2024.10.31
惚れるムチ尻なクルマってどんなの?
ムチ尻なクルマが魅力的とお伝えしている本特集。今回は「LEON的惚れるムチ尻」を定義。理想とするのはリオのカーニバルで踊り狂う美女たちのグラマラスでカーヴィーなお尻!? って一体どういうこと? を徹底的に解説いたします!
- CREDIT :
写真/長谷川直紀 文/大谷達也 編集/市村広平、加藤寛太(ともにLEON)
光と影による彫刻的な"美"が記憶と歴史に名を残す
LEON的惚れるムチ尻とは
惚れるムチ尻を生み出す3条件は
Point 02 テールランプがちょい高め
Point 03 ルーフの角度がストンと落ちている
デザイナーたちが競い合う「ムチ尻の曲線美」
しかも、リア・デザインはクルマの空力性能を決めるうえでも、トランクなどのスペースユーティリティを決めるうえでも重要なファクターのひとつです。このへんも、回り回ってリア・デザインがクルマのキャラクターを象徴する重要なポイントとなった要因といえるでしょう。
われわれは、リオのカーニバルを彩る女性ダンサーのムチ尻に、ひとつの理想型があると考えます。それは、ツンと力強く突き出していて、腰周り全体にほどよいボリューム感があるお尻。しかも、頂点が高い位置にあることで、脚を長く見せる効果も生み出すことができるお尻でもある。やはり、お尻は全身のプロポーションにも影響を及ぼす重要なポイントになるのです。
これらをクルマのデザインに置き換えてみると、お尻の頂点を象徴するテールランプはちょい高めが好ましいということになります。そしてリアフェンダーの強い張り出しは、ヒップのボリューム感に通じるだけでなく、クルマのデザインにとっても重要な安定感を生み出し、微妙な陰影で彫刻的な美しさを表現するのにも役立ってくれます。そしてルーフ頂点からリアエンドに向けての角度は、これが強ければ丸みを帯びたヒップを、そして角度が弱ければ後ろにより強く突き出したヒップを想起させる効果があるのです。
「LEON的惚れるムチ尻」の世界をさらに深掘りしていきましょう。
◆ メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーぺ
ムチ尻の理想ともいえる一台
2023年の発売と同時期にリリースされたGT 63 4MATIC+ クーぺのデザインスケッチ。リアの右から左まで横断するテールライトがフェンダーの張り出しをさらに強調しています。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ クーぺ
全長×全幅×全高:4728×1984×1354㎜
エンジン:4.0リッター V8 ツインターボ
最高出力:585PS
最大トルク:800Nm
価格:未発表/メルセデス AMG(メルセデスコール)
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
メルセデスコール 0120-190-610