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2022.01.31

第17回

【最新事情】いま、腕時計のストラップ交換がこんなに便利って知ました?

ストラップやブレスレットによって腕時計の印象が大きく変わることは、これまでもお伝えしてきましたが、近年、その交換が実に手軽になっているのです。1本の腕時計で何度も美味しいインターチェンジャブルストラップをご紹介。

CREDIT :

写真/蜂谷哲実(hachiya studio)  文/渋谷康人

インターチェンジャブル化で、腕時計のストラップも“着替える”時代に

腕時計のバンドは、単なる付属品ではありません。というのは、これまでもお伝えしてきましたね(第11回第12回第13回)。

ブレスレットからレザーストラップなど、バンドを交換すると同じ時計でも雰囲気はガラリと変わります。洋服を着替えるように愛用時計のバンドも交換して、もっと楽しんでみてはいかがでしょうか。

ワンタッチで交換・調整できるタイプが続々と

バンドの交換は、少し前までは時計店に依頼する必要がありました。ところがこの10年あまりの間に、難しかったこの作業が、特別な工具がなくても自分で簡単にできるようになってきました。時計ブランドによって名称はさまざまですが、バンドをワンタッチで簡単&確実に交換できるインターチェンジャブルシステムの導入が業界全体で進んだのです。
▲ 「オーヴァーシーズ・オートマティック」自動巻き、SSケース(41mm)×ブレスレット(ラバー、アリゲーターストラップが付属)、15気圧防水。266万2000円/ヴァシュロン・コンスタンタン
インターチェンジャブルシステムをいち早く採用した「ヴァシュロン・コンスタンタン」のオーヴァーシーズのように、購入時から交換用のレザーストラップ、ラバーストラップが付属するモデルも近年では多くなってきました。
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「カルティエ」もインターチェジャブルストラップに注力するブランドのひとつですが、凄いのはスマートリンクシステムというブレスレットのコマを調節するシステムまで搭載している(!)こと。

専用工具を使わずにコマ数を加減できるシステムを備えたタイプも登場しています。ブレスレットやストラップを、シーンやファッションに合わせて交換し、長さ調節も簡単にできる時代がやってきたのです。
動画提供:カルティエ
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従来のストラップをインターチェンジャブルにすることも

最近の新作時計の多くはインターチェンジャブルシステムを採用しています。しかしこのシステムがない場合は、これまで通りに時計店に交換を依頼する、もしくは工具(バネ棒外し)を購入して自分でやる、このふたつの手段しかないのでしょうか。
▲ 「カミーユ・フォルネ」のストラップの一例。カーフからエキゾチックレザーまで、上質かつ多色なストラップが揃う。
いえ、純正ではありませんが、「アビエ式」あるいは「ワンタッチバネ棒」と呼ばれるシステムの組み込まれたストラップを購入することで、これまであなたが愛用してきたモデルでも手軽な交換を楽しむことができるのです。例えば、フランスの革製品メーカー「カミーユ・フォルネ」や「ジャン・ルソー」では多彩なカラーと素材で交換用のストラップが取り揃えられています。
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ただ「アビエ式」には1点、注意が必要。アウトドアや水中などハードな環境で使う時には向かないので、そういった場合は純正のストラップを使ってください。ちなみにダイバーズウォッチでも、「オーデマ ピゲ」や「パネライ」ではインターチェンジャブルストラップが用意されていますよ。

腕時計の楽しみを何倍にもしてくれるインターチェンジャブルストラップ。愛用の時計の印象チェンジに、装いのマンネリ打破に、ぜひ活用してくださいね。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
カミーユ・フォルネ銀座本店 03-5537-3223
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757

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