2022.08.13

旅慣れ女子が本当に連れて行って欲しいホテルは?

旅慣れた彼女が本当に喜んでくれるデスティネーションホテルはどこか? 今回の特集を担当してくれたLEONの精鋭女子ライターさんたちに「本当に連れて行って欲しいホテル」を聞いてみました。

CREDIT :

文/長谷川あや、甘利美緒、八木千晶、江藤詩文、古関千恵子

せっかくの夏休み。どうせ彼女をお泊りデートに誘うなら、目をキラキラさせてうんと喜んでほしい! ということで、彼女を満足させる特別な理由(ワケ)があるホテルをご紹介してきた今回の特集(こちら)ですが、最後に、企画に協力してくれた精鋭の女子ライターさんたちが「本当に連れて行って欲しいホテル」を聞いてみました。旅慣れた彼女たちが自信をもってオススメする宿ですから、絶対間違いありませんよ!

■ ライター長谷川あやのオススメは
「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」(沖縄)

日本にいることを忘れてしまいそうな最高のリゾート感が味わえます!

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート LEON.JP
仕事柄、いろいろなホテルに出かけますが、素敵な男性に「連れて行ってほしいホテル」というお題で、真っ先に思い浮かぶのは、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートでしょうか。

施設全体に、ここが日本であることを忘れてしまいそうなリゾート感が漂っている大好きなホテルですが、男性と、ということなら、ぜひ2020年夏にオープンした、クラブ棟指定でお願いしたいところです(笑)。

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客室はすべてオーシャンビュー。クラブの宿泊者だけが利用できる、クラブ棟のプールも素敵です。ゴルフ場のグリーンに面していて、これがなかなかの開放感。気持ちいい〜のひと言です。クラブラウンジで提供されるアフタヌーンティーやアミューズも優秀です。

アフタヌーンティーやカクテルタイムのアミューズは、ホテルのクラブラウンジの定番ですが、こちらの気合いは相当なもの。沖縄色豊かな、何よりアイテムを、クラブラウンジのためだけに作ってくれているというのがすばらしい! 正直、クラブラウンジに入り浸りたくなるほど。
ちなみに、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートでは、10月31日(月)まで、シャンパーニュブランドのペリエ ジュエとタッグを組んでナイトプールを開催中です。

めちゃくちゃ煌びやかな夜が過ごせそうじゃないですか? この情報を知った時、思わずヘンな声が出ちゃいました(笑)。行くしかない、です!
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート LEON.JP

● ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

住所/沖縄県石垣市真栄里354-1 
HP/https://www.anaintercontinental-ishigaki.jp/ja/
TEL/0980-88-7111

料金/クラブインターコンチネンタルデラックスルーム(ラウンジ8万7000円~(1室2名の1室あたりの料金、税サ込)。オーシャンスーペリア(朝食付)4万円~(1室2名の1室あたりの料金、税サ込)

◆ 推薦人 長谷川あや/ライター

旅、グルメ、エンターテインメント、人物インタビューなど、ライフスタイル系を中心に執筆している。趣味は、愛犬と戯れること、ミュージカル観劇。好きな言葉はフリーフロー、激辛。

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■ ライター甘利美緒のオススメは
「KANOLLY Resorts HAKUBA」(長野)

あのヤザワミートが「食」を総監修するラグジュアリーリゾートが登場!

KANOLLY Resorts HAKUBA LEON.JP
▲ 一日一組限定のラグジュアリーなマウンテンリゾートです!
マウンテンリゾートとして大いに注目されている長野県の白馬村。その一角に、2022年冬、肉好きには言わずと知れた最高級黒毛和牛の卸「ヤザワミート」が「食」の総監修を担い、 シンガポールのカノリーホテルズが運営する、一日一組限定のリゾートをオープンさせます。

合掌造りの客室の広さは400㎡。リビングとダイニング以外に3部屋のベッドルームがあり、温泉も引かれるとのこと。窓を開ければ、森の中でお湯に浸かっているような解放感を味わえるんですって。
KANOLLY Resorts HAKUBA LEON.JP
▲ 同じ敷地内では、ひと足先にレストラン「SANFERMO PIZZA ET BBQ」がオープンしています。
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ヤザワミートは、今や黒毛和牛の魅力を伝えるために料理のジャンルを超えていくつもお店を国内外に展開する飲食店グループ。ゆえに、滞在中の食事にも大いに期待できます。

職人の確かな目利きによる本当においしい肉をいただけるほか、東京の鮨やイタリアンの名店で腕を振るう凄腕の料理人が、ふたりのためだけに出張してくれるそう。
KANOLLY Resorts HAKUBA LEON.JP
▲ ヤザワミート厳選のお肉をふんだんに使用したバーベキュー料理やピッツァを楽しめるんですよ。
自然との一体感を覚えながら、良質な時間を追求した空間と、特別に誂えられたサービスを受ければ、きっと身も心もほどけるはず。2022年秋には、宿泊施設に隣接して、薪と炭で焼き上げた極上ステーキを堪能できる炉窯ダイニング「灼麓館シャロッカン」も誕生するらしいですし、食いしん坊のわたくしとしては見逃すわけにいかないのであります。
KANOLLY Resorts HAKUBA LEON.JP

● KANOLLY Resorts HAKUBA

住所/長野県北安曇野白馬村北城1278-23
HP/https://kanolly.com/
※問い合わせ先は、HPにて随時案内
料金/50万円~(1日1組限定、1泊朝食付)

◆ 推薦人 甘利美緒/ライター

出版社にて雑誌編集の経験を積み、独立。現在はライターとして、「LEON」「東京カレンダー」などの雑誌、「メルセデス・ベンツ ミー マガジン」などの会員誌、医療従事者専用サイト「m3.com」などのウェブにて、インタビュー、食や旅などライフスタイルにまつわる記事を執筆している。

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■ LEON編集部八木千晶のオススメは
「THE HOUSE on the beach」(葉山)

都心から1時間で行ける、最高の“バケレン”なんです!

THE HOUSE on the beach LEON.JP 葉山
▲ 葉山にあるプライベートレンタル邸宅「THE HOUSE on the beach」。
まさに盛夏全開の今、連れてっていただきたいホテルは絶景オーシャンビューはもちろんのこと、気になる殿方の「おモテなし具合」も瞬時に見れる!?  あえてホテルサービスがなくプライベートな時間を過ごせる1棟完全貸切の「バケーションレンタル」を利用することです。

そもそも夏のバケーションをイメージすると、キャンプやグランピングなど野外遊びももちろん楽しいのですが、女性は虫刺されだったり寝床問題だったり紫外線だったり……当日起こりうるさまざまな事象を事前に予知してしまう「第6.5感」が無駄に働くため(笑)、涼しい邸宅で絶景を見ながら冷えたワインを楽しみ、たまにフラッと辺りを散歩に出る、くらいの方が身も心もリラックスできるものだと思うのです。
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そして、「バケーションレンタル」は基本的にふたりだけの素泊まり。なので、キャンプやピクニックのようにドライブの道中には高級スーパーでどっさり食料を買い込んだり、お気に入りのDVDや音楽を持って行ったり、寝る前はゲームを興じたり……過ごし方は自由自在。

またキッチンで彼女に料理を振る舞ったり、サプライズやアクティビティを手配したりと、オヤジさんの「腕の見せドコロ」シーンも、盛り沢山用意されてるのですね。

そんな通称「バケレン」で春にお邪魔をして、夏もまた過ごしたくなったのが神奈川県葉山にあるプライベートレンタル邸宅「THE HOUSE on the beach」。その名の通り、海の上に浮いたような借景が満喫できる邸宅で、晴れた日は富士山も見渡せるほどなんだとか。私が朝目覚めた時は柴犬連れの葉山夫婦が海岸でSUPを楽しんでいる様子が見えました。
仕事で撮影の時によくセンスがいいインテリアが置いてある「ハウススタジオ」を利用することが多いのですが、サントリーニ島のような白壁の空間に、猫足のバスタブやアンティークのオブジェやアート作品など、どこを切り取ってもなんだかフォトジェニック。ちなみにキッチンもいろいろ調理ツールが揃っていました。

スーパーに寄るならローカル御用達の高級スーパー、「スズキヤ」へどうぞ。俺は料理苦手! な方は、出張シェフも事前相談して手配することもできちゃいます。

系列レストラン「 THE HOUSE FARM」では裏の野菜畑で収穫された有機野菜を使用したピッツァやアラカルトメニューを涼しい風が通り抜ける空間でいただけます。
前回はどこにも出かけずにそのままゆっくり海を眺めながらチェックアウトしましたが、朝SUPなどのアクティビティも手配できたり、また同じ棟 の3Fではワーケーションや絶景の中食事が楽しめるリビングスペースが
完備されていたりと、グループでワイワイ使っても居心地が良さそうです。

南の島に遠出もいいけれど、都心から1時間で行ける小トリップネタとしてどうぞ。
THE HOUSE on the beach LEON.JP 葉山

● THE HOUSE on the beach

住所/神奈川県三浦郡葉山町堀内1055-6
HP/https://www.thehouseonthebeachhayama.com/
TEL/なし

◆ 推薦人 八木千晶/LEON編集部

LEON本誌で編集者生活10年目。レストランやグルメ情報、美容やインテリア、ホテルなど幅広くライフスタイル分野を担当。

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■ ライター江藤詩文のオススメは
「Cuisine régionale L’évo」(富山)

富山の山深で目の覚めるような前衛料理に出合えます!

Cuisine regionale L’evo LEON.JP 富山
カエルに熊、猪に鹿、山菜やきのこ、名前を聞いたこともない味わいもさまざまな野の草。日本の山奥の豊かな食の恵みを発見するために、日本全国からガストロノミストが集まっている「レヴォ」。

電気もガスも水道も通っていない山懐の自然に理想郷を見い出したオーナーシェフ・谷口英司さんが、人生の集大成としてつくりあげた究極のオーベルジュです。富山駅から途中険しい山道も通りながらクルマで1時間半。
「レヴォ」で食事をするためだけ(ほんとうに周りに何もないんです!)に人生の一日を費やすわけですが、それだけの価値は十分というかそれを上回るものがここにはある。

地域外の人はあまり食べ慣れていないけれどもこの地の人々の日々を支えてきた食材が、谷口さんの手によってその魅力をフルパワーで発揮して楽しそうにお皿の上で踊っている。そんな一生忘れられない食体験が待っています。
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日帰りでランチを楽しむこともできますが、おすすめはもちろんお泊まり。村で使われていた建具なども利用しながら、山の景色に溶け込むように建てられた3棟だけのコテージとフィンランド式の薪焚きサウナ棟があり、めくるめくようなディナーの後、ふと静寂が訪れると聞こえてくるのは鳥やカエルの声と川のせせらぎ。見上げれば空が近すぎて浮遊感さえ覚えるきらめく星空。
Cuisine regionale L’evo LEON.JP 富山
▲ オーナーシェフの谷口英司さん。
しっかりと真っ暗な夜が明けた翌朝に味わえるのは、熊や猪の脂が溶け込んだみそ汁を主役に、いまや忘れられかけている郷土料理に光を当てた利賀村の朝ごはん。

生涯忘れることのないこの体験を共有した人はずっと大切な人になる。そんな特別な体験ができる、日本が誇るデスティネーション・レストランです。
Cuisine regionale L’evo LEON.JP 富山

● Cuisine régionale L’évo(キュイジーヌ・レジョナル・レヴォ)

住所/富山県南砺市利賀村大勘場田島100番地
HP/https://levo.toyama.jp
TEL/0763-68-2115

料金/コース 2万2000円(税込みサ別)
定休日/水曜(夏季休業あり)

◆ 推薦人 江藤詩文(ライター)

世界を旅するフードライター。ガストロノミーツーリズムをテーマに、世界各地を取材して各種メディアで執筆。著名なシェフをはじめ、各国でのインタビュー多数。訪れた国は60カ国以上。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅~」(小学館)シリーズ3巻。

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■ ライター古関千恵子のオススメは
「やど紫苑亭」(鳥取)

鳥取和牛、松葉蟹、岩牡蠣……山陰を味わいつくす究極の美食宿

やど紫苑亭 鳥取 LEON.JP
▲ 米子の皆生温泉に2021年3月オープンした、スタイリッシュな高級旅館。
鳥取県は、実は美食の宝庫で、良質な温泉にも恵まれ、まさに理想郷、らしいのです。

そう教えてくれたのは、2021年3月米子の皆生(かいけ)温泉に開業した和のラグジュアリー旅館「やど紫苑亭」の、支配人にして料理長をつとめる大石昌彦さん。鳥取県は砂丘のイメージが強すぎて、正直、知らなかったのですが。気になる、気になる。
やど紫苑亭 鳥取 LEON.JP
▲ 支配人兼料理長の大石さん。支配人が料理長をつとめる宿は、えてして美食に出会えます。
大石昌彦さんには、かつて京都の高級ヴィラでお世話になったことがあります。その時、間人(だいざ)ガニの中でも選ばれし“番ガニ”をあらゆる調理法で出していただき、感涙。あれは、たぶん一生忘れない記憶になるかも⁉ その大石さんが太鼓判を押すのだから、期待大です。
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大石さんは「皆生温泉や山陰の食文化を発信しよう!」と、開業前から地元の生産者をたずね、信頼関係を構築。大山の黒ぼくの契約農家がこの宿のために育てた野菜、境港で揚がった魚介など、新鮮な食材の入手につとめています。
さらに鳥取にはブランド食材も。全国和牛能力共進会で日本一の肉質に選ばれた鳥取和牛「オレイン55」、高額落札でギネスに登録された松葉蟹の「五輝星(いつきぼし)」、岩牡蠣の「夏輝」なども、積極的に使っているそう。

なかでも松葉蟹は極上品の中からさらに厳選し、館内の生け簀で泳がせ、調理直前にさばくので、鮮度抜群! シーズンの11~3月が今から楽しみです。
ここまで食にこだわる「やど紫苑亭」ですが、客室はわずか10室。これは「大切な人と静かなひとときを過ごす」ために、部屋数を限っているのだとか。

ハイエンドな貴賓室(2室)は広さ150㎡もあり、露天温泉風呂と内風呂付き。8室のプレミアムスイートも広さ100㎡で、半露天風呂付き。すべて異なるしつらえで、美しく手入れされた庭園付きも。
皆生温泉は、漁師が浅瀬に湧く温泉を発見し、開湯して100年あまりの食塩泉。のんびり温泉に浸かり、美食を楽しみ、和情緒の宿で憩う。鳥取県の知られざる(⁉)魅力を発掘しに、行ってみたいです!
やど紫苑亭 鳥取 LEON.JP

● やど紫苑亭

住所/鳥取県米子市皆生温泉4-6-12
HP/https://yado-shiontei.jp/
TEL/0859-21-7277(ご予約受付時間 9~18時)

料金/プレミアムスイート8万4700円~、貴賓室12万1000円~(2名1室利用時の1名料金、朝・夕付き、税サ込)

◆ 推薦人 古関千恵子(ビーチライター)

国内外のビーチに通い詰め、リゾートホテルやビーチスポーツ、エコなど、海にフォーカスした記事をさまざまな媒体に寄稿。あるがままの自然が残る、ネイチャー系ビーチがマイタイプ。

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