オンオフ使える、大人が便利なバッグの条件

ビジネスにおけるコンビバッグといえば、ナイロン×レザーが定番であることはご存知のことかと。そんな中、英国カントリー人気や無骨なアメカジ人気、アウトドア人気などが重なり、キャンバス×レザーのコンビバッグもイイんじゃない？ 論が急浮上しているんです。

キャンバス×レザーといえば、タフさをアピールするバッグの代名詞的組み合わせ。レトロなハンティングバッグやフィッシングバッグなどでおなじみですよね。英国カントリーやアメカジといったカジュアルにおいては鉄板ですが、ココにきて自由度の高まったビジネススタイルにおいてもOKじゃない？ って流れが出てキテるんです。

まぁ、正直に言えばナイロン×レザーと比べて確実に重たいのですが、耐久性においては格段に上。もちろん、経年変化も楽しめます。軽さが出てくる分、ともすれば薄っぺらい印象にもなりがちな春コーデにおいては、その味のある雰囲気が抜群の味付けを施してくれますよ。

素材感や色が軽くなる春のジャケパンコーデ。キャンバス×レザーのコンビバッグが、適度に重さを与えてくれます。加えて、こんなチェックジャケットにジレを合わせたイマドキなクラシック解釈と、レトロ感のあるキャンバス×レザーは抜群の相性に。使い込むほどによりその魅力を増すのも、見逃せないポイントです。

タフなコットンキャンバスに、分厚いレザーパーツ。エンボスロゴをあしらったレザーパッチしかり、見るからに無骨です。トップに配したレザーベルトも見どころ。ベージュ×ブラウンというコンビカラーも相まって、10年、20年と使い込んだ末の経年変化が楽しみになる、世代受け継ぎ系トートです。

昨今ロゴをドンっとデザインするブランドが多いですが、コチラのロゴは実にエレガント。いわゆる巾着型のバックパックで、本体にはコットン×リネン製のキャンバスを採用。目がキレイに詰まったキャンバスとともに、上質なスムースカーフ、そしてエンボスによるモノグラムロゴが、レトロにしてラグジュアリー感を主張します。

ショルダーストラップとトートストラップが、ダブルでデザインされたバックパック。ハリがあり自立するウォータープルーフキャンバスに対して、ボトムにはスエードを採用。質感的にはタフですが、アズーロ エ マローネなカラーリングが春らしい軽やかな雰囲気を楽しませてくれます。

英国の伝統的なフィッシング&ハンティングバッグ作りの名手とあって、その作りはまさに質実剛健です。頑丈にして撥水性にも優れたボンデッドコットンキャンバスは、ココンチの十八番。そこに分厚いサドルレザーや真鍮パーツを組み合わせたこのトートは、100年先も使えるといっても過言ではありません。

もっと暖かくなってきたら、こんなナイロンとレザーのコンビが狙い目に。ナイロンならではの軽さは、例えば自転車通勤などにおいてはやっぱり頼りになります。コチラは、ナイロンとグレインカーフのコンビ使いを披露する新ライン「マン アーバン」のリュック。光沢ナイロンは軽快にして上質感アリです。