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2017.12.12

【公開!】河原シンスケ、田中杏子、古市憲寿が愛用するルイ・ヴィトン

あらゆる人を魅了するルイ・ヴィトンですが、それは著名人やファッション関係者たちも同様です。ファッションに敏感な人たちが愛用するルイ・ヴィトンを拝見し、それぞれの思いを聞いてみました。

ルイ・ヴィトンを愛用する、いまどきの洒落た大人たち

ルイ・ヴィトンが、時代を超えてこれほどまでに多くの人の心をキャッチしているのはなぜでしょう? 今回、ファッション業界をはじめ、幅広い分野で活躍するお洒落な著名人が愛用するルイ・ヴィトンを特別に拝見。ブランドの魅力を探るべく、ファッションに精通するみなさんに、それぞれのエピソード、ブランドのイメージについて伺いました。 

たくさんの出会いを与えてくれた、職人的気質のブランド

◆ 河原シンスケさん / 芸術家

1990年代、ルイ・ヴィトンの「LE MAGAZINE」のクリエイティヴ・ディレクターを務め、2014年の札幌国際芸術祭ではブランドのサポートによるオフィシャル・ディナーのインスタレーションと、ディナーのプロデュースを手掛けた、河原さん。

「ルイ・ヴィトンとはすでに四半世紀のお付き合い。その間には、たくさんの出会いがあり、今でも交流させていただいている方々も多数です。世界中で素晴らしいイベントも経験させていただきましたが、特に東京のルイ・ヴィトン表参道店オープンの絵画館でのソワレは圧巻でした。まるで世界中を旅するアミューズメントパークでした」。

深く関わりあいのある河原さんが感じるルイ・ヴィトンとは、「旅と共にあるトランクを作るアルチザンなブランド。そのヘリテージが何よりに魅力」という。

なかでもお気に入りのアイテムは、10年ほど前に購入されたというコンコルド・シリーズのもの。「無理にお願いして、数年前にパリでイニシャルを入れて貰ったアイテム。バニティケースはパリのクリニャンクールで見つけたもの。軽くてしっかりして帽子入れにぴったりと思い購入しました」。これをきかっけに、最近はハードトランクにも興味を持たれているそうです。
河原さんお気に入りのコンコルド・シリーズ。写真上のショルダーバッグにはイニシャルのSKが入っています。写真下のソフトバニティケースにはハットを入れているそうです。
河原さんお気に入りのコンコルド・ライン。写真上のショルダーバッグにはイニシャルのSKが入っています。写真下のソフトバニティケースにはハットを入れているそうです。
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◆ 河原シンスケさん / 芸術家

武蔵野美術大学卒後、80年代初頭よりパリを拠点に活動を開始。さまざまなインターナショナル企業とのコラボレーション、ルイ・ヴィトン「LE MAGAZINE」のクリエイティヴ・ディレクション、La Rochelle のリゾートホテル「cote ocean」の総合デザイン及び、250㎡の天井画を完成させる。アーティストとしてパレ・ド・トーキョーにて「ジャイアント・キモノ」や、国立ダンスセンターにて「逆さシャンデリア」など、数多くの作品を発表している。また、サロン「usagi」のコンセプターでもある。2018年5月には、サン・ジェルマン デ プレで個展を開催予定。

●オフィシャルサイト http://shinsuke-kawahara.com/

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永遠の憧れ、奇跡のブランド!

◆ 田中杏子さん / Numéro TOKYO編集長

「イニシャリングされたものをはじめ、バッグはたくさん持っています」と田中杏子さん。イラスト入りのノートカバーやガーメントバッグ、ジュエリーケース、話題になったシュプリームとのコラボレーションによるキャップとパーカ、コム デ ギャルソンとコラボしたバッグなど、お気に入りばかりと。

「なかには両親からのプレゼントもありますね。父母が大きなトランクケースを持っていました。引っ越しのタイミングで手放してしまったのですが、あの大きなトランクケースをお家のインテリアにできたのにな〜と、『旅するルイ・ヴィトン展』を見た時に痛感しました」と心残りなエピソードも。

ルイ・ヴィトンのイメージをうかがったところ、「こんなにも世界中に浸透していながら、永遠の憧れであり、洗練されたイメージを保っている奇跡のブランド」とのお答えが。常に革新性を追求する姿勢をリスペクトしていらっしゃるそうです。
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◆ 田中杏子さん / Numéro TOKYO編集長

ミラノに渡りファッションを学んだ後、第一線で活躍するファッション・エディターのもとで、雑誌や広告などに携わる。帰国後、フリーランスのスタイリストとして活動。『流行通信』や『ELLE JAPON』の契約スタイリストを経て、『VOGUE NIPPON』創刊時より編集スタッフとして参加。広告やTV番組の司会、また資生堂「Maquillage」キャンペーンのファッション・ディレクタ−の職を2年間兼務するなど多方面で活躍。2005年11月より現職。

●著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)
https://numero.jp/

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身につけるものの中に、アートが潜む

◆ 古市憲寿さん / 社会学者

2016年1月、エスパス ルイ・ヴィトン東京でおこなわれたトークイベントに出演されるなど、ルイ・ヴィトンと縁のある古市憲寿さん。印象を尋ねると「定番の安心感と、やんちゃさを兼ね備えているイメージがあります。やんちゃさって、ともすればすぐに失われがちなもの(日本社会を見ればわかりますよね)。どんな冒険をしても品格を失わないのは、歴史あるルイ・ヴィトンならではだと思います」とのお答えが。

現在、エピ・レザーの名刺入れを愛用している古市さんですが、ルイ・ヴィトンのアイテムは日常を華やかにしてくれているようです。

「実はブランドこそ、アートへの入口になるんだと気付かされました。“アート”というと、美術館のショーケースに飾られた作品ばかりを想像してしまいますが、本当は毎日身につける服や名刺入れも、誰かが考え抜いた結果、そこに存在しているアートなんですよね」。

そんな古市さんが、最近気になっているのが、スマートウォッチの「タンブール ホライゾン」。「僕は、世界各地を巡ることが多いので、この時計の“旅”というコンセプトに惹かれました。せっかくなのでどこか旅先で買おうと思っているのですが、まだ入手できていません。もう東京で購入してもいいのかな……」。
古市さんお気に入りのエピ・レザーの名刺入れ。「大事な人との会食前、名刺入れがないことに気付いて、急いで買ったのがルイ・ヴィトンの名刺入れです。気に入って、その後もずっと使っています」
古市さんお気に入りのエピ・レザーの名刺入れ。「大事な人との会食前、名刺入れがないことに気付いて、急いで買ったのがルイ・ヴィトンの名刺入れです。気に入って、その後もずっと使っています」
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◆ 古市憲寿さん / 社会学者

1985年東京都生まれ。社会学者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。主な著書に『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)、『保育園義務教育化』(小学館)、『大田舎・東京 都バスから見つけた日本』(文藝春秋)など。最近はTV番組などでのコメンテーターとしても人気。

●公式ツイッター https://twitter.com/poe1985

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