2024.01.05
LEON編集部員がリコメンドする、モテる名品〜小物編〜
「モテる名品とはなんぞや?」をテーマに、編集部員がリコメンド! さまざまな名品と触れてきた知見から導き出したモテ名品を、座談会形式でお届けします!
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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 文/安岡将文 編集/高橋 大(LEON.JP)、長谷川茂雄
編集部員が考えるモテる名品とは?
平井 どうやってモテるか、誰にモテるか、考えれば色々と奥が深いですからね。
岸澤 モテを意識するほど、モテなくなりがちですし。
大崎 厳しいこというねぇ〜。でもモテる人はすべからく努力しているワケで。ということで、今回はモテる名品をみんなに紹介してもらいたいんだよね。
岸澤 了解です! ではトップバッターいきます! ズバリ、ブレゲの「タイプ 20」、「タイプ XX」です!
大崎 おおっ! いきなり大物が来たね〜。
平井 初っ端から飛ばしますね。 ブレゲって時計通が嗜んでいるイメージがあって、僕には恐れ多いなぁ。
岸澤美希 推薦「ブレゲ・タイプ 20」“こんな時代にこそ、オトコらしい腕時計を”
1950年代にフランス空軍に納入されたクロノグラフ時計。それぞれの特徴を忠実に再現しつつ、新規開発されたフライバック機能付きムーブメントを搭載しています。時計258万5000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座)
平井 ヴィンテージのミリタリーウォッチ市場では、鉄板人気ですよね。
大崎 価格で選ぶわけじゃないけど、ブレゲの時計で258万5000円ってすごくこなれてない?
岸澤 そうなんです。 しかもオリジンを踏襲したクラシックな顔でありながら、ムーブメントは新開発なので性能は最新水準なんですよ。もちろん、リアルヴィンテージには味があって良いですけど、防水性能が現在のものよりも低かったりするので機械式時計に慣れていないと扱いにくい部分もあると思うんです。その意味でもこの新しい「タイプ 20」、「タイプ XX」はオススメですね。
大崎 なるほど〜。進化し続ける名品ってことね。岸澤さんは、こんな無骨なミリタリーウォッチをつけているオヤジに惹かれるの?
岸澤 オトコらしさとはなんぞやと問われている時代ですが、そう言う世界観があっても良いと思います。それこそが真の多様性かなと。
平井 さすが、アカデミック!
大崎文菊 推薦「カルティエ「トリニティ」リング
」“ロマンチックなバックストーリーに惹かれて”
1924年に発表されたカルティエを代表するジュエリー。ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3つのリングから成り、多様性を表現しています。リング29万7000円/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
岸澤 なんかイメージにない……失礼。
平井 確かに、大崎さんと「トリニティ」……むしろ鳥貴族?
大崎 誰が焼き鳥だっ! 「ト・リ・ニ・ティ」! 何を隠そう、20年前にLEON編集部に入った際に、初めて買ったジュエリーがコレなのよ。ジャン・コクトーが小指に重ねつけしていたのに憧れてね……。
平井 なんで遠くを見つめてるんですか(笑)
岸澤 ちょっとキモイです……。
大崎 おい!(笑)「トリニティ」リングは、フランスの詩人ジャン・コクトーが恋人に贈り、リングを見せて「1つ目のリングは君、2つ目は僕、そして3つ目はふたりの愛を意味する」と囁いたと言う素敵なエピソードがあるんだよ。
大崎 いや……その頃はまだお金がなくて、自分の分しか買えなかったよ……笑うな!
平井 「トリニティ」リングって、意外とシンプルですよね。
大崎 そう、それに3つのゴールドを使っているから、どんな素材の腕時計やブレスレットとも合うんだよね。それが名品たる所以だと思う。
岸澤 カルティエの「トリニティ」リングもらって、うれしくない女性はいませんしね。
大崎 ……それ、モテるの?
平井 何をおっしゃいますか! 女性と仲良くなったら自宅に招いて、なんて場面もありますよね? そんな時には、ちゃんと美味しいご飯でおもてなしするのが大人の嗜みじゃないですか?
岸澤 誰もが家にお邪魔するかはさておき(笑)、美味しいご飯が出てきたらうれしいですね。
平井 この炊飯器は、粒が立ったシャッキリご飯が炊けちゃうのが魅力。美味しい和食屋さんのご飯が、自宅で食べられちゃうんですよ。
大崎 たしかにコロナ禍でおウチデートも主流になったし、一緒にご飯を作って過ごすのもありかも。
平井 でしょ?
平井敦貴 推薦「バルミューダ/バルミューダ ザ・ゴハン」“おウチデートでモテるなら、美味しいご飯がカギに”
お米を動かさず、じっくり蒸気の力で炊き上げることで、シャキッと粒の立ったご飯に。ほかに、玄米、炊き込み、お粥と、4つのモードも搭載し、おウチデートから日常ご飯を美味しく。炊飯器4万9500円/バルミューダ
平井 そのとおり! 炊飯器にまでこだわっちゃうオヤジは、モテますよ!
岸澤 でも、うんちくをずっと語られるのは……。
大崎 同感(笑)
平井 それはそうですけど(苦笑)、でもこのバルミューダなら、見た目がミニマルでオシャレだから、家電マニアな感じはしないでしょう?
大崎 確かにね! あっ、しかも結構お手頃価格! そして3合炊きだからコンパクト。う〜ん、コレってモテアイテムとして実は穴馬かも!
岸澤 モテ名品って、やっぱり奥が深いですね!
岸澤美希(編集部員):時計担当
機械式時計と民俗学をこよなく愛する、頭脳派編集部員。
大崎文菊(編集部員):ファッション担当
キャンプとファッション大好き。バッグも担当する編集部員。
平井敦貴(編集部員):家電・ガジェット担当
注ぎ込んだ額は、ん百万円!? 自腹を心情にガチリポートする家電担当。
■ お問い合わせ
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-1847-00
ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211
バルミューダ https://www.balmuda.com