2022.04.06
ソニーの“穴あき”イヤホン、「LinkBuds」を使用レビュー!
「耳を塞がない」イヤホンって一体どういうこと!? ドライバーの真ん中に穴があいたワイヤレスイヤホン、ソニー「LinkBuds」。その使い勝手やつけ心地をフォトグラファー・中西 学が実機レビューいたします!
- CREDIT :
企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 構成/平井敦貴
話題のイヤホン「LinkBuds」をテストします!
ということで、テレワークの普及でますますニーズが高まるワイヤレスイヤホン市場。ソニーからまたまた超話題のイヤホンが発売されました。真ん中に穴があいて「耳を塞がない」って一体どういうこと!? ここでは実機を購入しましたので、解説&レビューしていきます!
「耳を塞がない」その魅力って?
「それだと外の音が聞こえちゃうんじゃないの?」と思われる方も多いでしょう。そう、まさにそこがポイントで、外の音を聞けるのがこのイヤホンの特徴です。
もちろん真ん中に穴があくことによって外の音が自然と聞こえるようになります。例えば「レジでのお会計」や「ジョギング中」といった日常シーンでも、周囲の声や音がちゃんと聞こえるから安心して使えるんです。
これまでもイヤホンをつけたまま周囲の音が聞ける「外音取り込み」や「ヒアスルー」といった機能はありました。ですが、この「LinkBuds」ならそういった機能を立ち上げる必要がなく、日常生活とイヤホンの使用を自然と両立させることができます。
まさに「ノイキャン」とは逆の発想。イヤホンはもはや日常に欠かせないアイテムですから、こういった日常に溶け込んで使えるのは非常に便利なんですね。
ストレスない装着感で、イヤホンをつけている事さえ忘れる!
ちなみにXS〜XLの計5種類のフィッティングサポーターが同梱されているので、人によって大きさや形状の異なる幅広い耳の形にフィットします。
穴があいているのに高音質!その理由とは
というのもこの「LinkBuds」、圧倒的な高音質で話題だったソニーの「WF-1000XM4」にも採用されている統合プロセッサーV1や、ポータブル向けとして高い評価を受けている独自のヘッドホンアンプを採用しているため。音にこだわるソニーならではの技術がこの小さな機体にギュッと詰まっているんです。
充実の基本性能は近未来!
また、イヤホンのつけ外しで自動的に曲の再生・停止ができるほか、Spotifyアプリと連携し、スマホを取り出さなくてもイヤホン本体をタップするだけで最後に聞いていた曲を再生してくれたり、プレイリストを変更したりすることも可能です。軽いからといって機能性を省略していないところに好感が持てます。
ちなみに「聴く」方も申し分ありませんが、「話す」方のマイクも高性能。5億件のサンプルデータを学習したというAI技術を活用して、装着者とそれ以外の環境ノイズを分離。カフェや外出先などの騒がしい場所でも相手にクリアな声を届けることができちゃうんです。
間近に迫った新年度。春から始まる新生活にイヤホンをアップグレードしてみてはいかが?
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中西 学(なかにし まなぶ)
写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist