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2023.10.27

速水もこみちが着る、“オタクなオトコ”のスタイル PART2

時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンス、そしてファッションの楽しみがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第7回目のゲストは、俳優業に留まらず、抜群のセンスと腕前で料理の世界でも活躍する速水もこみちさんです。

CREDIT :

主演/速水もこみち 写真/宮原夢画 スタイリスト/吉野 誠 ヘアメイク/髙橋幸一 文/大塚綾子 編集/伊藤勇司(LEON.JP)

速水もこみち 大人なモードの選び方 LEON.JP
時代をリードし続けるメゾンブランドの極上ウエアを大人がどう纏い、どう楽しむべきかをレクチャーする連載、名付けて「大人なモードの遊び方」。毎回お迎えする豪華ゲストの着こなし&ミニインタビューを濃厚にお届けします!

大人なモードの遊び方 第7回 主演 速水もこみち

“オタク”なオトコ PART 2「オーバーサイズコート」

何かを一途に追いかける“オタク”なオトコ。そのストイックな姿勢は文句なしに魅力的だし、好奇心で輝く少年のような瞳はチャーミング。そんなギャップも含め、女性たちが惹かれるのは必然ですよね。

そして、大人の色気を演出する上で欠かせない知性もまた“オタク”なオトコが持つ武器のひとつ。とはいえ、むやみに蘊蓄をひけらかすなんてもっての外。あえて多くは語らず、さり気なく滲ませる。この塩梅が肝要であり、これは今季ファッションの世界で大きな潮流となっている「クワイエット・ラグジュアリー」にも通じます。

そこで、“オタク”なオトコのPART2では、「クワイエット・ラグジュアリー」という言葉が誕生する以前から、これを体言してきたメゾン、ボッテガ・ヴェネタをフィーチャー。“オタク”なオトコ、俳優・速水もこみちさんが「オーバーサイズコート」を颯爽と着こなします。
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コート47万5200円、ベスト33万4400円、ニット15万8400円、デニム8万9100円、靴19万2500円/すべてボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
▲ コート47万5200円、ベスト33万4400円、ニット15万8400円、デニム11万円、靴19万2500円/すべてボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

◆ BOTTEGA VENETA

大人の包容力を宿す、控えめなエレガンス

50年以上も前から、メゾンのフィロソフィーとして受け継がれているのが、「When your own initials are enough.(=自分のイニシャルだけで十分)」という言葉。

今季トレンドの「クワイエット・ラグジュアリー」という言葉が誕生する約半世紀も前から、ラグジュアリーの本質を問い続けてきたメゾンなのです。そんなボッテガ・ヴェネタが手がけているからこそ、コチラのコートも派手な装飾やロゴはなくても、ひと目で気品が伝わります。
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速水もこみち LEON.JP
クラシカルなシェブロン柄のフエルトウールコートは、フロントボタンやジップがなく、ざっくり羽織れるオーバーシルエット。とはいえ、もちろんただゆるいだけにあらず。

計算されたパターンと後ろ身ごろに配したベルトがシルエットをすっきりと見せてくれるので、ご覧の通り後ろ姿も隙なし。さり気なく合わせた同素材のジレが、着こなしに奥行きをプラスします。「オーバーサイズのコートはまさに今の気分。ジレと合わせるところが面白いですよね」と速水さん。
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バッグ25万3000円/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
▲ バッグ25万3000円/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
ロゴを誇示しないボッテガ・ヴェネタのアイコンといえば、ご存知イントレチャート。卓越したクラフツマンシップを象徴するこの技法を、超軽量のペーパーナイロンで表現したのが「パデッド テック カセット」です。機動力の高いクロスボディバッグは、女性からも大人気。彼女とシェア使いするのもオススメです。
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■ Interview

料理は人と繋がるコミュニケーションツール。

俳優業にとどまらず、近年は食の分野でも引っ張りだこ。自身のYouTubeチャンネルでもアイディア満載の絶品料理レシピを紹介している速水もこみちさん。

興味のあることをとことん深掘りしたくなるという“オタク”気質な速水さんが、目下ハマっているのは、やっぱり料理。夢中になれる料理の魅力をうかがいました。

── YouTubeチャンネルでは、レシピの考案から企画、演出まで、ご自身で関わっていらっしゃるんですね。

速水もこみちさん(以下、速水) そうですね。好きなことをいろいろやらせてもらっていますが、メインは料理ですね。YouTubeというフォーマットでは、とにかく簡単なレシピが求められているので、手軽にパッと作れる料理のレシピをたくさん紹介しています。

ただ手軽な料理もいいけれど、効率ばかりを優先すると料理に広がりがなくなっちゃうんですよね。レシピの紹介だけではなく、もっと食材の面白さや生産者の思いなど、料理の背景も見せていけたらいいなと考えています。

── 速水さんにとって、料理の魅力とは?

速水 今の時代、日本にいながらいろいろな食材や料理が食べられるし、調理方法も進化していますよね。でも、地方や海外を訪ねると、まだまだ自分の知らない料理や食材、料理人にたくさん出会える。常に新しい発見があるので、まったく飽きないんです。仕事以外でも、食材の生産者の方たちを訪ねてお話を聞くのも本当に楽しくて。ただ作って食べるだけではなく、そこから世界がどんどん広がっていくのが魅力です。

僕は元々すごく口下手で、話すことがあまり得意ではなかったんです。でも、料理があると自然と会話も広がるし、いろんな人たちと繋がれる。僕にとって料理はコミュニケーションツールとしての役割も大きいですね。

実際に街で声をかけていただく機会も多くなり、『美味しかったよ!』と反応を聞けるのはうれしい。ドラマや映画とはまた違って、料理は自分がこれまで食べてきたものや見てきたものがそのまま反映された、リアルな自分の作品なんです。
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── おもしろい考えですね!

速水 それに、食べ物を口に入れる行為って、実は結構人に見られると恥ずかしいじゃないですか。だからこそ一緒に食事をすると、距離が縮まってぐっと仲良くなれるとも思っていて。

── なるほど。気になる女性がいたらとりあえずご飯に誘うけど、そんな効果があるなんて考えたことはありませんでした。まさにモテる人の発想ですね。

速水 初めてご飯を食べにいく時は、かなり覚悟がいるんですよね。でも、食事を共にして自分をさらけ出すと、自然とお互いに心を許し合える。そんなところも料理の面白さですね。
※掲載商品はすべて税込み価格です

● 速水もこみち

1984年東京都生まれ。2002年に俳優デビュー。その後も数多くの映画やドラマに出演するかたわら、幼い頃から親しんできた料理の腕を活かした、朝の情報番組内の料理コーナーが大人気に。メニュー監修、レシピ本の出版など、活躍の場を広げる。公式YouTubeチャンネルでは世界各国のレシピを紹介中。

■ お問い合わせ

ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966

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