エルメスの新作時計は“時”から開放される機構を搭載!?

エレガンスを体現するデザインで、遊びゴコロあふれる機構で、大切な人と過ごす時間をもっと豊かにしてくれる逸品が揃っています。
時間停止だけじゃない“逆走”秒針にも注目

そんなエルメス カットに遊びゴコロのある複雑機構を載せた新作、エルメス カット タンシュスポンデュが登場したました。“タンシュスポンデュ”とはフランス語で“保留された時”という意味。この自社製ムーブメントCal.H1912は、時計機構を内部で稼働させながらも、ボタンのワンタッチで文字盤上では完全に運針を止めてみせるモジュールを搭載しているのです。
さらに本作では、“時間停止”機能だけでなく、360度レトログラード式の運針機能、そして“逆回転スモセコ”とでも呼びたい反時計回りのオペレーションランニングインジケーターが添えられているのです。時の流れは必ずしも一定とは限らない。それは自らの意思でコントロールするもの……。そんなメッセージを感じる魅惑の新作です。
機械式の神秘が堪能できる魅惑のシースルー文字盤
▲ 「アルソー タンシュスポンデュ」自動巻き、18KWGケース(42mm)、アリゲーターストラップ。663万800円(予価・2025年8月発売予定)/エルメス(エルメスジャポン) ©Joël Von Allmen
▲ 9時位置のボタンを押すと、時分針が定まった位置に移動し、カレンダーのレトログラード針が姿を消す。 ©Joël Von Allmen
▲ 「アルソー タンシュスポンデュ」自動巻き、18KWGケース(42mm)、アリゲーターストラップ。663万800円(予価・2025年8月発売予定)/エルメス(エルメスジャポン) ©Joël Von Allmen
▲ 9時位置のボタンを押すと、時分針が定まった位置に移動し、カレンダーのレトログラード針が姿を消す。 ©Joël Von Allmen
複雑なメカニズムを正面からも覗けるシースルー文字盤が、本作の見どころのひとつ。ケース9時位置のボタンを押すと時針と分針は12時に近い定位置に移動し、5時位置のレトログラード式のカレンダー針もスッと姿を消し、しばしの間、時を忘れることができるのです。メカニズムの面白さが味わえるとともに、時の概念が覆されるような一本です。
どこに付ける? 想像ふくらむブローチ時計

注目すべきはそのデザイン。アンカーチェーンを模したフォルムがなんとも印象的です。さらに、ブリリアントカットのダイヤモンドに大粒のクッションシェイプのトルマリンもあしらわれ、非常にゴージャスな仕上がりです。
■ お問い合わせ
エルメスジャポン 03-3569-3300