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2024.08.18

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【週末トリップ】ゴールドコースト72時間でどこまで遊べる⁉(後編)

ゴールドコーストがロカビリーに揺れるフェスに突撃!

オーストラリアのゴールドコーストを3日間で旅するなら、どこで、何をして遊ぶ? 観光スポットを巡り、美食を堪能し、ダイナミックな自然に触れ、あげくにエルビス・プレスリーに出会う⁉ 早朝から夜までたっぷり堪能する、アクティブな旅の後編です。

CREDIT :

写真/表 萌々花、秋山 都 文・編集/秋山 都(Web LEON) 取材協力/クイーンズランド州政府観光局

いまゴールドコーストが面白い!

東京の自宅からドアtoドアで12時間で到着できるオーストラリアはゴールドコーストにて、3日間72時間を遊び尽くす旅。アートやカルチャー、グルメを訪ねた前編に続き、後編です。
2024年は6月5日から9日の4日間にわたって開催された「クーリー・ロックス・オン」。
▲ 2024年は6月5日から9日の4日間にわたって開催された「クーリー・ロックス・オン」。
最終日に訪れたのは、毎年6月初旬に行われる「クーリー・ロックス・オン」。1950年代から70年代のクラシックカーと音楽、ライフスタイルを楽しむこのフェスには、50~70’sの衣装をまとった愛好者が集まり、往時の音楽であるロックンロールやロカビリーに合わせてダンスを楽しみます。あのエルビス・プレスリーのトリビュートコンテストも行われるとあって、なんともホットなイベントなのでした。
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【DAY3】50~70sテイストに浸れるフェス「クーリー・ロックス・オン」

1980年代にクラシックカー&バイクのショーとしてスタートしたこのイベントには今も多くのヴィンテージカーやバイクが大集合。2013年からは「クーリー・ロックス・オン」としてエルビス・プレスリーのトリビュートコンテストを実施してみたところ人気を博し、昨年の来客数は国内外から約16万6000人、そして約2000万豪ドルの経済効果を生むビッグイベントへと成長しました。
*2024年8月現在1豪ドル=91円なので、2000万豪ドルは1億8000万円程度となります。
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「クーリー・ロックス・オン」でファッショニスタを探せ!

50~70sがテーマとあって、参加者の年齢層はちょっと高め。でも、それぞれに意匠をこらしたコスチュームをまとい、ダンスを楽しむ様子はとても楽しげで素敵でした。そこで、今回は参加者のファッションアワードを勝手に開催! 

BEST TATTOO賞

「このフェスには毎年来てるのよ。今年は何を着ようか、考えるのが楽しみ」。
▲ 「このフェスには毎年来てるのよ。今年は何を着ようか、考えるのが楽しみ」。
綿クレープ地にかわいらしいフルーツのプリントドレスにかごバッグ……ちょっとノスタルジックな装いですが、それをいい意味でぶちこわしているのがこの手足にほどこされたタトゥー。いや、気合入ってます!
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BEST COUPLE賞

「ヴィンテージスタイルのグッズをたくさん販売しているから、ショッピングも楽しみ」。
▲ 「ヴィンテージスタイルのグッズをたくさん販売しているから、ショッピングも楽しみ」。
アロハシャツのご主人と、50sスタイルのヴィンテージドレスがピタリとハマっているカップル。イエローのサンダルにレースのソックスを履くなどディテールまでキマってます。
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BEST RAINBOW賞

「オーストラリアでは性差別が徹底して禁止されているし、LGBTQについて学校で勉強もするんです」。
▲ 「オーストラリアでは性差別が徹底して禁止されているし、LGBTQについて学校で勉強もするんです」。
ジェンダーフリーでもあるオーストラリア。レインボーはJGBTQの象徴でもあるモチーフですが、ワンピースとヘッドアクセサリーの両方に使うことでインパクトも抜群!
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BEST DANCER賞

「ダンスが上手いって? 30年ほど踊っているからね(笑)」。
▲ 「ダンスが上手いって? 30年ほど踊っているからね(笑)」。
ライブバンドを入れてのダンスフロアで一際目立っていたこのカップル。サーキュラースカートの下からチラっとのぞくのはイエローのペチコート。ネイビーにイエローだなんて、ナイスな差し色!
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BEST SISTERHOOD賞

中央の女性が着ているのはエルビス・プレスリー柄のドレス!
▲ 中央の女性が着ているのはエルビス・プレスリー柄のドレス!
男女のカップルと同じくらい目立っていたのは、女性同士のグループ。なかでもこのお三方はそれぞれ高めにウエストマークしたベルト使いやサングラスもバッチリ決まってます!

BEST SEWING賞

「(ドレスは)型紙さえあれば簡単よ~。アナタも作ってみたら?」
▲ 「(ドレスは)型紙さえあれば簡単よ~。アナタも作ってみたら?」
多くの参加者のなかには自ら作ったドレスで参加するというツワモノも。フラワープリントのドレスに、カップケーキ柄(!)のドレス。Sooooo Cute!!
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BEST DOTS賞

「(手をつないでいて)仲が良いって? 今日だけじゃなく、いつも手をつないでいるのが夫婦円満の秘訣かな」
▲ 「(手をつないでいて)仲が良いって? 今日だけじゃなく、いつも手をつないでいるのが夫婦円満の秘訣かな」
多くの参加者が花やフルーツのプリント柄だったなか、シンプルながらヴィヴィッドな印象を残していたのはこのドット柄のドレスとシューズ。ご主人にはベストあごひげ賞を差し上げましょう!
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いよいよ「エルビス・プレスリー トリビュートコンテスト」開幕!

カンフーが好きだったというエルビスのポーズを決めるフェスティバル・ディレクターのマーク・ダックワース氏(右)と、「エルビス・プレスリー トリビュートコンテスト」ファイナリストのエルヴィス・トキさん(左)。
▲ カンフーが好きだったというエルビスのポーズを決めるフェスティバル・ディレクターのマーク・ダックワース氏(右)と、「エルビス・プレスリー トリビュートコンテスト」ファイナリストのエルヴィス・トキさん(左)。
会場内のファッショニスタたちに目を奪われているうちに、そろそろメインイベントである「エルビス・プレスリー トリビュートコンテスト」ファイナルラウンド(決勝戦)のお時間。

そもそも“トリビュートコンテスト”って、つまりそっくりさんってことでしょ? と、どこか軽く考えていたのですが、このコンテストがとんでもなく、熱く、盛り上がれる時間だったのです。
そもそも、オーストラリアなのになぜエルビス? と不思議でしたが、フェスティバル・ディレクターのマークさんいわく、「エルビスは50-70’sを象徴するアイコン。永遠の不滅のアイドルですから」とのこと。

なるほど、実際聴いてみれば多くの曲になじみがありました。最近でも、2022年に映画『エルビス』(なんとこの作品、大半がゴールドコーストで撮影されたんだとか!)、2024年にはエルビスの元妻をモデルに描いた映画『プリシラ』が公開されたこともあり、注目されていますしね。
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なんと日本人アーティストが優勝!

迫力あるステージングもエルビスそっくり! な、エルヴィス・トキさんのステージ。
▲ 迫力あるステージングもエルビスそっくり! な、エルヴィス・トキさんのステージ。
さらにこの日、私たちが盛り上がれたのは5人のファイナリストのひとりだったエルヴィス・トキさんのおかげもありました。実はエルヴィス・トキさん、青森県出身の歴とした日本人。21歳のときに出会ったエルビスのライブビデオに魅せられ、地元青森で経営するバー「House Of The King」でも精力的にステージをこなしているのだとか。

もともとエルビスと身長が同じという体形を活かして、ステージングも熱心に研究。エルヴィスの発声法に近づけるためベルカント唱法もトレーニングしたというエルヴィス・トキさん……私たちの熱烈な声援も功を奏したか(?)、なんとこの日、優勝したのです!!
ファイナリストの5人。優勝したエルヴィス・トキさんは左から2人目。
▲ ファイナリストの5人。優勝したエルヴィス・トキさんは左から2人目。
優勝者には賞金5000豪ドルと、本場アメリカ・メンフィスで行われるコンテストへの出場権が! Congrats Toki!! なお、本フェスは2025年は6月4日~8日の予定だそう。ぜひコチラからチェックを。
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オージービーフの「ステークタルタル」(32豪ドル)はチリやスパイスが効いていて美味!
▲ オージービーフの「ステークタルタル」(32豪ドル)はチリやスパイスが効いていて美味!
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さて、応援のために絶叫しすぎてお腹がすいた……。最終日のディナーはスタイリッシュなレストラン「KŌST」。その名の通り、日々姿を変えるコーストライン(海岸線)のように、日替わりのフレッシュな食材をそれほど手をかけずにシンプルに供するスタイルで人気を博しています。
チャコールグリルしたオージーWAGYUビーフ。旨味たっぷり。
▲ チャコールグリルしたオージーWAGYUビーフ。旨味たっぷり。
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オーダーしたのは前菜として海老のカクテルと、日本ではなかなかお目にかかれない牛肉のタルタルステーキ。メインはやっぱりオージービーフの炭火焼きに、おともはもちろんオーストラリア産のスパークリングワインからロゼ。やっぱり食材がいいから、なんでもおいしい。
朝6時からオープンしている「Castaway Coffee Bar」でコーヒーをグラブして帰途へ。
▲ 朝6時からオープンしている「Castaway Coffee Bar」でコーヒーをグラブして帰途へ。
翌朝の早朝フライトで帰途に。充実した3日間でありながら、ゴールドコーストの魅力は実に奥深く、まだまだ味わい尽くせていないような気も……。次回は移住先としてのゴールドコーストが知りたく、不動産めぐりをしてみようかと考えています。
クイーンズランド州政府観光局

■ クイーンズランド州政府観光局

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