2023.11.21
リッチに差がつく「透け透けラグスポ時計」
誕生から半世紀を迎えたラグスポ時計は、そのスポーティさと品の良さで大人のオトコにとって今や欠かせない一大ジャンルに成長しました。なかでも大人らしく差を付けるなら、メカニズムまで愛でられるスケルトンモデルを選んでみては? 腕元をよりラグジュアリーに差別化するうってつけの一手です。
- CREDIT :
文/渋谷康人
ラグジュアリーさをより味わえる「透け透けラグスポ時計」
そもそも、機械式時計のムーブメントは時計師たちの400年を超える努力から生まれた“機械の芸術品”。その姿や動きをケースの表からも裏からも鑑賞できるのが、スケルトン文字盤です。
ひと昔前までは、スケルトンウォッチは時計愛好家向けの超マニアックで高級なものでした。でも近年では、設計&製造技術の飛躍的な進化のおかげでネジ1本までデザインされるようになり、その構造や機能の美しさ、ラグジュアリーな雰囲気をいっそう楽しめる時代に。
そんなスケルトン文字盤とラグスポ時計が組み合わされば、互いの魅力を高め合いながら、“ラグジュアリー”要素もバツグンに発揮されます。
ここでは、時計愛好家も憧れる極上の「透け透けラグスポ時計」をご紹介。もちろん、女性にとっても目新しいモデルですから、そのセンスに一目置かれることは間違いありません。
◆ オーデマ ピゲ
名門オーデマ ピゲ、ふたつの真髄がひとつに!
ですが、なぜ名門と言われるのでしょうか。それは1875年から続く長い歴史の中で、複雑時計の名作を数多く世に送り出してきた偉大な実績があるからです。
そして、本作は伝説的なケースの中に、その偉大な複雑時計の伝統から生まれたフライング トゥールビヨン機構をスケルトナイズして搭載。つまりオーデマ ピゲのふたつの真髄が凝縮された、至高のラグスポ・スケルトンなのです。
◆ ヴァシュロン・コンスタンタン
ジュネーブの名門、至高のラグスポモデル
しかも、自動巻きローターをムーブメントの周囲を回転するペリフェラルタイプにすることで、ムーブメント厚を5.65mmに止め、ケース厚も極薄の10.39mmに。さらに、電子機器の磁気の影響を受けにくい耐磁機能も備え、時計愛好家から絶賛されています。
ワンタッチで交換できる2種のストラップが付属するので、これ一本でどんなシーンにも対応できるのもうれしいポイントです。
◆ パルミジャーニ・フルリエ
眺めるほどに、機械式時計の奥深さを感じる一本
この上なく上品なデザインに、最高峰の職人技が結晶した完全自社製ムーブメントを搭載しており、使い込むほどにその良さが滲み出ると、時計愛好家を中心に高い評価を得てきました。
同ブランドで人気を博すコレクションがトンダ PF。その中でもこちらは、最高峰の職人が手作業でオープンワークを施した自社製ムーブメントCal.PF777の美しさが際立つ特別なモデル。しかも、ケース厚はわずか8.5mmと、腕に吸い付くような軽快な付け心地も魅力です。
◆ カルティエ
腕元で伝説の航空機に思いを馳せる
そんな伝説の時計のスタイルを継承して生まれたのが、まさにラグスポ時計の時代を先取りしたメゾンの名作サントス ドゥ カルティエコレクションです。
こちらのスケルトンモデルは、文字盤とムーブメントがひとつに融合し、サントスが開発した当時の航空機を彷彿させる唯一無二のスタイルに仕上がりました。
■ お問い合わせ
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-1847-00
パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com