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2025.01.28

世界中の時計好きが注目する「大塚ローテック」は、センスあるオヤジにこそ似合います

腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回はライター/編集者の福田 豊さんが「大塚ローテック」の『6号』を選びました! レトログラード機構のバネにギターの1弦を使うなど、独自のアイデアとセンスが光るモデルです。

CREDIT :

文/福田 豊 編集/岸澤美希(Web LEON)

腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回、ライター/編集者の福田 豊さんが選んだのは、大塚ローテックの6号です。

選者:ライター/編集者 福田 豊

いま、もっとも入手困難な時計かも!? 

大塚ローテックは、いま世界中の時計好きたちから熱い視線を集めている、日本のマイクロブランド。

しかも、2024年11月には創業者兼代表の片山次朗氏が「現代の名工」(※)を受賞し、さらに、時計業界のアカデミー賞とも称されるGPHG(ジュネーヴ時計グランプリ)にて「チャレンジ部門」のグランプリも獲得。

という輝かしい功績などにより、よりいっそう世界的人気が激化しているのですが……。しかし生産本数が少なく、すべてが抽選販売のみ、日本国内でしか買うことができない。そのため、いまもっとも入手困難といわれている、日本が誇る素晴らしい時計なのです。
※「現代の名工」とは、卓越した技能者表彰制度に基づき、厚生労働大臣によって表彰された卓越した技能者(卓越技能者)の通称。金属加工、機械器具組立・修理、衣服の仕立、大工などの職業を分類した全22部門の技能者が表彰の対象。
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「まさに、お金じゃなくてセンスです、というオヤジ好みの時計」(福田 豊)

▲ 「6号」自動巻き、SSケース(42.6mm)、カーフレザーストラップ。44万円(抽選販売のみ)/大塚ローテック
こちらの6号がGPHG受賞作。日本製のMIYOTAムーブメントに独自開発モジュールを搭載したレトログラードで、針を帰零させるバネにギターの1弦を使用しているのがユニークなところ。

で、その弦がアーニーボールのスーパー・スリンキー! っての、がロック好きなオヤジにはシビれます。昭和レトロなデザインや独特の漢字表記も大きな魅力。

そして、この価格というのも本当に素晴らしい。まさに、お金じゃなくてセンスです、というオヤジ好みの時計なのです。
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● 福田 豊(ふくだ・ゆたか)

ライター、編集者。『LEON』『ENGINE』『GQ』『クロノス日本版』などの雑誌やwebで、ファッション、時計、クルマ、旅など、男のライフスタイル全般について執筆。webマガジン『FORZA STYLE』で時計を担当。動画連載「ロック福田の腕時計魂!」に出演中。
Instagram/@fukuda1959

■ お問い合わせ 

大塚ローテック https://otsuka-lotec.com/

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