2023.06.12
いま「ラグスポ時計」は大人トキめく艶色で
近年、時計界の最熱ジャンルに君臨し続けているラグジュアリースポーツウォッチ。その中で非凡なセンスを見せつけたいのなら、文字盤カラーに着目するのが手です。ライバルに差を付ける、腕元アクセントとしてぜひ!
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文/吉田 巌(十万馬力) 編集/岸澤美希(LEON.JP)
艶色を纏うことでラグスポがこんなに新鮮に!
ただ、ここまでの状況となると、周囲と差別化しづらいのがどうも……なんて方も多いのでは?
そこで着目していただきたいのが、文字盤のカラーです。というのも、昨今はこれまでになく艶っぽい色味の文字盤をセットしたラグスポが続々と登場しているのです。
色を纏うことでラグスポの完成されたデザインもぐっと新鮮に見えますし、これがまた腕元の色気アップに絶好なのですよ。
(リッチさ際立つゴールドなラグスポはこちら)
◆ IWC
あの“ジャンボ”が復活! しかもこんなに美しい文字盤カラーも
今年は、そんなSLをオマージュした新型が発表されました。特に話題をさらったのは、“アクア”と名付けられたこちら。ブルーとグリーンの中間の絶妙カラーが、グリッド模様を刻んだ文字盤を華やかに、そしてどこかミステリアスに見せていると思いませんか?
ちなみに、自社製ムーブメントCal.32111を搭載し、パワーリザーブは約120時間。もちろん、伝統の軟鉄製インナーケースも搭載され、時計の心臓部を磁場の影響からきっちり守っています。
◆ フレデリック・コンスタント
ピュアな美しさが際立つ絶妙ピンク
なかでも、艶っぽい魅力を放つのが、サーモンピンク文字盤。ビーチでは日焼けした腕の小粋なアクセントになり、一方、ベージュの麻ジャケットなんかと合わせればシックな場面もこなしそうでしょ。
インターチェンジャブルシステムの採用により、簡単に付属のラバーストラップとの交換も可能。COSCを取得したムーブメントを搭載し、精度面でも頼れる一本です。
◆ ブルガリ
ブルーが似合う独創的なイタリアンスタイル
オクタゴン(八角形)と曲線を組み合わせたケースは一層エレガントな造形となったほか、リューズとリューズプロテクターもスムースに繋がったデザインとなり、より現代的に洗練されたプロポーションに。インターチェンジャブルシステムの採用で、付属のラバーストラップとの交換が容易なのもうれしいところです。
ブルーは、言うまでもなくイタリアの洒落者がもっとも好むカラー。ファッションを伊達に彩る時計をお探しなら間違いない選択です。
◆ ベル&ロス
腕元をトレンドのアイスブルーでフレッシュに
こちらはそのうちのアイスブルー文字盤モデルです。正面からだとわかりませんが、ベゼル下には文字盤同色のラバーを挟んだことで抜群に爽快感ある仕上がりです。
なお、搭載するのは名門のムーブメントメーカーであるケニッシ社と共同開発したCai.BR-CAL323。COSCのクロノメーター認定をクリアし、パワーリザーブも最大約70時間と申し分ないパフォーマンスを発揮してくれます。
◆ シチズン
日本的美意識を反映したエッジの効いた造形
そんなコレクションをよりスタイリッシュに着用したいなら、こちらの深みのあるブルー文字盤が絶好です。一見爽やかな印象ですが。このブルーは繊細なサンレイ仕上げによりちょっとした所作で色合いを微妙に変え、腕元をさりげなく色っぽく演出してくれるんです。
なお、搭載する自動巻きムーブメントはJISの「第2種耐磁」をクリアした高耐磁仕様。デイリーにガシガシ使えるのも魅力です。
◆ ピアジェ
複雑機構をエメラルドグリーンで優雅に演出
こちらは、さらに時計通垂涎のムーンフェイズ付きの永久カレンダーを載せた新作。搭載するCal.1225Pは、2100年まで修正不要で、そんな複雑機構を、わずか8.65mmの薄型ケースに納めているのはさすが。
ゴドロン装飾が施されたダークエメラルドグリーン文字盤も非常に美しい仕上がりで、ハイジュエラーにして薄型時計の大家の美学を存分に堪能できます。
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
IWC 0120-05-1868
シチズンお客様時計相談室 0120-78-4807
ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874
ブルガリ ジャパン 03-6362-0100
フレデリック・コンスタント相談室 0570-03-1988
ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989