2021.09.30
旅の達人の忘れられない「気持ちいい〜」絶景5選
気軽に海外旅行に出かけられない今こそ、国内各地の絶景を再発見する絶好のチャンス。ちょっと足をのばせば、心が癒される「気持ちいい~」絶景が広がっていますよ。
- CREDIT :
文/大塚綾子
紅葉や雪景色など、自然がもたらす四季折々の景色を楽しめるのも日本ならでは。さまざまな場所を旅してきた達人だからこそ知る、一度見たら忘れられない、「気持ちいい~」絶景スポットをご紹介します。
◆ フォトグラファー・吉澤健太さん、LEON.JP食いしん坊担当・秋山 都の気持ちいい絶景
森の真っ暗闇を経験してからの満天の星! めちゃくちゃ気持ちいい~「星浴」
「日々の生活で『真っ暗闇』を味わうのってとても稀少だし、贅沢な経験だなと。視界を奪われた状態で山を歩くと、葉っぱを踏みしめる音や、樹々が発する匂いに敏感になり、五感が活発になるのが自分でも感じられるんです。その真っ暗闇を経験してからの満天の星! めちゃくちゃ『気持ちいい~!』ってなります」(秋山)
「真っ暗闇の森の中を懐中電灯で照らしながら歩くこと15分。森を抜けて蔦沼の湖畔にたどりつくと、一面の星空が開けます。海と違って波が立たない蔦沼の湖面に星が写り込んで、とても神秘的な光景です。これまでも撮影で国内外あちこちの星空を見ているけれど、これほどの絶景にはなかなか出会えません」(吉澤さん)
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「オーダーメイド星浴・闇歩き体験」
実施期間/2021年は11月下旬まで毎日催行
料金/(1名)1万3750円 *1名から催行可。最大5名まで。ツアーの内容は天候に応じて変わります
集合・解散場所/蔦温泉旅館(青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1)または近隣のホテル
https://towada-stargazing.com
© Kenta Yoshizawa
【ほかに紹介の記事はコチラ】
Go To 秘湯! 青森「蔦温泉」で星空を浴びてみよう
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/25074458344486/0/YOSHIZAWA.jpg)
● 吉澤健太(よしざわ・けんた)
ファッション、旅、料理など、さまざまなジャンルを網羅するフォトグラファー。フォトグラファーのためのワークスペース「rakuda」主宰。クリエイターの交流の場となるワークショップも開催している。
http://rakuda-lab.com/yoshiken/top.html
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● 秋山 都(あきやま・みやこ)
文筆家・編集者。女性ファッション誌や富裕層向けライフスタイル誌、グルメマガジンの編集長を歴任後、アマゾンジャパンを経て独立。得意なジャンルに食、酒、旅、ファッション、犬と馬。
Instagram/@miyakoakiyama
◆ ビーチライター・古関千恵子さん、デートコンシェルジュ・渡辺ゆり子さん、LEON編集部員・八木千晶の気持ちいい絶景
ハワイに行かなくてもいいかと思わせる「ザ・ハーバーテラス」のオーシャンビュー
「材木座海岸を一望でき、海に浮かんでいるかのような海近。目の前には岩礁のような、最古の港とされる“和賀江島”。その近くをウィンドサーファーが気持ちよさそうに水上を滑走。稲村ケ崎や江の島、富士山も眺められ、湘南ローカルの方にとっても羨望のロケーションのようです。
キッチンや洗濯&乾燥機を備え付けられた客室もあり、全室オーシャンビュー。広々としたテラス、リビング&ダイニング、ベッドルーム、すべて海に向いたレイアウトになっていて、好きなだけ海を満喫できます! 屋上には宿泊ゲストオンリーのインフィニティエッジプールが! このビューがこれまた最高!
1階にはレストランもあり、出張で鍼灸マッサージも受けられ、ホテル並みの施設が揃っています」と興奮気味にオススメしてくれたのは、ビーチライターの古関さん。
LEON編集部の八木も「プールからの眺めや部屋からのオーシャンビューがとにかく圧巻。ハワイに行かなくてもこの景色があるならいいか、と海外旅行に諦めがつく満足度です」と太鼓判。
実はインテリアのコーディネートを手がけたのは、連載「東京ヨコシマレストラン」でもおなじみのYULI*YULIこと渡辺ゆり子さん。
「湘南で数少ない、道を挟まず海を望めるバケーション・レンタル。広いテラスで海を眺めながら過ごす一日が気持ちよすぎます。運がよければ私が大好きな夕焼けも眺められます。深夜に海の上にさす月の光の道を眺めながら、波の音を聞きながら、シャンパーニュを飲む時間は至福♡」
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ザ・ハーバーテラス
住所/神奈川県逗子市小坪5-14-7
TEL/0467-39-5188(10:00~20:00)
料金/1室2名利用(素泊まり)1名2万1500円〜
https://the-harbor-terrace.com
【ほかに紹介の記事はコチラ】
まるで海に浮かぶ船!? 逗子の新名所なオーシャンビューホテルって?
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/25122902127120/0/ChiekoKoseki_tori.jpg)
● 古関千恵子(こせき・ちえこ)
国内外のビーチに通い詰め、リゾートホテルやビーチスポーツ、エコなど、海にフォーカスした記事をさまざまな媒体に寄稿。あるがままの自然が残る、ネイチャー系ビーチがマイタイプ。
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● 渡辺ゆり子(わたなべ・ゆりこ)
食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。LEONでも「モテたいオヤジの通ぶり!レストラン」を連載中。2021年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が14周年を迎えた。
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● 八木千晶(やぎ・ちあき)
LEON編集部員。レストラン情報や健康ネタ、ラグジュアリーホテル、インテリア、ペットなどなどライフスタイルにまつわる特集を広く担当。獅子座の寅年。
◆ LEON編集部員・八木千晶の気持ちいい絶景
「山のレストラン」で食事をしながら眺める日光連山。秋は燃えるような紅葉が楽しみ♡
「『霧降高原 山のレストラン』は北に霧降の滝、西に日光連山が望める、素晴らしい眺望です。なかでも角のテラス席からの眺めは本当に圧巻。これ以上ないほどマイナスイオンをたっぷり浴びることができる、絶景洋食レストランです。ハンバーグステーキやアトランティックサーモンのスモークなど、北米スタイルのボリュームたっぷりなグリル料理がいただけますよ」
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霧降高原 山のレストラン
住所/栃木県日光市所野1546 霧降の滝
TEL/0288-50-1525
営業/10:00〜19:00L.O. 水曜休
https://www.meiji-yakata.com/ja/kirifuri
◆ ライター・大石智子さんの気持ちいい絶景
東京を独り占め♡「フォーシーズンズホテル東京大手町」の皇居御苑ビュー
「間切りのない、巨大1ルームの空間が気持ちいい『フォーシーズンズホテル東京大手町』のこのスイートルームは、自分にとってスイートのレイアウトの理想型。皇居御苑ビューのお部屋のパノラミックな窓からの眺めは抜け感抜群で、夕陽がきれいに見えるのもポイントです。
さらにバスルームも窓際。バスルームとベッドルームに一体感があってリゾート的なのも好み。この部屋で友人の誕生会をやったのですが、バルーンも窓のペイントもお洒落なので記念日利用にも最適。ルームサービスでイタリアンの『ピニェート』からピザをとれば、おこもりの満足度はいっそう上がります」
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フォーシーズンズホテル東京大手町
住所/東京都千代田区大手町1-2-1
TEL/03-6810-0600
料金/「フォーシーズンズスイート 皇居御苑ビュー」(10月)12万6700円〜(税・サービス料込み)
https://www.fourseasons.com/jp/otemachi
【ほかに紹介の記事はコチラ】
そして、私は「フォーシーズンズホテル東京大手町」に帰りました
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● 大石智子(おおいし・ともこ)
出版社勤務後フリーランス・ライターとなる。男性誌を中心にホテル、飲食、インタビュー記事を執筆。ホテル&レストランリサーチのため、毎月海外に渡航。スペインと南米に行く頻度が高い。柴犬好き。Instagram(@tomoko.oishi)でも海外情報を発信中。
◆ フォトグラファー・吉澤健太さんの気持ちいい絶景
富士山をはじめ360度の壮観な眺め! 日本一長い吊り橋「三島スカイウォーク」
「なんと全長は400m! 日本一長い大吊り橋からは富士山や伊豆の山並みが間近に見えて、遠くには駿河湾も。360度どこを眺めても壮観な絶景スポットです。吊り橋だけではなく、スリル満点のロングジップライドやアスレチック、山道を走るオフロードタイプのセグウェイツアーやドッグランなど施設が充実しているので、絶景の中でいろいろなアクティビティも楽しめますよ」
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三島スカイウォーク
住所/静岡県三島市笹原新田313
TEL/055-972-0084
営業/9:00〜17:00
料金/大人1100円
https://mishima-skywalk.jp
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「愛車(バイク)越しの富士山」も味わい深い絶景です
「箱根の大観山はその頂上にパーキングエリアを備えており、ドライバーやライダーたちの恰好の休憩所になっています。駐輪スペースの側からちょうど富士山が臨め、非常に見晴らしのよい場所です。と同時にこの駐輪スペースには走りに自信のある人のバイクが並び、ハイシーズンにはちょっとした展示会場になります。みんなのカスタムバイクを眺めつつ、富士山を仰ぎ見れるという味わい深いスポットです」(ライター・長谷川 剛さん)