底的に検査&分析していきます

平岡歯科 渋谷区
前回は、マウスピースを用いた「MPA治療」で改善が期待できる不調についてご紹介しました。今回は実際にマウスピースを作るうえで必要な検査等をリポートします。

来院後、まず問診票に記入したら、レントゲン撮影、咀嚼時・発話時の下顎の動き分析、姿勢分析、歯の上下模型を取ります。その後虫歯がないかなど口の中をチェック。もし虫歯や治療が必要な箇所があれば、まずその治療を終えてからマウスピースを作ります。
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下顎の動きは「シロナソアナライザー」という装置を用いて測定。頭部と歯に特殊な器具を装着し、文章を読んだり、ガムを咬んだ時の下顎の動きを測定します。これにより、下顎の動き方の癖や左側に下顎をずらして発語している事がわかるそう。

姿勢分析は「ボディコンシェルジュ」というマシンで、普段どのように立っているかを測定します。骨角のポイントにシールを貼り、立った状態で前、後ろ、右、左から写真撮影をし、姿勢を測定します。カラダの傾きを見極めるため、なるべくシルエットが分かりやすいTシャツやショートパンツに着替えて撮影するのが良いとのこと。

じっくり時間をかけて、最適な下顎の位置を見つけていきます

本来であれば、1日目の検査はここで終了。これらの検査結果が出てから再来院し、顎の位置を決めマウスピースの型を取りますが、今回は取材ということで一気に正しい下顎の位置を見極めることに。

まず様々な太さや形状のバイトスティックを咬むことで、正しい下顎の位置になるように調整していきます。もしカラダに痛みがある場合は痛みが軽減する位置や、立ちやすくなる下顎の位置を、前回の検査結果も参照しながら時間をかけて見つけていきます。

正しい位置で咬むことができると、先生に押されてもバランスを崩すことなく、倒れずに立ち続けることができます。堀川の場合は、カラダの右側から押されると簡単にバランスを崩していたのが、正しい位置で咬むと全くブレず立ち続けることができるように。

このように位置を決めたら、マウスピースを作るための型を取ります。マウスピースが完成するまでに2週間ほどかかるそう。
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咬み合わせが身体のバランスに及ぼす影響は想像以上に大きい

「自分自身、噛み合わせがずれている感覚はなく、矯正された場所は少しずれているように感じるが、おそらくそのずれが噛み合わせのずれなのだと。マウスピースは寝る時はは必須。入れている間は意識をしている事も影響してか、肩や首に力が入らず、力みが幾分ない状態になれたと思います」(堀川)
長引く肩こりや腰痛、不眠など、年齢を重ねると怪我をしたわけでもないのに原因不明の痛みや不調に悩まされることもしばしば。もしかしたらその痛み、咬み合わせを変えることで改善するかもしれません。

カラダのバランスだけではなく、メンタルにも影響を及ぼすとされる咬み合わせ、一度見直してみてはいかがでしょうか?
岡歯科 渋谷区

■ 平岡歯科

住所/東京都渋谷区富ヶ谷1-52-1 KNビル3F
TEL/03-5454-0717
HP/http://www.hdc.cc/
営業/10:00-13:00 15:00-18:00 水木祝休 要予約
料金/姿勢分析、下顎運動検査5万5000円、マウスピース77万円(1年間の調整料含む)

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