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2023.10.13

速水もこみちが着る、“オタクなオトコ”のスタイル PART1

時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンス、そしてファッションの楽しみがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第7回目のゲストは、俳優業に留まらず、抜群のセンスと腕前で料理の世界でも活躍する速水もこみちさんです。

CREDIT :

主演/速水もこみち 写真/宮原夢画 スタイリスト/吉野 誠 ヘアメイク/髙橋幸一 文/大塚綾子 編集/伊藤勇司(LEON.JP)

速水もこみち 大人なモードの選び方 LEON.JP
時代をリードし続けるメゾンブランドの極上ウエアを大人がどう纏い、どう楽しむべきかをレクチャーする連載、名付けて「大人なモードの遊び方」。毎回お迎えする豪華ゲストの着こなし&ミニインタビューを濃厚にお届けします!

大人なモードの遊び方 第7回 主演 速水もこみち

“オタク”なオトコ PART 1「ムートンブルゾン」

かつてはモテないオトコの代名詞だった“オタク”。しかし、推し活ブームが全盛のいま、若い世代ほど“オタク”にポジティブなイメージを抱いているのだとか。

そもそも自分の“好き”をとことん突き詰めるスタンスが、カッコいいのは言わずもがな。その並々ならぬこだわりは、人としての深みにもつながり、引き出しが多いから話題も実に豊富。なによりいくつになっても夢中になれるものがある人生のなんと豊かで楽しいことか。当然そんなオヤジがモテないはずありませんよね。

実は俳優・速水もこみちさんも、料理にスニーカー、フィギュアなど、「偏ったジャンルを深掘りしたくなる性分」だとか。そんな“オタク”なオトコ速水さんを主演に迎え、三部作でお届けする「大人なモードの遊び方」。パート1の今回は、飽くなき探究心を持つ素材“オタク”なメゾン、エルメスのムートンブルゾンを着こします。
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ブルゾン270万6000円、シャツ17万1600円、ニット27万9400円、パンツ19万8000円、靴25万8500円/すべてエルメス(エルメスジャポン)
▲ ブルゾン270万6000円、シャツ17万1600円、ニット27万9400円、パンツ19万8000円、靴25万8500円/すべてエルメス(エルメスジャポン)

◆ HERMES

素材への飽くなき探究が生む、至極のムートン

トップメゾンのもの作りを支えるのもまた、様々なジャンルに精通したスペシャリスト、つまりは“オタク”たち。とりわけ素材の探究をメゾンの柱のひとつとして掲げるエルメスの徹底したこだわりは、群を抜いています。

数ある素材の中でも、馬具作りにルーツのあるエルメスが最も大切にしているのは、もちろんレザー。上質なレザーで仕立てたモードなブルゾンは、圧倒的なオーラを放ちながらも遊び心がチラリと覗きます。
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速水もこみち LEON.JP
「相反する要素の組み合わせ」をテーマのひとつに据えた今季のエルメスは、素材やテイストを大胆にミックス。シープスキンのムートンブルゾンは、ふわもこのシアリングとしなやかなスムースレザーのコントラストがモダンな印象。

さらに、トグルやヨークの切り替えなど、ダッフルコートのディテールが加わることで、タフでありながらもチャーミングな表情を覗かせます。とはいえ、なによりお伝えしたいのは、高密度でツヤのある上質なムートンのなんともリッチでやさしい肌ざわり。寒さも厳しくなるこれからの季節、きっと彼女も腕を絡め、ハグしたくなるはずですよ。
速水もこみち LEON.JP
重厚なバッファローホーンのトグルの先端には、アイコンの「クルー・ド・セル」のシルバーメダルがキラリ。あくまでもさり気なく、その出自をアピールしてくれます。チンストラップを留めて着ると、保温性も高まりストイックな表情に。
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速水もこみち LEON.JP
ブルゾンに合わせて、足元にもボリュームが欲しいところ。そこで、細身のジャージパンツとも相性がいいアンクルブーツを。編み上げ部分をカバーで覆ったコチラは、ボリューム感はそのままにすっきりと見える逸品。ソールに隠れたHカデナのロゴもお見逃しなく。
速水もこみち LEON.JP
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■ Interview

カッコいいだけでなく遊び心も忘れない。そんなLEONが好きです。

昨年、デビュー20周年を迎えた速水もこみちさん。近年は俳優業にとどまらず、その料理の腕前でも注目を集めています。そんな速水さんといえば、芸能界でも屈指と言われる抜群のスタイルの持ち主。モデル顔負けのスタイルで、最新モードを堂々と着こなす姿に、惚れ惚れするスタッフ一同でしたが、実はLEONと相思相愛だったのです。

── 本日の撮影はいかがでしたか?

速水もこみちさん(以下、速水) どれもかっこよくて、好みにドンピシャでしたね。実は、昔からLEONの愛読者で、着こなしを参考にしたり、気になった商品を購入したりしています。かっこいい中にも遊び心を忘れない、LEONのスタイルに惹かれます。

── まさにLEONが目指している男性像なのでとても嬉しいです! 普段はどんなファッションを楽しんでいますか?

速水 カジュアルなスタイルだけでなく、普段からスーツもよく着ます。僕の場合、あらかじめその週の予定に合わせて、1週間分のコーディネートを決めて、ラックに全身のコーディネートをずらっ並べちゃうんです。

── それはすごい! スタイリストでもやっていませんよ。

速水 先輩の俳優さんにも『ちょっとおかしいよ』って笑われました(笑)。でも、あらかじめ決めておくと『今日は雨が降っているから、明日のボトムと入れ替えよう』とか、予定外の出来事にもフレキシブルに対応できて、すごく楽なんです。

料理をする時に、いつも出来上がりから逆算してやるべきことの段取りを考えるので、普段からその思考回路になっているのかもしれませんね。『これとあれを組み合わせたら、面白いんじゃないか』とか、『このパンツを引き立たせるには、この靴かな』とか、レシピを考えるみたいに、あれこれ試してみるのが好きなんです。スニーカーが大好きなので、足元からコーディネートを決めることも多いですね。
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── Instagramでも拝見しましたが、スニーカーのコレクションは相当なものだと。何足くらいお持ちなんですか?

速水 本当にすごいので、数はちょっと言えませんね(笑)。子供の頃から集めていて、気に入ったスニーカーは履く用と観賞用で2足買うこともあるので、大変な量になっています。最近、昔買って今はサイズの合わないスニーカーを整理したら、結構な数になったので、友達や欲しい人に譲っているところです。

── それは、もうオタクの域ですね。

速水 実はスニーカーの他にもフィギュアも大好きで、ざっと3000体以上はありますね。コレクションするのが好きなんです。最近は集めるだけでは物足りなくて、スプレーでスニーカーをペイントしたり、カスタマイズしてみたり。今日履いてきたナイキのスニーカーも、サイドに切れ込みを入れて、バンダナでカスタムしてみたんですよ。自分で手を動かして何かを作ったり、絵を描いたりしている時間が幸せ。変わり者なんですよ(笑)。
※掲載商品はすべて税込み価格です

● 速水もこみち

1984年東京都生まれ。2002年に俳優デビュー。その後も数多くの映画やドラマに出演するかたわら、幼い頃から親しんできた料理の腕を活かした、朝の情報番組内の料理コーナーが大人気に。メニュー監修、レシピ本の出版など、活躍の場を広げる。公式YouTubeチャンネルでは世界各国のレシピを紹介中。

■ お問い合わせ

エルメスジャポン 03-3569-3300

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