2025.02.08
時計の色を日替わりで選ぶ!? カラフルダイヤルの新たな遊び方です
腕時計のプロたちが魅了された1本をリコメンドする本企画。今回は時計ジャーナリストの篠田哲生さんが「ノモス グラスヒュッテ」の『タンジェント 38 デイト 31カラーズ』を選びました! カラフル時計を日常使いする時代がやってきましたよ。
- CREDIT :
文/篠田哲生 編集/岸澤美希(Web LEON)
選者:時計ジャーナリスト 篠田哲生
「ノモス グラスヒュッテ」の代表モデルが全31色をまとって登場
![「ノモス グラスヒュッテ」の代表モデルが全31色をまとって登場](https://assets-www.leon.jp/image/2025/02/05111119913242/0/NOMOS_Tangente_38_Datum_Sportbunt_colorways_PR.jpg)
![](https://assets-www.leon.jp/image/2024/12/19214237269243/0/bana.jpg)
こういったカラフルダイヤルの時計は、腕元の差し色として効果的。そのため時計を何本も所有する愛好家がコレクションに加え、「ちょっとファッションが地味だな……」という日のアクセアリーとして楽しむようになったのです。つまりカラフルウォッチは、あくまでも“非日常を楽しむ時計”というのが、これまでの立ち位置でした。
タンジェント 38 デイト 31カラーズは、ドイツ時計の聖地グラスヒュッテにて時計製造が始まってから175周年を記念してうまれたモデルで、ダイヤルのカラーバリエーションは、なんと31色。しかも単色でなく、ダイヤル、スモールセコンド、インデックス、ミニッツトラック、カレンダーディスクなどの色を巧みに組み合わせているので、シンプルなデザインを表情豊かに仕上げています。
▲ 31色のモデルにはそれぞれにぴったりの名称が付けられている。蔦のように深みのあるグリーンの「Schlossgrün」(シュロスグリューン=キャッスルグリーン)。
▲ 「Bubblegum(バブルガム)」は、肌なじみのよいピンクとレモンイエローが好相性!
▲ 普段の装いへの絶妙なスパイスとして活躍する。
▲ 31色のモデルにはそれぞれにぴったりの名称が付けられている。蔦のように深みのあるグリーンの「Schlossgrün」(シュロスグリューン=キャッスルグリーン)。
▲ 「Bubblegum(バブルガム)」は、肌なじみのよいピンクとレモンイエローが好相性!
▲ 普段の装いへの絶妙なスパイスとして活躍する。
「日替わりメニューならぬ、日替わりウォッチ!」(篠田)
▲ “夜の歌”という意味の「Nachtgesang」は、名前の通り夜が似合うセクシーな色合わせ。「タンジェント 38 デイト 31カラーズ」手巻き、SSケース(37.5mm)、テキスタイルストラップ。世界限定175本。各38万5000円/ノモス グラスヒュッテ(ノモス グラスヒュッテ表参道ブティック)
▲ フラミンゴの羽の色を表現した「Flamingopink」は、腕元で程よく際立つカラーリング。
▲ “夜の歌”という意味の「Nachtgesang」は、名前の通り夜が似合うセクシーな色合わせ。「タンジェント 38 デイト 31カラーズ」手巻き、SSケース(37.5mm)、テキスタイルストラップ。世界限定175本。各38万5000円/ノモス グラスヒュッテ(ノモス グラスヒュッテ表参道ブティック)
▲ フラミンゴの羽の色を表現した「Flamingopink」は、腕元で程よく際立つカラーリング。
どの色を選ぶかを悩むのも楽しいのですが、いっそのこと“31本を、まとめて大人買い”というのはいかがでしょう。日替わりで、色と時計を遊ぶ。そんな究極の時計遊びが、タンジェント 38 デイト 31カラーズなら可能なのです。
![](https://assets-www.leon.jp/image/2024/12/19214245020982/0/bana.jpg)
![篠田哲生(しのだ・てつお)](https://assets-www.leon.jp/image/2025/01/21042020198409/0/shinoda.jpg)
● 篠田哲生(しのだ・てつお)
時計ジャーナリスト、ウォッチディレクター。1975年千葉県出身。LEONをはじめ、時計専門誌やWEB、新聞などで時計企画を担当。時計イベントの企画や登壇なども行う。著書に『教養としての腕時計選び』(光文社新書)など。
■ お問い合わせ
ノモス グラスヒュッテ表参道ブティック 03-6447-1126