2022.01.01
いま! 時計選びはアイコニックな「モテる顔」 ドレスウォッチ編 1
100年愛せる腕時計。一歩先行く「モダンクラシコ顔」
ウォッチメイキングは伝統を受け継ぎながら、着実に前進を続けています。いま、一見クラシックなモデルにも現代のエッセンスが巧みに取り込まれているのです。そんなモダンクラシコな腕時計を紹介します。
- CREDIT :
写真/人物・渡辺修身、静物星 武志(estrellas) スタイリング/人物・久 修一郎、静物・石川英治(tablerockstudio) ヘアメイク/古川 純 文/柴田充
そもそも時計自体が過去と現在、未来を連綿とつなぐ存在なのですから。
◆ ヴァシュロン・コンスタンタン
100年愛せるその顔は遊び心がたっぷりです
「ヴァシュロン・コンスタンタン」のヒストリーク・アメリカン 1920の初代オリジナルは、そんな100年前に誕生しました。優美なクッションケースに傾けられた文字盤は、ドライブ中でも時間が読み取れるように作られたもの。狂騒の1920年代を駆け抜けた、華やかなりしモータリゼーションの象徴だったのです。
これを手にした当時のオヤジはモダニティを陶然と味わったに違いありません。そんな時を超越した憧憬と革新が息づくからこそ、その魅力は色褪せるどころかむしろ天然色に彩ります。
往時の輝きが生き生きと蘇る、まさに腕元のタイムマシンになるのです。
バリエーションも充実しペアウォッチにもオススメ
◆ パテック フィリップ
モードな「クルドパリ」が帰ってきた!
1932年にカラトラバの始祖として誕生した96モデルに続き、2年後にD仕様として登場。Dはデコール(装飾)を意味し、96が追求したバウハウスのミニマリズムとの対極に位置したのです。両者があったからこそ、カラトラバは名作モデルになり得たともいえるでしょう。
この数年は採用も限定的でしたが、ムーブメントの刷新という大きな節目を飾り、復活を遂げたのも象徴的です。そしてクルドパリで囲われたブラックダイヤルは、まるでレザーのライダーズを思わせます。そんな反骨のモード感が気高きオヤジを飾ります。
次世代のブランドの顔がついに誕生
新開発のキャリバー30-255 PSは、ふたつの香箱を備え、約65時間の持続時間と高振動4Hzで高い歩度を実現しました。美しい受けの構成は歯車や機能は個別の受けをもつという原則に従います。
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター 03-3255-8109
ポール・スチュアート 青山本店 03-6384-5763
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501