イタリアのお洒落な大人たち・ベスト11【No.7：ダニエレ・ビアジョーリ編】

この数年で、仕事でもプライベートでもさまざまな変化があったと言うダニエレさん。特に仕事で若めブランドの扱いが増え、以前よりずっとカジュアルな着こなしをするように。

「ライフスタイルの変化によってファッションが変わるのは自然なことですし、時にはイメージチェンジも大事です。私の場合、そもそもクラシックなスタイルには少し飽きていたこともありますし、年齢的にも若々しいコーディネートをしたほうが、老けて見られないだろうという思惑も（笑）」

ということで、最近はスーツやタイドアップはほとんどゼロ。ジャケット代わりにカーディガン、アウターはオーバーシルエットがメインだそうです。

「でも、カジュアルスタイルにも常に品の良さは忘れないようにしています。素材の質にはこだわり、クラシックのアイテムもほどよくミックスします。大人がカジュアルに装うなら、それなりのクラスがないと逆に見苦しいですからね」

フーディーや裾の部分がジップ仕様のワークパンツを、クラシックなトレンチに合わせたオヤジストリート。トレンチのベルトは後ろでルーズに結ぶ。足元はジョーダン オフホワイト。

オーバーサイズのコートの後ろは、ベルトを結んで処理を。こうすることで、前身頃が若干広がり軽やかさが増すのです。ダラリとたれた雰囲気もこなれ感◎。

ハイカットの名作スニーカーは、ストリート感を増すのにズバリの選び。無造作に裾をひっかければ、大人の自然なストリート感が漂う着こなしに。

スタジャン＋ブロークンデニムにはスニーカーではなく革靴。大きめジーンズを自分でカット。

バッグはあえてのハイブランド、ルイ・ヴィトンのダミエ。

高級素材アイテムを入れることでカジュアルに大人感を。クラシックな白シャツが引き締め効果に。

ウール、カシミア混のリュクスなフード付きジレ。