腕時計の評価軸はいろいろあるものの、"価格"をお題にしたら時計のプロはどんな選びをするのでしょう?
今回は、アンダー100万円のモデルとアンダー40万円のモデルのチョイスをまとめてご紹介! ぜひ、気になる1本を見つけてください。
◆ 広田雅将が選ぶのは……「チューダー」ブラックベイ
レトロだけど今っぽさ十分な、本格派ダイバーズ

もちろん「チューダー」であるから、性能は第一級。パワーリザーブは約70時間もあるうえ、防水や磁気帯びを気にせずに使い込める。
カジュアルに使えるのはもちろん、古着に合わせても映えるはず。また、ハードなダイバーズウォッチとは異なるため、スーツにも合わせやすいだろう。また、あまり厚くないので、細身のシャツに合わせてももてあますことはなさそうだ。デザインがオーセンティックなため、ストラップで遊んでも面白そう。
◆ 篠田哲生が選ぶのは……「エルメス」アルソー 78
腕元にリッチな遊び心を利かす1本

中でも「アルソー」コレクションは、ケースも程よく大きくて、腕元の見栄えもよく、オシャレに着けこなせる。こちらの「アルソー 78」はチタン製ベゼルで存在感を作っているので、より男性向きだろう。
時計自体に存在感があり、バレニアカーフのブラウンストラップも綺麗。ラグジュアリーメゾンらしい華があるので、ビジネスシーンというよりは、休日時計としてカジュアルに使いたい。モノトーン系のコーディネートと相性が良さそうだ。クリーンな白シャツの腕元からのぞいたら、お洒落だと思う。
◆ 柴田 充が選ぶのは……「ブライトリング」プレミエ B01 クロノグラフ 42 ノートン
バイク好きも垂涎な限定クロノグラフ

針やインデックスのゴールドがヴィンテージ仕上げのレザーストラップとも調和し、ケースサイドのプレートやケースバックなどにさり気なく配置された「ノートン」のロゴマークも、バイク好きにはたまらないところ。
普段使いにはやや大きく感じられるかもしれないが、バイク乗りにはこれぐらいの存在感が似合うだろう。クラシカルな2カウンターは視認性に優れ、さらに自社ムーブメントcal.B01は耐振動性も期待できる。50年代に「ノートン」を乗り回したロッカーズのように、ダブルのライダースが似合う1本だ。
◆ 福田 豊が選ぶのは……オメガ「シーマスター アクアテラ GMT ワールドタイマー マスター クロノメーター」
旅慣れした腕元には、こんな時計が好相性

ダイヤル外周の都市名と内側の24時間リングを対応させることで、各タイムゾーンの時間を知ることができる。そして、ダイヤル中央のチタンをレーザー加工した立体的な世界地図が大きな見どころ。などなどと、アンダー100万円で、この機構、このダイヤルは、驚くべき素晴らしさだ。
ラグジュアリー感も満点なので、海外渡航の際のパートナーに最適。旅先のホテルやレストランなどできっと一目置かれることだろう。また、ブルーのラバーストラップが海辺のリゾートにもピッタリ。青×白のスタイルで着けこなせば、最高に格好いいだろう。
腕時計のプロが選ぶアンダー100万円ウォッチ
■ お問い合わせ
エルメスジャポン 03-3569-3300
オメガお客様センター 03-5952-4400
日本ロレックス 03-3216-5671
ブライトリングジャパン 03-3436-0011