2021.08.21

一度は泊まりたい【厳選】箱根の極上宿7選

コロナの時代のバカンスは繁華街や観光地を歩き回るより、宿におこもりして、ゆっくり過ごす方が安全という考え方も。そこで美しい自然と温泉に恵まれ首都圏からもアクセス抜群な箱根にスポットを当て、これまでにLEON.JPでご紹介してきた宿から一度は訪れたい極上の宿7軒をピックアップしてみましたよ。

四季折々の美しい自然と多彩な泉質を誇る温泉にも恵まれ、首都圏からのアクセスも抜群の箱根。言わずと知れた日本有数の観光地には、季節や行く相手によってさまざまな楽しみ方ができる多様な宿が揃っています。

今回は彼女としっぽりラグジュアリーな時間を過ごすのにぴったりな宿を厳選。これまでにLEON.JPでご紹介してきた中から一度は泊まっていただきたい極上の7軒をピックアップしました。夏から秋の旅行シーズンの参考にしてくださいませ。

 ■「オーベルジュ 箱根フォンテーヌ・ブロー仙石亭」

源泉掛け流しがある、箱根の隠れ家オーベルジュ 

 ▲ 温泉も景色も格別の味わい、客室はアダルトな雰囲気いっぱい。
かの帝国ホテルのフレンチレストランで活躍したオーナーシェフが、日本人が心から寛げるオーベルジュ、をテーマに作った宿「箱根フォンテーヌ・ブロー仙石亭」。都心から100㎞と近郊ながら、辺り一帯は豊かな緑。露店温泉付きの全12の客室が、すべてが異なる設えというのも特長です。

客室露天風呂の温泉は、源泉が大涌谷温泉。柔らかで、リラックスができる白湯で、肌もしっとり。彼女もきっと大喜びです。また、大浴場の泉質は、クレンジング効果が高いといわれる強羅温泉のもの。客室露天風呂と大浴場で、泉質の違う2種類の温泉が楽しめるんです。

ディナーは本格フレンチに和のテイストを巧みに織り交ぜたフルコース。伝統的なフレンチ料理の技法を守りつつ日本の四季折々の旬の食材を使用した料理は、どれもが舌にも目にもうれしいものばかり。

まさしく恋する大人の男の最強の武器になる。大オススメな宿なのですよ。

■ 「Kitanokazesaryo きたの風茶寮」

箱根で味わう「しっぽり」非日常。遊び上手な大人の男に最高の宿

▲ 静かで落ち着く別世界で、ふたり、しっぽり寛げます。
北海道で高名を馳せるホテル経営の名門が、東京から2時間圏内にこだわり、あえて激戦区の箱根に建てた宿「きたの風茶寮(かぜさりょう)」。自慢は、北海道産の旬の食材を使用した料理で、本当に美味。まさに大人好みの宿なのです。

露天温泉付きの全10室の客間は、いずれも和を基調としたモダンな造り。露天温泉も「ふたりで」というのに最適。もちろん、湯質も、最高の気持ち良さです。上品で落ち着いた雰囲気で、心からゆったりと寛げますよ。
13歳未満は宿泊不可というのも、お忍びにはもってこい、でしょう。

そして料理が本当に素晴らしい。基本は、地元と北海道の旬の味覚を使用した和懐石。夕食のテーブルには、牡丹海老だとか、鮫鰈だとか、アスパラガスだとか、あの特Aランクのお米「ゆめぴりか」だとか、北海道の旬の食材が次から次へと並ぶ。朝食も焼き魚や釜炊き米など豪華で美味ですよ。

「こんな宿を知っているなんて凄いね!」と彼女もビックリすること、間違いなし。遊び上手の大人の男の真骨頂となるわけですね。
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■ 「ザ・ひらまつホテルズ&リゾーツ仙石原」

「ひらまつ」の美食とアートを堪能できる至高のラグジュアリーホテル 

▲ ディナーに備えて女性がメイクに専念できるよう、洗面台が2つあるのも気が利いていてとってもナイス。アメニティはすべてブルガリで、さわやかかつ上品な香りも快適です。
フレンチの老舗「レストランひらまつ」を原点とし、レストランやホテルなどを展開する「ひらまつ」のフラッグシップホテル「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 仙石原」。美食と温泉、アートに自然と、大人のお楽しみのすべてが揃っています。

「ひらまつ」各店でシェフを歴任してきた吉越シェフが繰り出すのは、素材を活かしたイタリア料理の技と、味を重ねるフランス料理を融合させたもの。そこに少しだけ和のエッセンスも加えたひと皿も登場するなど、これはまさにエンタテインメント。おいしいだけじゃなく、食べることが楽しいというのが率直な感想です。

そして、レストランでお腹が満たされたら、客室内の温泉へ。すべての部屋に、源泉掛け流しの温泉風呂があり、美肌の湯ともいわれる単純泉の新姥子温泉が楽しめる趣向となっています。

このように、一連の行動をスムーズに展開できるのも、レストランから生まれたホテルならでは。しかも次のデートは東京の「レストランひらまつ」で、という流れるようなアポイントも可能ですからね。

■ 「強羅花壇 離れ」

部屋から外へ一歩も出ずに楽しめるラグジュアリーで親密な時間

今月の宿は箱根の「強羅花壇」。名にし負う高級宿ですので、よくご存知の方も多いことでしょう。箱根という都心からすぐの立地の良さのため、行きつけの宿にしている方も多いかもしれませんね。

そんなよく知られる宿をなぜ選んだのか。それは、離れ貴賓室の「花香(かこう)」と「残月(ざんげつ)」、離れ客室の「泉心(せんしん)」と「名月(めいげつ)」という4つの離れが大きなポイント。これが、本当に素晴らしい。「強羅花壇」ならではの魅力を心から堪能できる客室なのですよ。

建物はどこもが、たっぷりと空間を使った贅沢な造り。和を基調としたしつらえも落ち着いた雰囲気。温もりのある木肌も素晴らしく、まさにオトナな離れなのです。内外は手入れが非常に行き届き、美しい緑や四季折々の花々が見られる。

特におすすめは、離れ貴賓室の「花香」と「残月」。このふたつは、どちらも本間、次の間、庭を望む広々とした造り。しかも駐車場から直接入れて、チェックインも部屋ですることができる。つまり誰にも見られずに、お忍びで泊まることができる、というわけです。
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■ 「金谷リゾート箱根」

昭和の粋人・ジョン金谷鮮治のエスプリをしっとり楽しめるホテル

▲ 創業者の哲学“和敬洋讃”を食で表現した伝説の名店「西洋膳所ジョンカナヤ麻布」のエスプリを継承した、ダイニング「西洋膳所 JOHN KANAYA」。
鬼怒川金谷ホテル創業者で、昭和の粋人・ジョン金谷鮮治。その彼が作った「西洋膳所ジョンカナヤ麻布」のエスプリを箱根の森のその奥で、しっとり楽しめるホテルがこちら。全14室・温泉付き。オーベルジュの真髄、ここに極まれり、です。

五島列島の魚介など日本ならではの食材を活かした料理を提供。まさに箱根にある美食の隠れ家ホテルなのです。源泉は仙石原温泉で100%かけ流しです。美食に温泉ときて喜ばない女子はおりません!

■ 「塔ノ沢温泉 鶴井の宿 紫雲荘」

湯量豊富な天然温泉で箱根の美しい景観を満喫

「塔ノ沢温泉 鶴井の宿 紫雲荘」は箱根・塔ノ沢から箱根湯本方面に連なる4000坪という広大な敷地内にあります。ここはホテルオークラ創業者・大倉男爵の別邸跡地だそう。清流・早川にかかるつり橋「鶴翁橋」のダイナミックで美しい景観、竹林の小径……。まさに風流という言葉がぴたりとあてはまるお宿です。

1日70トンもの豊富な湯量を誇る天然温泉は、自家源泉から湧出する弱アルカリ性単純温泉。それゆえ、大浴場に加えて貸切風呂も豊富です。宿泊客は40分無料貸切できる「男爵の湯」、さらには「鶴翁橋」を渡ったところにある貸切露天風呂「観山の湯」は宿泊客1組50分3000円、日帰り客1人90分3000円と有料ながら、四季折々の大自然の景観を、カップルふたりでゆったりと独占できちゃいます。

■ 「箱根ホテル」

芦ノ湖のほとりに立つ瀟洒なホテルで温泉&本格フレンチの極上時間を

「箱根ホテル」は、箱根の自然を存分に享受できる絶景ホテル。天然温泉は、疲労回復に効果大の微黄色硫化水素臭を有します。とりわけ「芦ノ湖の湯」は、その名の通り雄大な芦ノ湖と箱根の山々を一望できる素晴らしさ。一方の「大観の湯」は、丸く大きく空いた天井窓が特徴。箱根の抜けるような青空や降るような星空を眺められます。

部屋ごとにインテリアや家具が異なる客室は、天井が高く開放的な雰囲気。日帰りプランは、「客室+温泉+ランチブッフェ」と、これらに加えてディナーまで付いたプランもあり。ランチはレストラン「イル・ミラジィオ」にてカジュアルなフランス料理がブッフェスタイルで楽しめます。

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