ふたりだけのお月見デートを約束する「星空時計」♡

見上げる晩によって形を変える月の姿は味わい深いもの。そんな月相を表す複雑機構がムーンフェイズです。現代の日常生活では月齢に気を留めることは少なくなりましたが、月を見つめることこそ概念の始まりであり、天空のロマンチシズムは時を超えて人々の心をかき立てます。

特に近年では、文字盤にきらめく星に見立てたレア素材を用い、さながら腕元の天体観察ができるムーンフェイズが登場しています。これなら、曇り空でもどこにいようともふたりで星空が眺められるということ。

昼の太陽に対し、月の光は安らぎや開放感をもたらします。ふたりきりの夜のひと時、宇宙に思いを馳せたさり気ないウンチクが大人の知性を物語るのです。

時刻を表示するオパール製インダイヤルの下で、球体の月が約29.5日をかけて回転するリッチなムーンフェイズです。直径12mmの月が回転する様はダイナミックであり、しかも122年に一度だけ調整すればよいという高精度。

インダイヤルと月には夜光塗料が塗布されているので、本物の月のように暗所でも満ち欠けを楽しむこともできます。この立体的な月に合わせて、風防とケースバックはいずれも滑らかなドーム状を描いてます。

文字盤にはブルーPVDを施したメテオライト（隕石）を採用しており、長い宇宙の旅を経て地球に飛来したロマンをも感じさせます。

大海原の優雅な航海へと誘うHW オーシャンに、大胆なアシメトリーデザインを採用。重なり合った時刻と日付のインダイヤルとともにムーンフェイズを備えています。

文字盤には白金族元素のひとつである稀少な貴金属ブルールテニウムクリスタルを用い、きらめく細かな粒子が星をちりばめた夜空を思わせます。文字盤の星空を取り巻くのは、合計約4.33カラットのバゲットカットのブルーサファイア。

インダイヤルには“キング・オブ・ダイヤモンド”の称号にふさわしくダイヤモンドをセッティングしています。

人類は天空の動きから時の概念を生み出し、流れる時を区切る法則としてカレンダーを生み出しました。時計に搭載されるものとしては、日付調整の不要な上位機構としてパーペチュアルカレンダーがあります。

アメリカ出身の名ギタリストであり時計愛好家のジョン・メイヤーがアイデアを盛り込み、オーデマ ピゲとコラボレーションしたパーペチュアルカレンダーには、“クリスタルスカイ”と名付けられた文字盤が与えられました。輝く星空のようなテクスチャーは、金属蒸着の工程で生まれる不規則な原子レベルのモチーフをスタンピングしたもの。

さらに、アヴェンチュリン製ムーンフェイズディスクと精巧に描かれた月が星空を再現します。

月齢と潮汐の関わりは深く、月の満ち欠けは船舶の航行にも大きな影響を与えました。そうした航海の時代に不可欠だったマリンクロノメーター（※）の技術で知られるのがユリス・ナルダンです。

伝統が息づくドレッシーな文字盤には、夜空を思わせる煌めくブルーアベンチュリンをあしらいました。搭載する自社ムーブメントCal.UN119は、シリシウム製ヒゲゼンマイや耐摩耗性を高めたガンギ車とアンクルを採用し、約60時間のロングパワーリザーブを誇ります。

かつて月光を浴びながら航海したロマンがを実感できる一本です。