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2022.08.09

旅慣れ女子が本当に連れて行って欲しいホテルは?【04】

富山の山深で目の覚めるような前衛料理に出合えます!

旅慣れた彼女が本当に喜んでくれるデスティネーションホテルはどこか? 今回の特集を担当してくれたLEONの精鋭女子ライターさんたちに「本当に連れて行って欲しいホテル」を聞いてみました。

CREDIT :

文/江藤詩文

せっかくの夏休み。どうせ彼女をお泊りデートに誘うなら、目をキラキラさせてうんと喜んでほしい! ということで、彼女を満足させる特別な理由(ワケ)があるホテルをご紹介してきた今回の特集(こちら)ですが、最後は、企画に協力してくれた精鋭の女子ライターさんたちに、「本当に連れて行って欲しいホテル」を聞いてみました。旅慣れた彼女たちが自信をもってオススメする宿ですから、絶対間違いありませんよ!

■ ライター江藤詩文のオススメは  「Cuisine régionale L’évo」(富山)

Cuisine regionale L’evo LEON.JP 富山
カエルに熊、猪に鹿、山菜やきのこ、名前を聞いたこともない味わいもさまざまな野の草。日本の山奥の豊かな食の恵みを発見するために、日本全国からガストロノミストが集まっている「レヴォ」。

電気もガスも水道も通っていない山懐の自然に理想郷を見い出したオーナーシェフ・谷口英司さんが、人生の集大成としてつくりあげた究極のオーベルジュです。富山駅から途中険しい山道も通りながらクルマで1時間半。
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「レヴォ」で食事をするためだけ(ほんとうに周りに何もないんです!)に人生の一日を費やすわけですが、それだけの価値は十分というかそれを上回るものがここにはある。

地域外の人はあまり食べ慣れていないけれどもこの地の人々の日々を支えてきた食材が、谷口さんの手によってその魅力をフルパワーで発揮して楽しそうにお皿の上で踊っている。そんな一生忘れられない食体験が待っています。
日帰りでランチを楽しむこともできますが、おすすめはもちろんお泊まり。村で使われていた建具なども利用しながら、山の景色に溶け込むように建てられた3棟だけのコテージとフィンランド式の薪焚きサウナ棟があり、めくるめくようなディナーの後、ふと静寂が訪れると聞こえてくるのは鳥やカエルの声と川のせせらぎ。見上げれば空が近すぎて浮遊感さえ覚えるきらめく星空。
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Cuisine regionale L’evo LEON.JP 富山
▲ オーナーシェフの谷口英司さん。
しっかりと真っ暗な夜が明けた翌朝に味わえるのは、熊や猪の脂が溶け込んだみそ汁を主役に、いまや忘れられかけている郷土料理に光を当てた利賀村の朝ごはん。

生涯忘れることのないこの体験を共有した人はずっと大切な人になる。そんな特別な体験ができる、日本が誇るデスティネーション・レストランです。
Cuisine regionale L’evo LEON.JP 富山

● Cuisine régionale L’évo(キュイジーヌ・レジョナル・レヴォ)

住所/富山県南砺市利賀村大勘場田島100番地
HP/https://levo.toyama.jp
TEL/0763-68-2115
料金/コース 2万2000円(税込みサ別)
定休日/水曜(夏季休業あり)

◆ 推薦人 江藤詩文(ライター)

世界を旅するフードライター。ガストロノミーツーリズムをテーマに、世界各地を取材して各種メディアで執筆。著名なシェフをはじめ、各国でのインタビュー多数。訪れた国は60カ国以上。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅~」(小学館)シリーズ3巻。

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