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2024.05.30

アレがたっぷりだからふわふわ軽い! 「初夏のお好み焼き」の作り方

“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南! 今回は、旬のキャベツをたっぷり使ってふわふわな「お好み焼き」の作り方をご紹介します。

CREDIT :

文・編集/秋山 都(Web LEON) レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太

お好み焼き 野本やすゆき
▲ キャベツをたっぷり入れ、さらにヤマイモを加えることで食感も食べ心地も軽い「お好み焼き」。

まだ葉のやわらかい春キャベツをたっぷり使った「お好み焼き」

今年の夏も長く、暑くなりそうと言われますが、それでも四季の移ろいがしっかりと感じられる国、日本。春には春の、初夏には初夏の、美味しい野菜や魚がたくさんあるのが日本の食の素晴らしい点です。

とは言っても、ニンジンとかタマネギ、キャベツは年中あるから旬をあんまり感じませんね、と話していたら、「そんなことないですよ」と野本さん。「キャベツには春、夏、冬と3回の旬があると言われていますが、なかでも春から初夏に収穫する春キャベツは葉がやわらかく、食感が抜群なんです。この時期はもりもりたくさん食べていただきたいですね」

ということで、旬のキャベツをたっぷり食べられる「お好み焼き」、教えていただきましょう~!
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「お好み焼き」を作ってみよう!

お好み焼き 材料

材料(1枚分)

キャベツ         120g
万能ねぎ小口切り     10g
揚げ玉            10g
桜エビ          5g
豚バラ肉         100g
小麦粉             60g
A長芋すりおろし        50g
A出汁            50ml
A塩              少々
Aたまご          1個

青のり             適量
ソース             適量
削り節             適量
マヨネーズ           適量

サラダ油           適量

今回、野本さんが作るのは、豚バラ肉を使うベーシックなお好み焼きですが、食感を良くするために長芋のすりおろしを加え、味わいを濃くするために桜エビを使うなど、いくつかのポイントがあります。この基本を抑えておけば、お好みでイカやチーズ、キムチなどをプラスしてオリジナルにチャレンジしても楽しそうですね。
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お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ キャベツはざくざくと縦に切り……
では、まずは材料のキャベツを切るところから。一般的には千切りにすることが多いと思いますが、野本さんは1センチ程度の角になるよう、細かめに切っています。千切りだと水気が出て、お好み焼きの生地がべちゃっとなりやすいですが、角切りならふわっと仕上がるというわけ。
お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ さらに横から切ると角切りになります。
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豚バラ肉も、1枚を3分割程度に、食べやすくカットしておきましょう。
お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ 豚バラ肉も食べやすいサイズにカット。
次に生地を。ボウルに小麦粉を入れて、A(長芋のすりおろし、出汁、たまご、塩)をを加えて、さっくりと混ぜ合わせます。長芋をすりおろすのが面倒くさい場合には、冷凍のとろろを使用しても良いかと。
お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ 長芋のすりおろしを加えることで、ふんわりやわらかな食感になります。
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お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ 生地はキャベツを加える前に混ぜておきます。キャベツから水が出るので、キャベツを入れたらすぐ焼くのがポイント!
生地の粉がAの材料をよく混ざったら、キャベツ、万能ねぎ、揚げ玉、桜エビを加えましょう。揚げ玉はコクを、桜エビはより濃い旨みをプラスしてくれるので、これはぜひ入れていただきたいところ。
お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ 桜エビってちょっと高価な食材ですが、素晴らしい出汁が出るんですよね。
ハイ、生地の完成。キャベツから水分が出るのを防ぐため、なるべく早く焼きましょう。
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お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ もし生地を冷蔵庫で保存するなら、キャベツを入れる前に。これ、鉄則です。
お好み焼き 野本やすゆき
▲ サラダ油をしいたフライパンに生地を入れて、焼いていきます。
さあ、焼いていきます。今回はフライパンで焼きましたが、もちろんホットプレートなどでも焼けます。
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お好み焼き 野本やすゆき  レシピ
▲ 厚みを均一にするようにならし、形を整えます。
お好み焼き 野本やすゆき
▲ 豚バラ肉は生地に混ぜ込まずに上に乗せるスタイルです。
「あれ! 豚バラ肉は?」と焦りましたが、ご安心を。豚バラ肉は片面を焼いている間に乗せましょう。焼けているか、時々フライ返しを差し込んで色を確認しながら、片面およそ4~5分。
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お好み焼き 野本やすゆき
▲ 「焼けてるかな~」とチェックしましょう。この時、焼け具合にムラの出ないように、時々生地を回すと良いでしょう。
「いいころ合いだな」と思ったら「エイ!」とひっくり返します。自信のない方は、お皿に一度あけるなどして丁寧にやってみてください。
シーフードカレー 野本やすゆき
▲ ソースも刷毛で塗るとなんだか気分が出ますね。
裏面をさらに4~5分焼いたら、完成。ソース、お好みでマヨネーズをかけ、青のりや削り節をお好きなだけトッピングしてお召し上がりください~。
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お好み焼き 野本やすゆき
▲ 実はお好み焼きにはマヨネーズを使わない派だという野本さん。この日は撮影用にたっぷりと。
やわらかい春キャベツがたっぷり使われているので、ふんわり軽いのが身上。おやつ代わりや、深夜の小腹対策にもおすすめしたい「初夏のお好み焼き」です。
お好み焼き 野本やすゆき レシピ
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野本やすゆき

● 野本やすゆき (料理研究家)

東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。

春~夏においしいもの大集合!

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