W主演、青山めぐ＆雪平莉左。妄想「いい女」絵巻 -2-

どんな時代になってもオトコは妄想してしまうのです。「いい女」のことを。
今回の特集では、事前にアンケートを実施。
そこで読者から上がった、さまざまな「いい女」を、人気タレント青山めぐさんと、雪平莉左さんが演じます。
前回は「美しい女性（ひと）」をテーマにお届けしましたが、今回のテーマはずばり「ゾクゾク」させる女性（ひと）です。

もはや、説明不要かと思いますが、
アンケートでもまっすぐ見据える女性に弱いという声多数。
こんな風に強い瞳で見つめられたら
それはゾクゾクもMAXというものでしょう。
でも、その前後にふっと視線を外す仕草もいい女は心得ているんですよね。

お酒が強いとか、居酒屋が様になるとか
気っ風のいい女性への憧憬の声も多数。
とくに最近は強い女性に憧れる若いオトコも多いわけで。
呑みっぷりのいい女性像は
そんな時勢をどこか象徴しているのでしょうね。

読書している姿にゾクゾクする。
これ決して特殊なフェチではなく、なかなかの多数派意見なんですね。
なぜなのかは、わかりませんが
何かに没頭している姿というのは
どこかオトコ心をくすぐるものがあるのかもしれません。

指先に萌える。
そんな意見は実は女性から男性に対してもよく言われます。
美しい指というのは男女問わず、異性を惹きつけるんですね。
ただ、柔らかな、という形容は女性に限るようで。
これはきっと、柔らかな仕草を象徴するのが
指先ということなのではないでしょうか。

── おふたりはこれまでに憧れの女性、自分の中での理想の女性っていましたか？

青山　私は具体的に誰っていう方はいないんですけど。昔から海外のアーティストさんとかモデルさんとかが好きで、インスタもいまだに見ています。みんな自立していると言うか、ひとりでシャキッと力強く生きている感じが伝わるじゃないですか。メイクにしても立ち居振る舞いにしても服装にしてもカッコいいなと思って。メイクとかそういうのは真似したりするし。

雪平　私はずっと取材とかで聞かれて答えているのは井川遥さんです。最初グラビアをやられていて、それを経てモデルとか女優さんの仕事を増やして、今も活躍されている方なので、すごい理想的な歳の重ね方だなと思って。憧れますね。

── 事務所にも素敵な先輩がたくさんいらっしゃいますよね？

青山　そうですね。いろんな方を見ていて学ぶことはあります。例えば菜々緒さんとかも、現場でたまにご一緒させていただく時があるんですが、映画とかは、結構、待機の時間が長かったりするんです。でも菜々緒さんは長い間待っている時の所作も、常に人から見られてることを意識しているように私には思えて。私なんか、すぐダラ～ンとしちゃうんですけど、菜々緒さんはそういうのもしないで、常に気を抜かないONの状態で。それはすごい、プロ意識だなと思うし、カッコいいですよね。私も意識はするようにしていますけど、疲れている時とか、なかなか難しいです(笑)。

雪平　やっぱり第一線で活躍されている方は、容姿がいいというのはもちろんあると思うんですけど、皆さんストイックな方が多いんじゃないでしょうか。自分の今の立ち位置に満足しないで日々努力して上を目指しているみたいな姿勢が感じられる方が多い気はします。この業界を見るときれいで可愛い方や若い方がいっぱいいるので、私も自分の現状に満足せず、常に、上には上がいるという気持ちでやらなきゃとは思っています。

── 今は仕事よりもプライベートを充実させて楽しく暮らしたいという若い人も多いと聞きますが？

雪平　私のまわりも割とそちら寄りの人が多いんですけど、私は仕事が半分趣味みたいな感覚でやっているので(笑)。だから今は、プライベートも遊びに行くよりは次の仕事のために美容クリニックに行ったり、ジムに行って体を作ったりとか、仕事に繋がることをするのが楽しいですね。

青山　私は歳とともに理想の生き方も変わってくるような気がします。自分も20代と30代では変わってきたし。今は平子理沙さんとか素敵だなと思います。50代になられても、めっちゃ人生を楽しんでいるイメージがあるじゃないですか。自分の好きなお化粧して、可愛い服着て、ミニスカートはいて。憧れますね。私も、30代だから、40代だから髪を染めるのをやめるとか、そういうのは絶対したくないし、もったいないなと。いくつになっても、死ぬまで好きな恰好をすればいいじゃんと思います。その方がきらめいてカッコよくないですか。