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2019.11.23

【まとめ】腕時計のプロが選んだアンダー40万&100万円ウォッチ

"価格"を軸にした時に、腕時計のプロはどんなモデルを選ぶ? 大人の腕元にハマる名作が揃いました。

CREDIT :

文/広田雅将(『クロノス日本版』編集長)、福田 豊(時計ジャーナリスト)、柴田 充(時計ジャーナリスト)、篠田哲生(時計ジャーナリスト)

一口に腕時計といっても、スーツに合わせたいドレスウォッチから、ダイバーズウォッチ、クロノグラフ、ジェットセッターに便利なGMTなどなど、機能もデザインも千差万別。その奥深さが楽しいわけですが、その反面、結局どれを付けようか?と"時計迷子"になることも。

腕時計の評価軸はいろいろあるものの、"価格"をお題にしたら時計のプロはどんな選びをするのでしょう? 

今回は、アンダー100万円のモデルとアンダー40万円のモデルのチョイスをまとめてご紹介! ぜひ、気になる1本を見つけてください。

◆ 広田雅将が選ぶのは……「チューダー」ブラックベイ

レトロだけど今っぽさ十分な、本格派ダイバーズ

「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)、エイジドレザーストラップ。33万7000円/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)、エイジドレザーストラップ。33万7000円/チューダー(日本ロレックス)
レトロテイストを盛り込んだダイバーズウォッチ。ストラップにもあえてエイジドレザーを採用する凝りようだが、上品にまとめているのは今っぽい。ブレスレットも、1950年代風のリベットタイプだが、アンティークと異なって、左右の遊びが小さく、上質感に富む。

もちろん「チューダー」であるから、性能は第一級。パワーリザーブは約70時間もあるうえ、防水や磁気帯びを気にせずに使い込める。

カジュアルに使えるのはもちろん、古着に合わせても映えるはず。また、ハードなダイバーズウォッチとは異なるため、スーツにも合わせやすいだろう。また、あまり厚くないので、細身のシャツに合わせてももてあますことはなさそうだ。デザインがオーセンティックなため、ストラップで遊んでも面白そう。
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◆ 篠田哲生が選ぶのは……「エルメス」アルソー 78

腕元にリッチな遊び心を利かす1本

「BRV2-92 ミリタリー ベージュ」自動巻き、SSケース(41mm)、エラスティックバンド。32万円/ベル&ロス(ベル&ロス ジャパン)
「アルソー 78」クオーツ、SSケース(40mm)、レザーブレスレット。37万5000円/エルメス(エルメスジャポン) ©Calitho
ラグジュアリーメゾンの時計は、どちらかというと“女性のため”という印象があるかもしれないが、「エルメス」の場合は男性にも勧めたい。時計作りの歴史は約100年になるし、なにより、時の流れを美しく表現する手法も高く評価されている。

中でも「アルソー」コレクションは、ケースも程よく大きくて、腕元の見栄えもよく、オシャレに着けこなせる。こちらの「アルソー 78」はチタン製ベゼルで存在感を作っているので、より男性向きだろう。

時計自体に存在感があり、バレニアカーフのブラウンストラップも綺麗。ラグジュアリーメゾンらしい華があるので、ビジネスシーンというよりは、休日時計としてカジュアルに使いたい。モノトーン系のコーディネートと相性が良さそうだ。クリーンな白シャツの腕元からのぞいたら、お洒落だと思う。

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◆ 柴田 充が選ぶのは……「ブライトリング」プレミエ B01 クロノグラフ 42 ノートン 

バイク好きも垂涎な限定クロノグラフ

「エレガンスコレクション SBGH213」自動巻き、SSケース(39.5mm)、クロコダイルストラップ。65万円/グランドセイコー(セイコーウオッチ お客様相談室)
「プレミエ B01 クロノグラフ 42 ノートン」自動巻き、SSケース(42mm)、ビンテージローレザーストラップ。93万円/ブライトリング(ブライトリングジャパン)
2018年に発売された新シリーズ、プレミエをベースにした、英国バイクの名門「ノートン」とのパートナーシップモデル。文字盤外周をインダイヤルとカラーを統一した白のタキメーターで縁取り、シリーズでは唯一の数字インデックスを採用する。

針やインデックスのゴールドがヴィンテージ仕上げのレザーストラップとも調和し、ケースサイドのプレートやケースバックなどにさり気なく配置された「ノートン」のロゴマークも、バイク好きにはたまらないところ。

普段使いにはやや大きく感じられるかもしれないが、バイク乗りにはこれぐらいの存在感が似合うだろう。クラシカルな2カウンターは視認性に優れ、さらに自社ムーブメントcal.B01は耐振動性も期待できる。50年代に「ノートン」を乗り回したロッカーズのように、ダブルのライダースが似合う1本だ。
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◆ 福田 豊が選ぶのは……オメガ「シーマスター アクアテラ GMT ワールドタイマー マスター クロノメーター」

旅慣れした腕元には、こんな時計が好相性

「シーマスター アクアテラ GMT ワールドタイマー マスター クロノメーター」自動巻き、SSケース(43mm)、ラバーストラップ。95万円/オメガ(オメガお客様センター)
「シーマスター アクアテラ GMT ワールドタイマー マスター クロノメーター」自動巻き、SSケース(43mm)、ラバーストラップ。95万円/オメガ(オメガお客様センター)
2017年にプラチナケースで世界限定87本のみ制作された「オメガ」初のワールドタイマーをレギュラー化した新作。GMTの操作をリュウズだけで行なえるのが優れた特徴。

ダイヤル外周の都市名と内側の24時間リングを対応させることで、各タイムゾーンの時間を知ることができる。そして、ダイヤル中央のチタンをレーザー加工した立体的な世界地図が大きな見どころ。などなどと、アンダー100万円で、この機構、このダイヤルは、驚くべき素晴らしさだ。

ラグジュアリー感も満点なので、海外渡航の際のパートナーに最適。旅先のホテルやレストランなどできっと一目置かれることだろう。また、ブルーのラバーストラップが海辺のリゾートにもピッタリ。青×白のスタイルで着けこなせば、最高に格好いいだろう。

腕時計のプロが選ぶアンダー100万円ウォッチ
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

エルメスジャポン 03-3569-3300
オメガお客様センター 03-5952-4400
日本ロレックス 03-3216-5671
ブライトリングジャパン 03-3436-0011

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