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2024.10.17

俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗(前編) ふたりの深い関係とは?

俳優と落語家。その組み合わせに、驚く人は多いでしょう。俳優・玉木 宏さんの隣に並ぶWeb LEONではモデルとしても活躍する落語家・瀧川鯉斗さん。メディア初共演となる今回、ふたりの深い関係性について知ることができました。

CREDIT :

出演/玉木 宏、瀧川鯉斗 写真/HIRO KIMURA スタイリング/上野健太郎(玉木 宏)、高塩崇宏(瀧川鯉斗) ヘアメイク/渡部幸也(玉木宏)、向後信行(瀧川鯉斗) 文/安岡将文 編集/大崎文菊(Web LEON)

俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー
●玉木 宏さん レザージャケット14万8500円、カーディガン4万1800円/ともにコラム、パンツ8万4700円/ベルナール ザンス、ベルト2万6400円/エストネーション(すべてエストネーション)、カットソー1万4850円/サンスペル(サンスペル カスタマーサービス)、靴33万6600円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)、ブレスレット63万3600円、リング27万1700円/ともにクロムハーツ(クロムハーツ トーキョー) ●瀧川鯉斗さん ブルゾン8万300円、パンツ4万9500円/ともにウジョー(エム)、カットソソー2万4200円/フェデリ(トレメッツォ)、シューズ12万8700円/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)、スカーフ1万9800円/ヴィンセンツォ ミオッツァ(真下商事)

同郷のつながりをきっかけに、無二の存在に

── おふたりはどのようにして出会われたんですか?

玉木 宏さん(以下、玉木) 地元が一緒ということもあるのですが、きっかけは行きつけのバーが一緒だったからなんです。そこから仲良くなりました。

瀧川鯉斗さん(以下、鯉斗) 玉木さんが4つ年上なので地元では接点がなかったんです。玉木さんと地元が一緒だということはもちろん知っていましたけどね。こうして仲良くしていただいてからは、兄貴的な存在になりました。

── 玉木さんがお誘いになって鯉斗さんが柔術を始めたとか。

玉木 そのバーに柔術仲間を連れて行った時にたまたま鯉斗くんが来ていて、一度見に来てみたらと誘ったんです。

鯉斗 見学に行ったらすごく面白そうで、まんまとハマりました(笑)。はじめてから1年ぐらい経ちますけど、とにかく楽しいです。

玉木 柔術は、格闘技とはちょっと違うんです。基本は護身術。相手を攻撃するのではなく、自分を守る術なんです。ボクシングも15年ぐらい続けていますが、攻撃が主となる格闘技はどうしても年齢の限界があるんです。でも柔術は年齢を重ねても続けられる。僕が通っている道場では、60歳を超えても試合で勝っている人がいますから。

鯉斗 そうなんですよね。僕もずっと続けていけそうだなと感じています。それと、道場での人の交流も楽しみのひとつです。柔術をしている人って、ちゃんとした大人が多いんですよ(笑)。
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俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー
俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー
── 柔術はフィジカルを競うというよりも思考を競うと言われていますよね。

鯉斗 だから練習終わりは、カラダだけじゃなく頭もスッキリするんですよ。

玉木 それはあるね。

── 玉木さんは世界大会にも出場されるほどの実力とか。

玉木 いやいや、エントリー自体は誰でもできるので。ただ、大会に出るとなるとモチベーションが上がりますから。

鯉斗 僕も2年後くらいには世界大会に出たいと思ってます。世界大会に向けて国内の大会に出場して経験値を上げていきたいですね。
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俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー
── 鯉斗さんは柔術をはじめてから、体型がガラリと変わりましたね。

鯉斗 かなり絞りました。落語の世界はお酒を飲む機会がとても多く、私の師匠はお酒が大好きですから前座時代は朝まで付き合う事も多かった気がしますね(笑)。真打になってからは自分の時間ができたので生活リズムを自分のペースにしていたのですが、年齢とともに贅沢なお肉がつくように(笑)。柔術に出会ってからはその辺りの生活リズムや考え方も、玉木さんに教えていただいています。

玉木 すっかり健康的になったと思うよ。以前のような習慣だと、カラダ壊していたかも。

鯉斗 本当ですね! 玉木さんから減量メニューをたくさん教えていただきましたから。ただ、体を絞ったら着物のサイズが変わってしまい、新たに買い直したりして(笑)。

玉木 なるほど(笑)。それは困るね。
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俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー

出会いによって一変したライフスタイルに満足

── ふたりでお酒を飲むことも多いそうで。

玉木 僕の従兄弟も含めて飲むことが多いんですが、その従兄弟が結構呑むんです。そしたら鯉斗くんもそれに付き合って飲みはじめるので(笑)。あれは、やめた方がいいよ。

鯉斗 そうですね。これからはできるだけ断るようにします。

玉木 酔うとカラオケのマイクずっと離さないし(笑)。

── 玉木さんはお酒強いんですか?

玉木 強い方ですけど、あまり飲まないようにしてます。もう子どももいますし、あまり無茶なことはしないようにブレーキをかけています。

鯉斗 家族旅行に一緒に連れて行ってもらうことがあるんですけど、玉木さんってすごく家庭を大事にされているんです。そういう部分を見習いたいといつも思っています。
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俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー
── ちなみに鯉斗さんにはどんな女性が似合うと思いますか?

玉木 う〜ん、どうだろう……、早く結婚すればいいのにとは思っていますけど。いつも言うのは、自分の好きなことを尊重し合える相手がいいと思います。どっちかが我慢しないといけない関係は、続かないんじゃないかな。僕の場合は柔術がそれにあたるんですけど、家族の時間をベースにしながらも、柔術の練習時間はちゃんと確保しています。

鯉斗 一人の人間同士として付き合える人と出会えたら素敵だと思います。それこそ、玉木さんのご家族みたいな関係性が築ける人と出会えたなら、結婚も考えるんでしょうね。

【後編に続く】
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俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗インタビュー

玉木 宏(たまき・ひろし)

1980年、愛知県生まれ。高校卒業とともに上京し、テレビドラマでデビュー。2001年には映画「ウォーターボーイズ」に出演、2003年には連続テレビ小説「こころ」に出演し広く人気を得る。その後、2006年に出演したテレビドラマ「のだめカンタービレ」でエランドール賞新人賞を受賞。その後、舞台やNHK大河ドラマ、映画吹替やナレーション、また監督やカメラマンなど多岐に活躍。WOWOWで独占放送・配信中の「連続ドラマW ゴールデンカムイ」にて、鶴見中尉役を好演する。

瀧川鯉斗(たきがわ・こいと)

1984年、愛知県生まれ。暴走族の総長を経て、18歳になった2002年に上京。アルバイトをする中で後に師匠となる瀧川鯉昇の落語独演会と出会い、落語家の道に進むことを決意する。2009年に二つ目、2019年には令和初の真打となる。落語家として人気を確立しながら、ファッションモデルや俳優、またテレビのバラエティ番組などでも多岐に活躍。

連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-

「連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」

WOWOWにて独占放送・配信中の「連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」(全9話)に、玉木 宏さんが出演。舞台は明治末期の北海道。山﨑賢人さん演じる元兵士・杉元は仲間とともに金塊のありかを示す暗号を彫られた囚人を探す中、玉木 宏さん演じる大日本帝国陸軍第七師団を率いる鶴見篤四郎中尉らと、壮絶な争奪戦を繰り広げる。
©野田サトル/集英社 ©2024 WOWOW

※掲載商品はすべて税込み価格です

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