2023.12.22
◼︎ 「kikippa」
日本人の平均年齢「47.9歳」、長生きするなら「ガンマ波サウンド」ケアはいかが?
「ながら聴き」で五感を刺激。塩野義製薬、シオノギヘルスケア、そして落合陽一氏が代表を務めるピクシーダストテクノロジーズの協業により生まれた、ガンマ波サウンド「kikippa(ききっぱ)」を実機レビュー!
- CREDIT :
写真/R.Moon 文・編集/平井敦貴(LEON.JP)
“オヤジ大国ニッポン”の未来は?
そんなオヤジがこれからも人生を楽しむには“健康”が大事。体力の衰えや病気はもちろん、認知機能のケアも必須でしょう。
▲ 「kikippa」4万9500円(希望小売価格)、シオノギヘルスケアオンラインにて販売。サービス利用料は月額1980円で、ガンマ波サウンドや最新情報へのアップデート、専用ウェブサイト上のマイページサービスなどを定額で利用することができます。
▲ 本体ボタンのほか、シンプルデザインのリモコン操作も可能。
▲ 「kikippa」4万9500円(希望小売価格)、シオノギヘルスケアオンラインにて販売。サービス利用料は月額1980円で、ガンマ波サウンドや最新情報へのアップデート、専用ウェブサイト上のマイページサービスなどを定額で利用することができます。
▲ 本体ボタンのほか、シンプルデザインのリモコン操作も可能。
果たしてどんな機器なのか? 実際に試してみましたので、その使用感をお伝えいたします!
「kikippa」を実機レビュー
そもそも「ガンマ波サウンド」ってなんぞや? というのは後述するとして、早速実際に聴いてみましょう。
40Hzと認知機能の関係は?
まず、40Hzの周波数は、ヒトが記憶や推論などの問題解決型の思考をしている時に現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域であり、認知機能障害時には脳内のガンマ波が低下していることが特徴のひとつとして報告されているのだそう。
実際に40Hz周期の変調音を使うことによって、マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトの臨床試験においても認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られており、「40Hz周期の変調音と認知機能の関係」は今、世界的に注目を集めている研究テーマなんです。
一方、通常の40Hzパルス音は音声情報などを含めることのできない単調な音のため、これまで毎日長時間聴くことが難しいとされてきました。その課題を解決するため、塩野義製薬とPxDT社は独自のアルゴリズムでテレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz周期の音に変調する「ガンマ波変調技術(特許出願済み)」を開発。「kikippa」として製品化したってワケなんです。
つまり、「kikippa」を使えば「ガンマ波サウンド」を“ながら聴き”することで認知機能にアプローチすることができるんですね。
人生100年時代、今からケアを
また、「ガンマ波サウンド」の効果なのかプラシーボ効果なのかは判断できませんが(笑)、「kikippa」でBGM再生をしている時の作業効率がほんの少し上がった気もします。個人的にはカフェのような多少のノイズがある方が作業が捗るので、もしかしたらノイジーな振動音が功を奏したのかも知れません。まあ本製品は即効性があるものではないので、あくまで参考までに。
いずれにせよ「ガンマ波サウンド」を日常的に聴くことで脳波に刺激を与えるというのは先進的な試みだと思った次第。人生100年時代なんて言われますが、身体だけじゃなく「認知機能」の健康寿命を伸ばすためにもケアは早めに始めた方が良いのかも知れませんね。健康寿命が長くなれば、その分「モテ寿命」も長くなりますゆえ。
ということで、高齢の両親へのギフトはもちろん、長生きを見据えて今から「kikippa」を始めてみてはいかが?
■ お問い合わせ
シオノギヘルスケアオンライン https://www.shop.shionogi-hc.co.jp/lp/kikippa01/product.html