ン十年振りのMyスキー、ロシニョールの最新モデルが最高に滑れる相棒になった件

こんにちは、Web LEON編集部の吉田です。

冬真っ只中のいま、休日は雪山でスキーを楽しむアクティブな御仁もいらっしゃるかと。せっかくなら道具はレンタルではなく、ご自身のもので滑走したほうがスキー愛が自然と増して、結果、上達も早くなりますよね！ 昨今、冬はスキー取材の機会が増え、その醍醐味を改めて実感している私も自前のスキー板にしました。

今回フィッティングをしてくださったのは、全日本スキー連盟所属のトップデモンストレーター・チームの監督を務める松沢 寿さん。僭越ながら、そんなトップ中のトップの方に選んでいただき、手元に届いたのがこちらの最新モデルです。

フランスが出自の老舗メーカー「ロシニョール」のデモ用スキー『SUPER VIRAGE VIII OVERSIZE（スーパー ヴィラージュ 8 オーバーサイズ）』。学生時代はオガサカやフィッシャーの板を使っていましたが、今回は日本を代表するトップスキーヤーの方にフィッティングしていただいたので、スキー全般の性能が上がっているとはいえ当時のモノとは当然ワケが違います。しかも、ロシニョールの板はずっと憧れでしたし、ついに相棒になってくれるなんて、大感激です！

第一印象はシンプルに、デザインがカッコいい！ グレイッシュな白地に蛍光グリーンのロゴがさり気なく主張するのがイイ感じ。ただ、ここ数年使用してきたレンタルスキーに比べると明らかに長さがあるし（身長よりも長い164cm）、ズシっと重い（ビンディングを入れて4kg以上）。これってけっこうな上級者向きなのでは……？ と、じゃっかん及び腰になりましたが、2025年1月某日、長野県と新潟県にまたがる斑尾高原スキー場で実際に滑ってみたところ、不安はすぐに雲散霧消。

長くて重さがあるスキーは取り回しがむずかしい、という先入観を覆す扱いやすさで、すぐに好きになりました。ゲレンデの雪質が比較的ドライなパウダー状で滑りやすかったこともありますが、ターンの切り返しやスピードコントロールの際の反応がすごく良くて、緩斜面はスイスイと快適に滑れます。長さと重さは、最新テクノロジーが詰まっている証左ですね！

レンタルスキーの時はコワくて避けていた中〜急斜面を、今回は思い切って滑ってみると、変則的なバーンでもヘンに板が流されることなくバツグンに安定していました。なんだか自分が上手くなったような感覚に！ 

このスキー、たとえるなら、長身で重量級ながら俊敏さも併せもつエリートアスリートと言いましょうか。雪面コンディションの変化にも負けることなくドッシリと突っ込んでいけて、かつスピードもブレずに加速できる……そんなオールマイティーな選手を想像してしまいます。

私のような特に資格もない中級スキーヤーはきっと、こんな高スペックのデモスキーに助けてもらいながらステップアップできるんじゃないかと。自分の実力よりも上のレベルの板なら、この先、何シーズンも使用できそうですしね。

こちらのモデル『SUPER VIRAGE VIII OVERSIZE（スーパー ヴィラージュ 8 オーバーサイズ）』はメンズ・レディスの別はなく、サイズにバリエーションがあります。中級レベル以上の幅広い年代層の男性スキーヤーの方に、その性能の素晴らしさを味わっていただけるのではないでしょうか。

さすがに、斑尾山の頂上直下の上級者コースでは何度か転んでしまいましたが、年始早々に良い厄落としができたかも!? スキー自体も楽しいけれど、雪山の天気が創り出す美しい景色に癒されたり、宿の温泉や地元のグルメを堪能できたり……。星野リゾートの星野代表がインタビュー時におっしゃっていたようなスキー旅の醍醐味を存分に味わえた次第です。

やっぱりMyスキーだと、上手になりたいモチベーションが違いますね。みなさまにも昔のスキーから格段に進化した最新スキーの性能の良さを、ぜひご体感いただきたく。ご自身に合うMyスキーが相棒なら、いっそう楽しくスキーライフを過ごせること請け合いですよ！

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