大人がいま選ぶべき“鞄＆財布”は、一発で印象に残るコレ!?

“ロゴドン”とは言葉のとおり、ブランドロゴがドーンと前面に押し出されたアイテムのこと。現在発売中のLEON10月号で特集しているアイコニック特集は、この潮流をいろんな角度から紐解いています。名だたるメゾンまで巻き込んだムーブメントだけあり、大人な我々としても、さらりと取り入れたいところ。そこで、そのための選びとこなしを解説いたしましょう。

Tシャツやスウェットが最もわかりやすいアイテムですが、ちょっと抵抗のある方も多いハズ。そこでオススメしたいのが旬なミニバッグやミニ財布での導入。そもそも財布はお会計時しか表に出さないようなモノだから、これ見よがしなぐらいわかりやすく主張しても嫌味は皆無。バッグもこれぐらいしないとキャラを確立できません。

つまり、LEON本誌でもリコメンドしているビッグトレンドはココから始めるのが大正解というワケ。当記事が大人のためのロゴドン登竜門とならんことを願い、毛色の異なる4つの今季新作をご紹介いたします。

ロゴドンバッグを携えるなら、着こなしは極力シックな方が見映えます。また、別のこの手のアイテムふたつをいちコーディネートに織り交ぜるのはリスキーな高等テクニックなので避けた方が賢明。ご覧のとおり、一点ロゴを効かせるのがコツなのです。

フェンディのアイコニックなハンドバッグ、“ルイ”を小さくし、シーズンコンセプトを象徴するラバーパッチの“フェンディ スタンプロゴ”を大胆配置した「ミニ ルイ」。長めにとられた止水ジップはプレススタッド仕様で、ボディに固定することが可能。ストラップでたすき掛けすればショルダーに、外せばハンドバッグやクラッチのようにも携えられます。

フラップを排除した背面のジップポケットや、アシメトリックな2本のハンドルなど、ミニサイズになっても細部の意匠は健在です。

80年代のヴィンテージプリントにインスピレーションを得たレトロなロゴモチーフをアレッサンドロ・ミケーレ流にアップデイト。薄マチのベルトバッグを構成する、しなやかなテクスチャードレザーはホワイト、ブラック、ピンクの3色展開。ロゴのウェブ ストライプとリンクしたリボンストラップがストリートな雰囲気を後押しします。

ロゴドンのバッグだけでも十分にアイコニックですが、さらにお茶目なロゴドンキーホルダーを付ければインパクトは絶大。キャラ立ちにはうってつけです。

ロゴドンの主張をモノトーンによる“VLTN”の4文字でシンプル＆シックに表現したのが、ヴァレンティノの新作。クロスバッグは体に添う薄マチボディ、幅を広く取った両サイドのレザーステイ、そこにあしらわれたアイコニックなピラミッドスタッズなど、大人の男に刺さる意匠が満載。たすき掛けはもちろん、腰巻きでも休日の装いをも引き締めてくれるでしょう。

ブランドイニシャルが目を引くレオパード柄のエコファーを使用したショルダーバッグ。D❤Gと手を加えた刺繍パッチによるお茶目なデザインも、ベースがこれならすんなりとマッチするのはご覧のとおり。開口部にはマグネットボタンが施されているため、フワフワなボディも相まってガジェットの持ち運びもお手の物です。

ブランドの頭文字をモノグラム化したヒストリカルなYSLマークがシンプルながら大きくあしらわれる、手の平サイズの３つ折り財布。オキシダイズドニッケルメタルの意匠が映えるのは、手に馴染むふっくら艶やかなブラックスムースカーフの賜物。ロゴドンとはいえ飽きのこないデザインゆえ、大事にメンテナンスすれば、長く使い続けられるでしょう。

表は大きなフラップコインケース、裏は三つ折りの札入れが配置されるダブルフェイスデザイン。札入れの中にはカードスロットが潜んでいます。

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