2025.02.26
「美人はスーパーカーである」100回記念特集
世の男性たちの「変態図鑑」をコンプリートするSM女王様ほか特に印象的だった女性5人とは?
人気連載「美人はスーパーカーである」の100回越えを記念して、これまで登場してくれた中から、特に印象的だった女性を、編集部の視点でセレクトしてみました。
- CREDIT :
文/木村千鶴 編集/森本 泉、岸澤美希(ともにWeb LEON)
大人の女性は恋も仕事も大変なんです! スーパーカー出演5人の事情
【第14回】 ●●涼子似の美人SM女王「男性は縛られて初めて“あ、俺やっぱりMかも”と気付くんです」
世の男性たちの「変態図鑑」をコンプリートするSM女王様

実はこの回、涼子さんに取材を申し込むために著者自らお店に赴き、SMの指導を賜ったのです。(少々勇気が要りました)。怖くはない、だけど興奮はある。SM体験オススメです。

「大きく分けると、コレクター気質のものとそうでないもの、物に固執するのか、行為に固執するのかに分かれますね」(涼子さん、以下同)
── あ~そうなんだ。面白い~。
「コレクターでもまた細分化されていくんですけど、ハイヒールが好きだったり、ストッキングが好きだったり、色々ありますよね? それは物に固執するタイプ」
── それはなんとなくわかりますねえ。じゃあ行為の方は、
「これも理解に苦しむようなことに性的興奮を覚える人もいるんですよ。例えば一般的に言うと、顔を踏まれるとか、土下座をさせられるとか、顔に唾をかけられたいとか……」
── あぁ、それは一般的なんですね(笑)。
【第36回】 ●●エライザ似美人の波乱万丈半生「家族のために高校出てすぐに結婚して……」
人生山あり谷あり。波瀾万丈な半生を生き抜く小悪魔ガール

その後は自身の美貌や強かさを活かし、今では4人の愛人がいます。彼女の言葉で印象に残っているのは、、4人の愛人に対しても愛があるということです。客観的にみたら歪な愛情なのかもしれませんが、どんな関係でも相手に敬意と愛を持つ、ある意味誠実な生き方とも言えるなと思いました。

「浮気とも違うんですが、その辺が自分でもよくわからなくて。ちゃんとした社会生活を送って結婚も見据えた交際をしている自分と、その裏で、お金を作るための関係性をもつおじさんたちがいる、別人格の自分がいます」(エライザさん、以下同)
── あ〜、じゃあ自分がふたりいると思って良いくらいの感じですか。
「そう、名前も違うし。彼は本名で、あちらは私がつけたニックネームで呼ぶ」
── それって今も続いている状態ですか。
「今は彼氏はいませんが、真摯に向き合っている人がいます。それとは別に、パトロンのようなおじさんたちが4人いる」
── は〜なるほど、それは純粋にお金のため? それともおじさんたちとも楽しいんですか。
「両方ですね。みんなに愛情があります」
── ほう、愛情もあるんですね。中年男性と若い女の子が愛情もあってつきあっているって、読者的にもすごく気になると思うんですが……。
「あ〜、最初はお金でした。全員が夜の仕事をしている時に知り合っている人なので。まず金払いがよく、身なりがきちんとしている人に『私、そろそろお店辞めるから、会う関係にしない?』って話を持ちかけて」
【第18回】 ●●ゆり子似の美人探偵登場!「女性も男性と同じくらい浮気してますよ(笑)」
「探偵みたいな妻」から、調査の刺激が忘れられず本物の探偵に

男性は主に金銭が絡んだトラブルで、女性は夫の浮気調査でと、探偵に依頼する内容が男女でずれていたのが印象的だったのですが、よく考えるとどちらも相手から金銭を取ることが目的の依頼がやっぱり多いんだなと思いました。中には「初恋の人を探してほしい」なんてロマンティックな依頼もあるようなんですけどね。

── でも実感として、女性も浮気していますよね?
「そうですね。男女半々じゃないですか?(笑) 女性は昔の男と浮気するケースが多いかもしれない。あとは身近なところ。旦那の友達とか」(ゆり子さん、以下同)
── だけど旦那さん側からの依頼は少ない、と。
「男性って鈍感というか、まぁ奥さんが髪の毛切ったってわからないんだから無理ですよ(笑)」
── あ~、いまLEON読者の男性、これ読みながらみんな落ち込んでますよ(笑)。
「ネイルが変わってもわからない男性に、奥さんが恋をしてるかなんてわかるわけがない(笑)。逆に、その変化に気づく男性は浮気していると思いますよ」
── そうか、恋愛力がある人たちなんですね、奥さんの変化に気づくような人というのは。
「そうです。マメってことです。そして妻が本当に浮気していたとしても、男性は大抵許しますね」
── 男性は事実を知りたくないんでしょうね~。浮気しそうな女性の特徴とか、ポイントってありますか?
「ん~、スリルを求めている人、そして常に女でいたい人かな。結婚して子どもが出来たりすると母になってしまう人が多いなか、常に女性でいたいという人はそういう傾向がありますね」
【第25回】 ●●久美子似の美人セクシャルカウンセラーが教える中国3000年の「房中術」ってなに?
大人の夜の保健の先生、「房中術」を操るセクシャルカウンセラー

性の悩みって、相談するところが少ないですよね。深刻な悩みや病気につながる何かじゃないと、病院には行きづらいし……。久美子さんのように、正しくカジュアルに教えてくれる場があるということをたくさんの人に知っていただきたいです!

── ところで男性に対しては実際どんなことを教えてくれるんですか。
「ん~、例えば、セックスって挿入がすべてではないんですよ、とか」(久美子さん、以下同)
── え~、そうなんですか!?
「そう。だから“今日は絶対に挿入しませんよ、という認識でお互いにセックスして”というアドバイスをよくします。勃たなきゃならないプレッシャーから解放されるから。すると『挿入しない予定だったんですが、ちょっと上手いこといったんでしちゃいました(笑)』ってこともあります」
── ワハハ!
「やっちゃいけないって言われると、逆に上手くいくことが多いんです。あとは、男性メインの治療ですと、70代後半の男性に性機能を維持させるための治療をして、データも取らせてもらっています。それは仕事として面白いですね」
── 凄い。機能は本当に大丈夫なんですか?
「大丈夫です。彼の場合セックスが生きる原動力ですね。単純に女の子とセックスしたいというより、房中術の精神論を極める、みたいになってきていて。その人はセックスをうまくするために毎朝1時間の自主運動をしています」
【第34回】 Mっ気強め大和撫子の恋は「恥じらいこそセクシー」
性の目覚めは羅生門。“される”のが好きなぶっ飛び大和撫子

好みの男性も野生的なタイプと、Mっ気の強さもそのままに、大和撫子らしいエロさを披露してくれた彩芽さんでした。この恋愛観を、男女平等の世の中に逆行した古い考えと捉えるか、自分の好みの問題だから、これも多様性だと捉えるか。私は後者でありたいと思いました。

「私、自分でしたらエロくないというか……、イヤなんですよ。されたいんです。」(彩芽さん、以下同)
── あ、人にされるからこそエロいんですか。
「はい、されるのが好き。歯医者さんで寝かされて処置されるとか、美容院でシャンプーされるとか、そういうのも凄く好き」
── え? えっと、これちょっと面白い方向にきたというか(笑)、なんか凄い話ですね。されるのが好き。
「そうなんです。あまりそういった機会はないですけど、例えばホテルに誘われたとして、その人のことを良いなと思っていても、まずは断ります。そのうえで『部屋は取ってある、もうキャンセルはできないよ』みたいにちょっと強引に誘われたい(笑)」
── 強く言われて落ちる感じが好きなんですか。
「はい、自分が合意した感じとかが嫌なんです」
── えええ〜〜! そうなんですか。なんでなんですか?
「女性の、性に対する本質ってそこなんじゃないんですか? 少なくとも私はそう。恥じらいがあるというか、ちょっとやられてる感があるのがセクシーだと思うんです」