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2025.01.24

温泉×美食×日本の老舗リゾート地。軽井沢を満喫する2軒の「ふふ」、どちらに行こう?

美味しい食事と温泉。日本人にとっての癒しの旅を極めた「ふふブランド」。日本のクラシックリゾート・軽井沢に、趣の異なる2軒が同時オープンして早1年が経ちました。そろそろ落ち着いてきた頃だし、訪ねてみるにはいい按配。冬の軽井沢、逃避行感がきっと二人を熱くする!

CREDIT :

文/古関千恵子

軽井沢の2つの「ふふ」、ココが違います!

2023年12月24日に開業した2軒の「ふふ 軽井沢 陽光の風」と「ふふ 旧軽井沢 静養の森」。それぞれ異なる立地の雰囲気からコンセプトが生まれ、それがデザインにも反映されています。

「ふふ軽井沢 陽光の風」(以下、陽光の風)は浅間山がパッと開けて見える、太陽や風を感じる開放的な地。室内でも植物が愛でられる、ナチュラルリゾートです。
「陽光の風」は客室ごとにデザインや植物のレイアウトが異なります。こちらは、まるでサンルームのような“インテリア・バルコニー”が印象的な「ふふラグジュアリースイート」。
▲ 「陽光の風」は客室ごとにデザインや植物のレイアウトが異なります。こちらは、まるでサンルームのような“オープン・リビング”が印象的な「ラグジュアリースイート」。
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一方、「ふふ 旧軽井沢 静養の森」(以下、静養の森)は、作家や画家が愛した旧軽井沢の森の中。穏やかな水をたたえる雲場池へも徒歩1分と近く、自然の息づかいを感じながら心穏やかに過ごせそう。

客室は、「陽光の風」で24室、「静養の森」で20室、どちらもスモール・ラグジュアリー・リゾートです。そしてどちらも、すべての部屋で温泉が楽しめます。
旧軽井沢にある「静養の森」。敷地内も軽井沢の森のよう。
▲ 旧軽井沢にある「静養の森」。敷地内の中庭も軽井沢の森のよう。
食事は「陽光の風」はジャパニーズフレンチ(朝食は和食)、「静養の森」は醗酵をテーマにした日本料理。どちらもランチに関しては宿泊していなくても利用することができ、別荘の住民も「ふふ」の美食を楽しめます。
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「静養の森」の「ラグジュアリースイート」。暖炉を囲んで、まったりと。
▲ 「静養の森」の「ラグジュアリースイート」。暖炉を囲んで、まったりと。
「陽光の風」では薪を駆使したジャパニーズフレンチがいただけます。
▲ 「陽光の風」では薪を駆使したジャパニーズフレンチがいただけます。
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また、スパがあるのは「陽光の風」ですが、どちらに滞在していてもスパの利用は問題なし。こちらもデイユースとして、滞在をしていなくても利用ができ、サウナ&ハーブバスを2時間制で貸し切ることも! 

館内に漂う香りも違います。陽光の森はローズマリーやレモンバベナーなど、爽やかな草木を感じるグリーンノート系。一方、静養の森はナツメグやブラックペッパーなどスパイシーウッドの大人の香り。

ザッとわかりやすい違いをあげると、こんなところでしょうか。でも、これだけでは決められないですよね? では、まずは「陽光の風」からその魅力を詳しく伝えていきましょう。
「陽光の風」内のスパにはサウナ・ハーブバス。ロウリュは3種類のオイルから好みの香りが選べます。
▲ 「陽光の風」内のスパにはサウナ・ハーブバスがあります。ロウリュは3種類のオイルから好みの香りをチョイス。
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太陽の光と植物に癒されるナチュラルリゾート「ふふ 軽井沢 陽光の風」

太陽の光を感じ、浅間山からの風に草花が揺れるイメージの、「陽光の風」。ふふラウンジや客室など敷地内にはなんと1000鉢もの植物で溢れています。
敷地の中央に、ファイヤーピットを置くテラスを併設したふふラウンジを配置。
▲ 敷地の中央に、ファイヤーピットを置くテラスを併設したふふラウンジを配置。
中でも象徴的なのがふふラウンジ。中央にはシンボルツリーのフイリシダレガジュマルが枝を伸ばしています。この木は建物のない頃からここに根を張っていたとか。この木に合わせて天窓を作り、デザインが生まれていったそう。ラウンジ内は48鉢ものハンギングの植栽と40灯の照明が緑の空間を形作っています。まるでハーブガーデンの温室にいるように心安らか。
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ふふラウンジの真ん中に立つシンボルツリー。この建物ができる前からここに。
▲ ふふラウンジの真ん中に立つシンボルツリー。この建物ができる前からここに。
ふふラウンジはチェックイン&アウトの手続きの場だけではありません。外出から戻った時の一息つく場であり、アフタヌーンティーや夕方のハッピーアワー(スパークリングワインや自家製サングリア、りんごジュースなどがフリーフロー)の場であり、さらに夜にはお酒を楽しむバーであり。ゲストがなにかと立ち寄る憩いの場になっています。
夕方のふふラウンジではスパークリングワインやりんごジュースが飲み放題に。
▲ 夕方のふふラウンジではスパークリングワインやりんごジュースが飲み放題に。
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ちなみに、“サーカディアンリズム”をご存じでしょうか? これは地球の自転によってもたらされる、生物のいわゆる体内時計。本来は人の体内時計は25時間なのだけれど、1日は24時間。そのため、少しずつズレが生じます。この乱れが睡眠不足やホルモンバランスの崩れを引き起こしてしまうのです。この体内時計の乱れをリセットすることができる、代表的なものが“光”なのです。
スパへ続く通路も、緑に溢れています。
▲ スパへ続く通路も、緑に溢れています。
ディナー前後にくつろぐのにぴったりのふふラウンジのテラス。
▲ ディナー前後にくつろぐのにぴったりのふふラウンジのテラス。
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コンシェルジュデスク近くの天井のライトはサーカディアンリズムを意識して、太陽のように時刻によって明るさを変えているそうです。チェックアウト時に「リフレッシュした~!」と思えるのは、ひょっとして体内リズムが元に戻ったからかもしれません!?
リゾートで使われているアイテムも手に入れられるスーベニールコーナー。
▲ リゾートで使われているアイテムも手に入れられるスーベニールコーナー。

まるで植物園のような、緑の息吹に包まれた客室

ラウンジを囲むように、ロの字型にレイアウトされた客室棟は2階建て、客室は5タイプ全24室。それぞれビタミンカラーでまとめられ、デザイン、カラートーン、アートなどは部屋ごとに異なります。そしてどの部屋にも緑がたっぷり。
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「ふふラグジュアリースイート」。インテリア・バルコニー+リビングの手前にベッドルームを配置。
▲ 「ラグジュアリースイート」。オープン・リビングの手前にベッドルームを配置。
おこもり感のある、眠りにつきやすいベッドルーム。
▲ おこもり感のある、眠りにつきやすいベッドルーム。
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たとえば、「ラグジュアリースイート」111号室は、扉をあけたとたん、緑の香りと植栽の多さに驚きます。リビングとガラスドアで仕切られたオープン・リビングは、まるでサンルームのようです。ここでお昼寝したら、平和な夢が見られそう。壁には植物にやさしい成長をうながす“育成照明”のコントロールパネルがあり、ゲストも光を調節して植物の生育をお手伝いできます。
ミニバーに冷やしてある手作りヤーコン茶とウェルカムスイーツで一息。
▲ ミニバーに冷やしてある手作りヤーコン茶とウェルカムスイーツで一息。
もちろん、他のふふブランド同様に全室に温泉を用意。バスタブ脇にホットストーンを敷き、湯浴みの合間の一息も岩盤浴的にリラックスできる工夫が。温泉は毎日届けられる、蓼科温泉からの運び湯です。
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室内着と寝巻も用意。寝巻は二重ガーゼで肌触りと吸水性に優れています。
▲ 室内着と寝巻も用意。寝巻は二重ガーゼで肌触りと吸水性に優れています。
また、室内装備も充実しています。ちょっと気になるソーダストリームや温度調整ができるケトルなど、話題の家電を設置。冷蔵庫の中には冷えたヤーコンを醗酵させたお茶や安曇野の水、自家製シードルを用意しています。
ソーダストリームなど気になる家電も。アメニティは紙製品を使用し、プラスチックフリーに。
▲ ソーダストリームなど気になる家電も。アメニティは紙製品を使用し、プラスチックフリーに。
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「陽光の風」は薪を使ったジャパニーズフレンチ&バンフォードのスパも

「ふふ」といえば、日本料理というイメージがあるけれど、「陽光の風」はひとヒネリ効いたジャパニーズフレンチ。東京・大手町のフレンチレストラン「Plaiga TOKYO」の流れを汲む「Plaiga KARUIZAWA」が、“信州の四季を味わう”をコンセプトにコース料理を供します。
ジャパニーズフレンチ「Plaiga KARUIZAWA」では、薪オーブンを使用。香りや音も食体験のアクセントに。
▲ ジャパニーズフレンチ「Plaiga KARUIZAWA」では、薪オーブンを使用。香りや音も食体験のアクセントに。
調理の肝となっているのは、レストラン入口付近にある、600℃まで上昇する薪のグリル台。薪の配置や素材を置く場所によって火加減を絶妙に調節し、料理を仕上げます。シェフは、いわば薪の魔術師! 
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前菜を左上から時計回りに、桧香しずく、信州サーモンタルタル、信州黒豚のパテ グランメール、稚鮎フリット。
▲ 前菜。左上から反時計回りに、桧香しずく、信州サーモンタルタル、信州黒豚のパテ グランメール、稚鮎フリット。
ある日のコースメニューでは桧(ひのき)と白樺のシロップの「桧香しずく」や信州サーモンのタルタル、稚鮎フリット、信州黒豚のパテのアミューズからはじまり、前菜に五郎兵衛米コシヒカリのムース、野菜料理にブロッコリー薪焼き、魚料理にオマール海老ポワレ、肉料理に薪焼き信州牛ロースト、そしてキノコのリゾットにデザートの、計9品。信州の食の豊かさをじっくり味わえるコースです。
オマール海老ポワレ。海老の出汁とあわせたタマリンドソースをかけて。
▲ オマール海老ポワレ。海老の出汁とあわせたタマリンドソースをかけて。
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薪で焼き上げた信州牛。脂と赤身のバランスが絶妙。
▲ 薪で焼き上げた信州牛。脂と赤身のバランスが絶妙。
カウンター席はプライベートガーデンビューが楽しめます。
▲ カウンター席はプライベートガーデンビューが楽しめます。
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また、「陽光の風」には、“ナチュラルリゾート”にふさわしく植物の力を生かす「YOUCA SPA」があります。こちらでは英国生まれのオーガニックなボタニカル・スキンケア「バンフォード」のプロダクツを使用。ウルトラ・ラグジュアリー・リゾートで最近よく目にするブランドで、爽やかなグリーンの香りが性別問わず人気です。
スパのサウナ&ハーブバス。この手前にトリートメントルームが併設されています。
▲ スパのサウナ&ハーブバス。この手前にトリートメントルームが併設されています。
英国生まれのプレミアムなボタニカル・スキンケア「バンフォード」を使用。
▲ 英国生まれのプレミアムなボタニカル・スキンケア「バンフォード」を使用。
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デイユースも可能で、リラックスできるスペースをしつらえた、サウナ&ハーブバスの120分貸し切りも(3万8000円、サウナ施設内のミニバーのドリンクも含む)。ロウリュは3種類の香りからセレクト。自分のペースでロウリュできるのも、ポイントです。
サウナのロウリュに使う3種類のオイルと、ハーブバス用のラベンダー、キャンディミント、ブルーマロウ。
▲ サウナのロウリュに使う3種類のオイルと、ハーブバス用のラベンダー、キャンディミント、ブルーマロウ。
サウナ用のハットも用意。
▲ サウナ用のハットも用意。

■ ふふ 軽井沢 陽光の風

住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉568-1
電話番号/0570-0117-22
HP/https://www.fufukaruizawa.jp

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ダンディズム香る大人が気取れそうな「静養の森」

「陽光の森」から車で5分少々走った、旧軽井沢にあるのが「ふふ 旧軽井沢 静養の森」。日本のクラシックリゾート、旧軽井沢の落ち着いた風情があたりに漂い、その象徴である雲場池までも徒歩1分の近さ。こちらは格調高い大人のくつろぎのリゾートといった感じを受けます。
敷地中央に森を抱く「静養の森」。
▲ 敷地中央に森を抱く「静養の森」。
白樺が縁取るKUMOBA TERRACE(クモバテラス)を中央に、リゾートはロの字形のレイアウト。ゆったりとしたソファを配置したクモバテラスで、ファイヤーピットにあたりながら、木漏れ日を受けつつ読書をしたり、会話を楽しんだり。緩やかな時間が過ごせそうです。
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薪ストーブやブランケット、軽井沢らしいアイテムを用意したラウンジ。
▲ 薪ストーブやブランケット、軽井沢らしいアイテムを用意したラウンジ。
「静養の森」は2階建て20室。客室はブラックウォールナットやウォールナット、グレイウォールナットなどの落ち着いた3色でまとめられています。ふふラグジュアリープレミアムスイートがハイエンドですが、暖炉がインパクトのあるラグジュアリースイートもおすすめです。中央に暖炉を置き、それを囲むように掘りごたつ式のソファが配置されています。
京都の名バーテンダー西田稔さんがブレンドを監修した、樽のウィスキーがカウンターに。
▲ 京都の名バーテンダー西田稔さんがブレンドを監修した、樽のウィスキーがカウンターに。
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窓側にリビングと仕切られるインテリア・バルコニーを置くコンフォートスイート。
▲ 窓側にリビングと仕切られるオープン・リビングを置くコンフォートスイート。
コンフォートスイートのバスルーム。広い!
▲ コンフォートスイートのバスルーム。広い!
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ゆっくり時間をかけてコーヒーをいれたくなるコーヒーセット。
▲ ゆっくり時間をかけてコーヒーをいれたくなるコーヒーセット。
ラグジュアリースイート1階のリビング。2階は違う間取りです。
▲ ラグジュアリースイート1階のリビング。2階は違う間取りです。
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レストランの「軽井沢 純音」では旧軽井沢の自然が感じられるよう、日本料理、鉄板焼きが構成されています。加えて、長野県では発酵文化が浸透している土地柄、発酵熟成された食材も使用。食材のみならず、食文化の観点からも“長野”を味わえます。
発酵食を取り入れた日本料理が供されます。
▲ 発酵食を取り入れた日本料理が供されます。
文人墨客が愛した軽井沢の森で大人のくつろぎを。
▲ 文人墨客が愛した軽井沢の森で大人のくつろぎを。
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さて、軽井沢の2軒のふふ、どちらに行きましょうかね? 植物に囲まれて爽やかな気分で行くなら「陽光の風」、しっぽり大人なムードでくつろぐなら「静養の森」でしょうか? もちろん、連泊して両方行くのが、違いもわかって面白いんですけど、ね。

■ ふふ 旧軽井沢 静養の森

住所/長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1299-2
電話番号/0570-0117-22
HP/https://www.fufukyukaruizawa.jp

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