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2024.10.31

惚れるムチ尻なクルマってどんなの?

ムチ尻なクルマが魅力的とお伝えしている本特集。今回は「LEON的惚れるムチ尻」を定義。理想とするのはリオのカーニバルで踊り狂う美女たちのグラマラスでカーヴィーなお尻!? って一体どういうこと? を徹底的に解説いたします!

CREDIT :

写真/長谷川直紀 文/大谷達也 編集/市村広平、加藤寛太(ともにLEON)

光と影による彫刻的な"美"が記憶と歴史に名を残す

LEON的惚れるムチ尻とは

どんなお尻に魅力を感じるかは人によって千差万別。けれども、我々は独断的に「LEON的惚れるムチ尻」を定義してみました。理想とするのはリオのカーニバルで踊り狂う美女たちのグラマラスでカーヴィーなお尻。ボリュームがパワーとなって伝わるそれらのエッセンスをクルマのデザインに落とし込むと次の3つがポイントとなります!

惚れるムチ尻を生み出す3条件は

Point 01 フェンダーが張り出している

Point 02 テールランプがちょい高め

Point 03 ルーフの角度がストンと落ちている
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全長×全幅×全高:4728×1984×1354㎜ エンジン:4.0リッター V8 ツインターボ 最高出力:585PS 最大トルク:800Nm 価格:未発表/メルセデス AMG(メルセデスコール)
Point 01
惚れるムチ尻にはグラマラスなボリューム感が欠かせません。リアフェンダーが大きく張り出した優雅な曲線美は、まるで女性のウエストからヒップにかけてのラインを想像させます。

Point 02
テールランプの位置はお尻の頂点を象徴します。頂点が高いとお尻全体がキュッと上がって見え若々しく力強いムチ尻を演出するのです。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーぺ 全長×全幅×全高:4728×1984×1354㎜ エンジン:4.0リッター V8 ツインターボ 最高出力:585PS 最大トルク:800Nm 価格:未発表/メルセデス AMG(メルセデスコール)
Point 03
ヒップの突き出し感は実はルーフからの角度も重要です。ルーフからテールまでの距離が短いほど当然角度は急になり角度が急であるほどお尻の丸みを帯びたボリューム感は強調されます。
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デザイナーたちが競い合う「ムチ尻の曲線美」

昨今、自動車デザイナーたちの間でリアデザインの重要性が再認識されているように思えて仕方がありません。昔は、フロントの造形に凝っても、リアは単なる「つじつま合わせ」のような、意外に手抜きのデザインという印象がなきにしもあらずでした。けれども、フロント・セクションはヘッドライトやボンネットのデザインが安全規制などによって制約を受け、以前よりも個性を打ち出しにくい状況になりつつあります。それに比べるとリアはデザイン上の自由度が大きくブランドごとの個性を打ち出すのに有利という点も、デザイナーが後ろ姿により注力するようになった理由のひとつと言えるでしょう。

しかも、リア・デザインはクルマの空力性能を決めるうえでも、トランクなどのスペースユーティリティを決めるうえでも重要なファクターのひとつです。このへんも、回り回ってリア・デザインがクルマのキャラクターを象徴する重要なポイントとなった要因といえるでしょう。
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では、どんな後ろ姿が魅力的なデザインと言えるのか。

われわれは、リオのカーニバルを彩る女性ダンサーのムチ尻に、ひとつの理想型があると考えます。それは、ツンと力強く突き出していて、腰周り全体にほどよいボリューム感があるお尻。しかも、頂点が高い位置にあることで、脚を長く見せる効果も生み出すことができるお尻でもある。やはり、お尻は全身のプロポーションにも影響を及ぼす重要なポイントになるのです。

これらをクルマのデザインに置き換えてみると、お尻の頂点を象徴するテールランプはちょい高めが好ましいということになります。そしてリアフェンダーの強い張り出しは、ヒップのボリューム感に通じるだけでなく、クルマのデザインにとっても重要な安定感を生み出し、微妙な陰影で彫刻的な美しさを表現するのにも役立ってくれます。そしてルーフ頂点からリアエンドに向けての角度は、これが強ければ丸みを帯びたヒップを、そして角度が弱ければ後ろにより強く突き出したヒップを想起させる効果があるのです。

「LEON的惚れるムチ尻」の世界をさらに深掘りしていきましょう。
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◆ メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーぺ

ムチ尻の理想ともいえる一台

2代目に生まれ変わったAMG GT。典型的なフロントエンジンのプロポーションは、ルーフの頂点からテールエンドに向けて勢いよく下降するラインを描き出し、ヒップのほどよいボリューム感を生み出しています。リアフェンダーの張り出しもなんとも肉感的。オプションで2+2を選べるのも見逃せないポイントのひとつです。
2023年の発売と同時期にリリースされたGT 63 4MATIC+ クーぺのデザインスケッチ。

2023年の発売と同時期にリリースされたGT 63 4MATIC+ クーぺのデザインスケッチ。リアの右から左まで横断するテールライトがフェンダーの張り出しをさらに強調しています。

メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーぺ
全長×全幅×全高:4728×1984×1354㎜
エンジン:4.0リッター V8 ツインターボ
最高出力:585PS
最大トルク:800Nm
価格:未発表/メルセデス AMG(メルセデスコール)

2024年10月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

メルセデスコール 0120-190-610

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