2018.07.17
胸元の「ワニ」といえばラコステ。では「チョウ」「ミツバチ」といえば?
ポロシャツのロゴマーク、ワニやポニーならすぐにどこのものかわかりますが、なかには一見してわかりづらいものも。それが実は誰もが羨む高級メゾンのものだったりしますから、ここで改めて勉強といきましょう。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 文/吉田 巌(十万馬力)

ラグジュアリーブランドのポロシャツは、意外なアイコン!?
そう、右はボッテガ・ヴェネタ。左はディオール オムのポロシャツです。実は両ブランドともこれらのモチーフをブランドアイコンとして昔から大切にして使用しているんですね。丁寧な刺繍やリッチな生地の風合いから高そうなブランドであることは伺えたと思いますが、一目でブランドを言い当てられた人はそうはいないのでは?
でも、この「わかる人だけわかる」感じに琴線を猛烈にくすぐられるオトナも多いはず。あからさまではなく、さり気なく周囲に差をつけるポロをお探しなら、ぜひとも狙ってみてください。
胸の刺繍で差がつくポロシャツ4選
● ディオール オム
ミツバチはアトリエで働く縫い子たちの愛称

フランスにおいてもそれは同様で、かのナポレオンが紋章や所有品にミツバチのモチーフを多用したことは有名です。クリスチャン・ディオールもこの小さな昆虫を愛し、初期の作品からシグネチャーとして取り入れています。ちなみに彼はアトリエでまじめに働く縫い子たちのことを、愛情を込めてミツバチにたとえていました。

● ボッテガ・ヴェネタ
ブランドが唯一伝統的に使用するのがこの柄です

クリエイティブディレクターもそんな歴史に敬意を表して大切にバタフライのモチーフを使用。こちらのポロシャツはそんな一枚。ボディと同系色の糸で刺繍し、あくまでさり気なく配しています。

● フェンディ
モンスターのつり目がギョロリ。大人の遊び心を表現するならコレです

ご覧のポロシャツではその特徴であるつり上がった目を、ワンポイント刺繍であしらっています。パッと見はなんのマークかわからないくらいのさり気ないあしらいですが、フェンディ好きの女性からは必ず突っ込まれること必至です。

● ジョルジオ アルマーニ
胸ではなく、裾でチラリと見せるのが大人のセンス



● グッチ
ブランドらしさを全面で主張するならコチラ
胸に大きく「GUCCI」とあしらい、その下にはお馴染みのウエブストライプも。あえてポップにまとめたいときは、ときにこういうブランドらしさ全開のポロシャツに頼るのも手でしょう。大胆なストライプによりサッカーのユニフォーム的に見えるのも、ワールドカップで盛り上がった今夏の気分に沿います。
7万2000円/グッチ(グッチ ジャパンカスタマーサービス)
■ お問い合わせ
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
フェンディ ジャパン 03-3514-6187
クリスチャン ディオール 0120-02-1947
グッチ ジャパン カスタマーサービス 0120-88-1921