2024.05.22

“サングラス外してガッカリ”回避の【アイクリーム】4選

メンズ美容の研究家・藤村 岳さん(51歳)が、同世代に向けて、オススメを紹介する連載です。年齢や日々の疲れが表れる目もとですが、もしかしてオヤジさん、サングラスを外してガッカリされてません?

CREDIT :

文/藤村 岳 イラスト/ミツミマリ 編集/菊地奈緒(Web LEON)

“老け見え”の要・目周りのケアに、オヤジこそ毎日アイクリーム!

久しぶりに友人・知人に会って「何か元気がない?」と思ったら、まず目を見てください。そこに年齢や日々の疲れが表れます。基本的にノーメイクのオヤジ世代の男性ですから、多くの女性のようにアイメイクを施すこともなく、日頃の行いが如実に目もとに出てくるというわけ。

たるみにクマ、シワにシミ……。どれかひとつでも目周りにあると、途端に“老けた印象”に。それだけでなく、どことなく清潔感もなくなってしまうというもの。サングラス外してガッカリなんてことにならぬよう、オヤジさんだからこそ、毎日アイクリームでスペシャルなケアする必要があるのです。
“サングラス外してガッカリ”回避の【アイクリーム】4選
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「アイクリームなんて使ったことないよ」というオヤジさんも大丈夫。薬指に適量(アイテムによって異なりますが、米2粒くらい)を取り、左右の薬指を合わせて体温で温めるようにくるくるっと。それから目の下を目頭から目尻にかけて軽~くタッピング。熟れた桃を触るかのごとく、優しく、羽のように軽やかにポンポンと。アイテムにもよりますが、まぶたにも使ってOKなら、気になる目周りにもなじませて。

浸透させようと“こする”のは厳禁。往復させず、目頭→目尻の一方向で。なぜ薬指を使うのかといいますと、最も力が入りにくいから。顔のその他の皮膚の厚みと比べると目の下は1/3程度しかなく、0.5~0.6mmとも。それほど薄くデリケートなので、強くこすると簡単に毛細血管が破れて青黒くなり、さらにそれが色素沈着を起こして黒ずみが定着するという……。ケアするつもりでこするとかえって悪い結果を招くので、必ず優しく扱いましょう。

● 藤村 岳(ふじむら・がく)

男性美容研究家・エッセイスト。1973年生まれ。雑誌・書籍の編集者として、生活情報に携わる中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。テレビやラジオ番組のほか、講演・イベントにも出演。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』『男の身だしなみ100の基本』。
HP/男性美容研究所
Instagram/@gakugaku8

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ゴールドに輝くキャビアビーズが超絶リッチ! 目の下のたるみを狙い撃ち

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そんなアイクリームのオススメ第1弾。目の下のたるみが気になるという御仁には断然、こちらの「ラ・プレリー SC アイコンセントレート」です。スイスのクリニックが発祥のラグジュアリーブランドはもうおなじみかと。

このボトルの形状からも判明するように、新たにキャビアインフィニット(キャビアエキス、キャビア油、マンノースリン酸Na)とキャビアマイクロN(キャビアエキス)を配合したものが登場。1プッシュで2つの質感の美容液が出てきまして、それを混ぜ合わせることで常にフレッシュな状態で塗布することができるというわけ。

使うとわかりますが、とにかく、シルキー! 「こんなになめらかなアイクリーム、ほかに知らない♡」というほど、美容マニアな彼女も驚くはず。しかも、スルリとなじむのに、グイグイっと目もとが引き締まった印象に。もちろん乾燥ゆえの小ジワやハリ不足なんかにも◎。最近、重力に勝てないとあきらめていたオヤジさんにはぜひ、試していただきたい逸品なのです。
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津田攝子医師発「まぶたの知覚過敏が始まった50歳を過ぎたオヤジさんへ」

次にご紹介しますのは、現役の皮膚科医で日々、診療を続ける傍ら大ヒットコスメを生み出している津田攝子先生のブランド。敏感肌でも使えるのにしっかりと実感のあるコスメの中でも注目株が、大気汚染や温暖化などで、肌の不調を訴える患者さんを目の当たりにして開発したこちらです。
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治療型スキンケアとでもいいましょうか、とにかく目もとに赤みやかゆみがある人に最適なんです。津田先生曰く「50歳を境にまぶたの知覚過敏が始まる」のだとか。まさにオヤジさんのことでは?

ヒアルロン酸やシロキクラゲ多糖体、ブルラン、アセチルヒドロキシプロリンなどを配合し、創傷治癒のメカニズムを利用。防御層と浸透層の2層構造にしたのも科学的アプローチのなせる業。サイエンスの粋を集めたアイクリームで乾燥対策をいたしましょう。

デートやプレゼン前夜の必須儀式に。週1ケアの飛び道具的アイクリームです

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ローマのハドリアヌス帝がガリラヤ湖の近くにミネラルが豊富な温泉を見つけ、そこをGratiae(=優雅)と名付けたことをブランド名にしたグラティエ。125℃で湧出する温泉水には肌を若々しく保つ成分が豊富が含まれているのだそう。そんな科学と自然の融合を目指すこちらは、かの温泉水に加えて、植物エキスやオイルなどを用いた独自のフォーミュラが欧米で高い人気を誇っております。

ぜひ試していただきたいのはこちらで、淡いピンクの可愛らしい見た目とは裏腹に塗布した瞬間から感じとれるハリ感がすごいんです。私、何度も使っていてその感触は知っていながらも、そのピーン!っとくるところに毎回、驚くんですよね。死海のミネラルの中でもナトリウムが目もとの肌の水分保持を担ってくれているのかな、と。これ、週1回のスペシャルケアで使用するものですが、プレゼンやデートの前日夜の飛び道具としてもオススメです。

植物エキスの魔術師より「目もとの老化サインにオーガニックの優しさを届けます」

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ブランド主宰のCHICO SHIGETAさんは、美容好きな女性で知らない人はいないというほどの御方。今では当たり前となった「ホリスティックビューティ(※)」をいち早く採り入れ、コンサルタントとして活動されています。
※外見の美しさは健やかな心身の状態に支えられているとして、美容を包括的に考えること。
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特にオイル使いの名手で、さまざまなヒット作があるんです。そんな彼女の送り出した新製品は、こちらのアイセラム。美容外科に直接インスパイアされたという極薄の金属製アプリケーターで、目もとの細かい箇所に塗布可能です。塗りやすさ抜群なので、アイケア初心者ながらも潤いが欲しいオヤジさんにぴったり。

気になるその中身は? というと、天然保湿因子のNMFや米フィトセラミド、酵母エキスなどを閉じ込めた「ニオソーム型保湿複合体」が潤いを届けるため、皮膚の各層に持続的に運ばれるという画期的な構造をしています。もちろんクマやたるみなどにアプローチするべく、ジャスミンとサンザシの花エキスやイエローリンドウの根エキスなどツウ好みな成分を巧みに配合。香りも上質で、まさに植物エキスの魔術師ですな。

とびきりデリケートなうえ、老け印象を左右する目もとは、専用ケアが必然です

なんと人はまばたきを1分間に約20回、1日で2万回前後しているそう。そんなに酷使されているうえ目もとには、乾燥や紫外線などの環境の悪化でさらに負担がかかっているんです。しかも人体の中でもとびきり皮膚が薄くてデリケートとなると、専用のコスメできちんとケアしなくてはなりません。
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疲れや“老け見え”を一掃するためにも、毎日のスキンケアルーティンにアイクリームを取り入れる理由、おわかりですよね。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

グラティエ https://www.gratiae.co.jp
SHIGETA PARIS https://shigetaparis.jp
ドクター津田コスメラボ https://www.tsuda-cosme.com
ラ・プレリー https://www.laprairie.com

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