スケルトンを極めたモテる時計がコチラ！

スケルトン技法は懐中時計の時代から存在し、メカニズムを見たい愛好家を満足させてきました。この技法はその後も進化し、透けているムーブメントを設計するようになります。

そして最近では、ケース素材までスケルトン化し、サファイアクリスタルを使ってどの方向からもメカニズムが見えるようになりました。この流れはさらに加速しそうです。

技術力や審美性をアピールするための手段として生まれたスケルトン技法ですが、ここまで透け透けの度合いが進んでしまうのは、時計ブランドにとっては大きな挑戦になるでしょう。

すべてを見せられるということは、自信があるということ。設計、仕上げ、表現のすべてで完璧でなければ、透け透けスケルトンは実現しません。つまりスケルトン時計というのは隠し事のない、完璧さの表れともいえるのです。

時計技術はこれからも、高度に進化していく。となれば、ますます見せたい気持ちも高まることでしょう。スケルトン時計を付けたヌーディな腕元は、セクシーなだけでなく、何も隠し事のない正直さのアピールにもなります。

華やかさがありつつ誠実だなんて、まさに理想のオヤジ像。モテるのは当然なのです。

透け透けスケルトンのトレンドを牽引するウブロはカラー技術が優れており、スケルトン×カラーの合わせワザによってさらなるヌーディな色気を加えています。その個性は、向かうところ敵なしです。

細いトラス構造のスケルトンムーブメントは、トゥールビヨン機構を搭載し、しかも約5日間のロングパワーリザーブ。その精密なメカニズムを、すべて見せてくれます。オレンジ色のサファイアクリスタルは、ウブロのオリジナル素材で2021年に開発されたものなのです。

シャネルは美しさに妥協はしません。それは時計に対しても同様で理想を表現するためにムーブメントを開発してしまうほどです。そしてその美しい機械のために、今度はケースをスケルトン化。完璧なる美とは、この時計を指すのです。

レントゲン写真にように、時計の輪郭が浮き上がるX-RAYモデルの最新作。自社製ムーブメントのキャリバー 3は、円の連なりでメカニズムを構築しており、浮遊する美しさがあります。限定モデルでは鮮烈な赤を取り入れ、より色っぽく仕上げました。

そもそも時計はムーブメントの上にダイヤルがあり、それをケースに収める。しかしベル＆ロスは、その常識を覆します。ケースとムーブメントを一体化させたまったく新しいスケルトン構造は、透け透けであるだけでなく時計のデザイン表現に一石を投じます。

スケルトン時計の定義は、“メカニズムが見える”こと。このモデルにはダイヤルは存在せず、ミドルケースと一体化したムーブメントの上下からサファイアクリスタルでサンドイッチして、メカニズムを見せました。その独創性には脱帽です。