あのコを誘ってセレブなバカンスinメキシコ ロスカボス Part1

メキシコのデスティネーションと言えば？ 首都のメキシコシティ、それともカリブ海沿いのカンクン？ いいえ！ 今回ジローラモが目指したのはバハ・カリフォルニア半島の南端に位置する高級リゾートエリア、ロスカボスです。目が覚めるような海と空の美しさとラグジュアリーリゾート、そして美食と美酒も満載。そんな世界的注目エリアをご紹介します！

「ロスカボスに来たのは、実は10年ぶり！ 久々なんデス。最後に覚えてるのは、テキーラをうっかり飲みすぎて、魚を捕まえているペリカンたちを見ながらビーチで寝ちゃったことかな（笑）」と太平洋を眺めながら懐かしそうに話すジローラモ。このエリアは、メキシコ西部に位置するバハ・カリフォルニア半島と名付けられ、その最南端であり北米大陸最果ての地が今回の旅のデスティネーション、ロスカボスです。

この地では世界屈指のラグジュアリーリゾートに滞在しながら、クジラやアシカなど全世界の海洋哺乳類の約4割にあたる種が生息する「コルテス海」と、太平洋が交わる絶景と自然の豊かさを目の当たりにできるとあって、各国のセレブリティも多く訪れるのだそう。そんな極上のメキシカンリゾート、今回ジローラモはどんな風に満喫したのか？ その一部始終をリポートいたします。

注目すべきは、太平洋側もコルテス海側も同様にハッとするほどの海の美しさ。ロスカボスを象徴するアーチ状の奇岩は、荒波で削られたという「エル・アルコ」。ここで太平洋とコルテス海が交わるとか。周辺ではクジラがジャンプする姿を目撃できることも。

太平洋と世界遺産の海であるコルテス海に囲まれているのが、バハ・カリフォルニア半島の特徴。それぞれのビーチ名もユニークで、太平洋側は荒波がある「ディボース ビーチ」、コルテス海側は穏やかな「ラヴァーズ ビーチ」があります。見比べるのも◎。

太平洋側でステイしたのは高級エリア、ペドレガルのビーチ沿いに立つヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」。崖岩に共存するようにできたリゾートは、到着した瞬間からエスケープ気分を加速させます。

まず圧倒されたのが、ホテルの世界観を印象づける岩山のトンネルからのエントランスへのアプローチ。暗闇から抜けると高台から太平洋の真っ青な海が見下ろせる場所にクルマを預け、そのまま屋外のラウンジでチェックイン。非日常感に、ジローもスタッフも興奮！

6タイプのゲストルームが用意されているなかでジローラモが滞在したのはオーシャンビューの「ヴィラ」タイプ。広々とした2ベッドルームにはプライベートプールにパーソナル バトラー、キッチンが完備。まさにカボ ラグジュアリーなステイが叶います。石造りの設計や、インテリアにもモダンなメキシカンセンスが随所に感じられます。

取材当時のロスカボスの気候は最低でも25度、日中は最高30度前後。そんな温度ゆえにプールでチルタイムも外せません。インフィニティプールでは併設しているプールBARでトロピカルなカクテルをオーダー。

絶景の崖レストラン「エル・ファラヨン」はホテルの中でもアイコニックな存在。地元漁師から毎朝仕入れる魚介を使った新鮮なセビーチェなどをいただきながら、海を泳ぐクジラを眺めることができます。

朝食はオールデイダイニングの「ドン・マヌエルズ」にて。ローカルなメキシカンメニューも充実！

朝は、ローカルの美女から「ロスカボスで朝食デートしない？」とうれしいお誘いが。指定された待ち合わせ場所は、なんとマリーナ。しかもイタリアの高級ヨットブランド、アジムットの全長は95フィートのステファノ・リギーニ設計「アジムット アンドレイカ」が船長とともに出迎えてくれました。出航し、目指すポイントは太平洋側のメインタウン「カボ・サンルーカス」の南端にある奇岩「エル アルコ」。

案内してくれた美女アリソンさんは実は観光局の職員。しかしジローラモはそんなことはお構いなし（笑）。「セクシーで美しい彼女と朝、シャンパンで乾杯して湾の景色を楽しんだヨ。ついでに、街への買い物デートも誘っちゃった！」

彼女もヨットのスタッフの方々もとにかく陽気で明るく、おしゃべり好きでホスピタリティに溢れている方ばかり。そうそう、ちなみにこのエリアは１年に10日ほどしか雨が降らないため、アクティビティスケジュールも安心して組めるのも魅力かと。次号のパート２では、反対側のコルテス海側での街歩きをフォーカスします！

ロスカボスで見逃せないのはやはり海のアクティビティ。ダイビングや浜辺での乗馬なども人気ですが、最近クルーザーのオーナーになったジローラモのお目当ては、やっぱり美女との船上デートでありました。

プライベートレンタルサービス「アンドレイカ・ラグジュアリーヨット」では、専任シェフがゲストのためにリクエストに沿ったメニューを船内のキッチンで料理。濃厚なエッグベネディクトなど卵料理がイチオシ！

マスターベッドルーム付きのプライベートクルージングを提供するアンドレイカは、エル・アルコに立ち寄り&食事付きマリンアクティビティも楽しめるツアーを好きな時間に３時間から手配可能。一番オススメの時間帯は海風と陸風が切り替わる朝。

Part2では、コルテス海側の魅力をリポートします。

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