• TOP
  • CARS
  • 第4世代になったミニ・コンバーチブルの魅力とは?

2025.03.23

第4世代になったミニ・コンバーチブルの魅力とは?

2024年10月に第4世代へとモデルチェンジしたミニ。2004年の第1世代から人気のオープンモデル「ミニ・コンバーチブル」にジャーナリスト小川フミオがバルセロナで試乗。その進化の具合をリポートする!

BY :

文/小川フミオ(自動車ジャーナリスト)
CREDIT :

写真/Mini 編集/高橋 大(Web LEON)

■ Mini Cooper Convertible S

新型になって、その魅力がさらにアップした!

折り畳んだソフトトップが見えるのがかえってクラシックで魅力的。
▲ 折り畳んだソフトトップが見えるのがかえってクラシックで魅力的。
オープンの爽快感と、キュートなルックス、それに気持ちよい走り。三拍子そろったような新型車が「ミニ・コンバーチブル」です。2024年10月に第4世代へとモデルチェンジ。25年になって、バルセロナでテストドライブできました。

コンバーチブルのよさは、あえて言うまでもないでしょう。風に吹かれる爽快感、太陽の光を浴びる快適さ、それにもうひとつ、ミニ・コンバーチブルなら4人で出かけられるのです。
PAGE 2
ヘッドランプをはじめフロントマスクの意匠はあたらしい
▲ ヘッドランプをはじめフロントマスクの意匠はあたらしい。
2004年に、第1世代に追加されていらい、モデルチェンジを繰り返しても、コンバチーブルはつねに人気車種としてラインナップに設定されてきました。

新世代のミニ・コンバーチブルは、従来からのいいところを、ちゃんと引き継いでいます。さきに触れたとおり4人乗りのパッケージ、フルオープンになるソフトトップ、力のある2リッターエンジンといったものは不変です。
コンバーチブルのよさ、もうひとつありました。幌をおろしたとき、自分を含めた車内を外部に見てもらうたのしさです。欧米では、オープンに乗るときはことさら着るものを意識するし、車内だって大胆なシートカラーがよろこばれます。

新型では、9.5インチの大型円形モニターと、ファブリックでぐっと雰囲気がいまっぽくなったダッシュボードが、道ゆくひとの目をひきます。いいかんじ。LEDを使って好みで室内のアクセントカラーが変えられるのも、独自の魅力です。
PAGE 3

オープンモデルでもゴーカートフィールは健在!?

スタイリッシュとキュートの中間ぐらいのデザインが好ましい。
▲ スタイリッシュとキュートの中間ぐらいのデザインが好ましい。
操縦性はどちらかというとスポーツ志向。今回はバルセロナ郊外の峠道なども走りました。小さなカーブもお手のもので、太いグリップのステアリングホイールの操作に対して、車体のロールは少なめのまま、さっと曲がっていってくれるのです。

幌を下げたままでも風の巻き込みは少なめですが、幌を上げてしまうと、かなりの静粛性の高さです。電動幌の開け閉めは時速30kmまで可能で、それ以上の速度域では幌の一部が40cmも開く「サンルーフモード」が使えます。これ、たいへんいいかんじ。

こんなふうに乗員への”気遣い”があるのがミニ・コンバーチブルのよさ。新世代になっても、不変です。
PAGE 4
デザインも機能もユニークな円形モニターは新型の特徴的装備。
▲ デザインも機能もユニークな円形モニターは新型の特徴的装備。
ミニ・コンバーチブルのよさは、乗員を選ばないこと。誰が乗ってもサマになります。でも、もっともよく似合うのは、ちょっと年齢を重ねたオトナでしょう。スポーツカーといっしょですネ。

日本での価格は、「ミニ・コンバーチブルC」が464万円から、今回の「ミニ・コンバーチブルS」が514万円から。ボディトリム(各部の色やデカールなど)が豊富なので、オヤジさん、自分仕様の1台を仕立てて、春のデートに出かけましょうよ。
PAGE 5

「Mini Cooper  Convertible S」ギャラリー

▲ ちょっとユーモラスな動物的なフロントマスクが好感度大
▲ ちょっとユーモラスな動物的なフロントマスクが好感度大。
エンジンスターターの右隣にはドライブモードセレクター。
▲ エンジンスターターの右隣にはドライブモードセレクター。
PAGE 6
座り心地がよく疲れにくいフロントシート装備。
▲ 座り心地がよく疲れにくいフロントシート装備。
ミニ・コンバーチブルの大きな特徴が2人ちゃんと座れる後席。
▲ ミニ・コンバーチブルの大きな特徴が2人ちゃんと座れる後席。
PAGE 7

■ Mini Cooper Convertible S

全長×全幅×全高/3880×1745×1435mm
ホイールベース/2495mm
1998cc 4気筒エンジン 前輪駆動
最高出力/150kW@5000rpm
最大トルク/300Nm@1450~4500rpm
乗車定員/4名
燃費/14.5km@l
価格/514万円

ミニ・ジャパン
HP/https://www.mini.jp

● 小川フミオ

クルマ雑誌、グルメ雑誌の編集長を経て、フリーランスのライフスタイルジャーナリストとして活躍中。新車の試乗記などクルマ関連を中心に、グルメ、ファッション(ときどき)、他分野のプロダクト、人物インタビューなどさまざまなジャンルの記事を、専門誌、一般誌、そしてウェブに寄稿中。

こちらの記事もオススメです

PAGE 8

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        第4世代になったミニ・コンバーチブルの魅力とは? | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト