注目のブルックリン・グリーンポイントにオープン
最近ではインテリア雑貨の「CIBONE」や出汁ショップ「DASHI OKUME」、西麻布のレストラン「HOUSE」の新店舗「HOUSE BROOKLYN」などが集積する「50 Norman」がオープンした他、日本酒を取り扱うショップ「Bin Bin SAKE」、日本茶のカフェの「kettle」、サンドウィッチショップ「TAKU SANDO」などがグリーンポイントにオープンし、盛り上がりを見せています。
このエリアはお洒落な古着屋やカフェなども多く、トレンドの発信地ブルックリンのウィリアムズバーグの隣り(徒歩圏内)のため、次なるトレンドの中心地としても注目を集めています。「Restaurant Yuu」はグリーンポイントのマッカレンパークの目の前にあり、緑も多い好立地です。
カウンターのみのオープンキッチンが見渡せる劇場型のパフォーマンス
大きな大理石のカウンターの目の前はオープンキッチンで、シェフたちが忙しそうに動き回る様子を見ることができる“シェフズテーブル”スタイル。オープンキッチンのレストランはトレンドになっていますが、全席カウンターでキッチンの様子を見ながら食事ができるのはエンタメ性も満載ですし、会話に困ることもなし。シェフたちの息のあった動きで料理を盛り付けていく過程は本当に劇場で何かのパフォーマンスを見ているかのような臨場感があり引き込まれてしまいます。
「旬の食材を最高の状態で出したい」という島野シェフの希望通り、目の前で作られた料理がすぐに運ばれてきます。基本はフレンチのクラシックなコースが振る舞われるのですが、メニューは旬の食材が入るごとに変わるため、常に新鮮な旬の食材を味わうことができます。3月半ばからはベジタリアンメニュー(完全予約制)もスタート予定。
▲ ニューヨークのマップにお店のロゴがデザインされた「Arita Plus」の特注皿。
▲ Arita Plusの有田焼のプレートに載せられた前菜。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ コースの中にはキャビアやロブスターなどの高級食材が取り入れられている。
▲ シグニチャーメニューでもある鴨パイ包みは絶品。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ ニューヨークのマップにお店のロゴがデザインされた「Arita Plus」の特注皿。
▲ Arita Plusの有田焼のプレートに載せられた前菜。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ コースの中にはキャビアやロブスターなどの高級食材が取り入れられている。
▲ シグニチャーメニューでもある鴨パイ包みは絶品。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
有田焼の繊細な器に盛り付けられたフランス料理の数々
「Restaurant Yuu」は日本人のOMOTENASHIの心と繊細さをベースにクラシックなフレンチを表現していくというもの。器も有田焼「Arita Plus」や「香蘭社」の器を使用し、料理と器のコンビネーションによって視覚と味覚でお食事を楽しめます。最初に席に座った際にテーブルに置かれる準備皿は「Restaurant Yuu」のために特別にデザインされたもの。マット加工された白い器にはニューヨークとブルックリンの地図がエンボスされ、お店の所在地部分に「Restaurant Yuu」のロゴが掘られています。
▲ フレンチの要素と日本の食材や器が融合。
▲ 旬の時期にはトリュフを目の前でふんだんに料理にトッピングしてくれるという贅沢。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ ひと皿ひと皿、芸術的な盛り付け。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ ほんのり甘いパンに盛り付けられたキャビアも豪快。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ フレンチの要素と日本の食材や器が融合。
▲ 旬の時期にはトリュフを目の前でふんだんに料理にトッピングしてくれるという贅沢。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ ひと皿ひと皿、芸術的な盛り付け。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
▲ ほんのり甘いパンに盛り付けられたキャビアも豪快。Photo by Ben Hon @stuffbeneats
■ Restaurant Yuu
住所/55 Nassau Ave, Brooklyn, NY 11222
TEL/(347)422-0270
HP/https://www.yuunewyork.com/restaurantyuu
● 菅 礼子 (Reiko Suga)
LEON編集部で編集者として勤務し、2018年に渡米。現在はニューヨーク在住、LEON特派員。Instagram @sugareikoにてニューヨークのライフスタイルの情報から世界中の旅の情報までを執筆している。