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2024.11.14

京都で「響」を味わえるスペシャルな一夜へ!

京都に「山崎」蒸溜所が誕生してから101年目という今年、ジャパニーズウイスキーの最高峰である「響」を多彩に楽しめるプロモーションが「HOTEL THE MITSUI KYOTO」(京都)で12月20日まで開催中です。

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文・編集/秋山 都  

2024年は日本で初めてのウイスキーが誕生してから 100 周年を迎えた記念すべき年。日本では2008年ごろからハイボールが人気となり、タイミングを同じくして海外でも日本産ウイスキーの繊細な味わいに注目されたことから、世界的にジャパニーズウイスキーブームが巻き起こったことはみなさまご存知の通り。
HOTEL THE MITSUI KYOTO 響
▲ ジャパニーズウイスキーの最高峰である「響」を多彩に楽しめるプロモーションが「HOTEL THE MITSUI KYOTO」で12月20日まで開催中。
なかでも国内外で人気の「響」は、サントリー創業者である鳥居信治郎の次男である佐治敬三が2代目マスターブレンダーとして1989年に生み出した傑作。まさに最高峰と呼ぶにふさわしい日本のウイスキーを目指し、培ってきた技術の粋を集めて至高の香味を追求しているだけあって、海外のオークションでも高値をつけるなど、なかなか入手しにくいウイスキーとして有名です。今回はこの「響」を飲み比べでき、さらにスペシャルなカクテルで味わえるという魅力的なイベントが開催されていると聞き、一路京都へ飛んでいきました。
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HOTEL THE MITSUI KYOTO(京都)

◆「THE GARDEN BAR」

向かいましたのは、先日発表されたミシュランキーでも3ミシュランキーに選ばれた「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のバー。二十四節気をテーマに造られた日本庭園に臨む「THE GARDEN BAR」です。
HOTEL THE MITSUI KYOTO 響
▲  「響 サントリーウイスキー100 周年記念-Anniversary Blend-」の「Stir Style tart and fruitiness」は1杯(45ml)1万8000円(税・サ込)。
まずお目当てであったのは、日本のウイスキー誕生100周年を記念した「響 サントリーウイスキー100 周年記念-Anniversary Blend-」。酒齢17年以上の個性豊かな原酒に、酒齢30年以上の山崎ミズナラ樽モルトなど、蒸溜所に眠る秘蔵古酒をブレンドしたという1本は、「響」ならではの華やかな香味に熟成感や複雑さが特長。1:1の水で割るトゥワイス・アップだったのですが、丸みのあるブランデーグラスでいただくせいもあって、飲む前から芳醇な香りに顔全体が包まれるよう。何しろ貴重な機会ですので、少量ずつ含み、そーっと飲みこんでも、その長い余韻がいつまでも口中に漂い、まさに至福のひと時でありました。
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 「響 サントリーウイスキー 100 周年記念 Anniversary Blend 」を含む 希少価値の高い 3 種の響を贅沢に飲み比べできるテイスティングセットは各15ml×3杯で1万5000円(税・サ込)。「THE GARDEN BAR」始め、イノベーティブ京都フレンチ「都季 TOKI」 イタリア料理「FORNI(フォルニ)」で展開。
▲ 「響 サントリーウイスキー 100 周年記念 Anniversary Blend 」を含む 希少価値の高い 3 種の響を贅沢に飲み比べできるテイスティングセットは各15ml×3杯で1万5000円(税・サ込)。「THE GARDEN BAR」始め、イノベーティブ京都フレンチ「都季 TOKI」 イタリア料理「FORNI(フォルニ)」で展開。

お次は「響 サントリーウイスキー100 周年記念-Anniversary Blend-」に加え、日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー”をコンセプトにし、熟成年数にこだわらない多彩な原酒と匠の技でつくりあげられた「響 JAPANESE HARMONY」、さらに酒齢21年以上の超長期熟成のモルト原酒を入念に吟味してブレンドし、合わせるグレーン原酒も酒齢21年以上の原酒を厳選、丁寧にブレンドしたという「響 21年」という3本を少しずつ楽しむことができるテイスティングセットを。こうして飲み比べてみると「響 JAPANESE HARMONY」のまろやかでやわらかな味わい、「響 21年」の円熟味をしっかりと感じ取れます。いや、感じ取れてた……かな? すでにホロッと酔っております。

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HOTEL THE MITSUI KYOTO
▲ 「 響 JAPANESE HARMONY 」 を使ったハーモニアスカクテル3種各4200円(税・サ込)。
とどめは、 「 響 JAPANESE HARMONY 」 を使ったカクテル3種を。和三盆の甘みがやさしい「HIBIKI オールドファッション<ミズナラの香り>」、柚子と蜂蜜を加えてさわやかなハイボール「 HIBIKI ウイスキーサワー<柚子と蜂蜜>」、水出しの和紅茶で仕上げた「HIBIKI 茶割り<和紅茶仕立て>」の3杯でしたが、さすがにこれを全部飲むとキケンですので、お連れいただいた「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のタケシさんに手伝っていただいて、私はひと口ずつ。後述しますが、夜は長いので、ね♡。

HOTEL THE MITSUI KYOTO

THE GARDEN BAR (ザ ガーデン バー)

響 サントリーウイスキー100年記念-Anniversary Blend-」 スペシャルプロモーションは12月20日まで開催
住所/京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町 284 HOTEL THE MITSUI KYOTO
予約・問い合わせ/075-468-3100 (ホテル代表)


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京都の夜は味わい深く、果てしなく……

HOTEL THE MITSUI KYOTO
▲ 浅野哲也シェフが格式ある料理コンテスト「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」2027年度日本代表に選出されたことでも話題の「都季 TOKI」。
さて、私がカクテルを控えめに飲んでいたのは、この後ディナーがあったから。日本庭園を見渡せるダイニング「都季 TOKI」でイノベーティブ京都フレンチにしっかりワインを合わせ、さらには学生時代の友人と祇園の町家バー、そして若きバーテンダーの友人が経営するやはり祇園のバーへホッピング。京都の夜は長く、芳醇なのです。
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100周年を迎えた「山崎蒸溜所」へ

その翌日は勉強のために「山崎蒸溜所」を訪れ、ジャパニーズウイスキーへの見識を深めました(単に飲みに行ったという話も?)。今年は折しも日本洋酒造組合によるジャパニーズウイスキーの定義が定められ、4月から完全施行されたという年でもあります。これまでレギュレーションがあいまいだった国産ウイスキーはこれによって、「国内自家蒸溜100%の原酒を使用する」、「国内貯蔵庫で3年以上オーク樽で熟成させる」などの定義が定められました。あくまで自主基準なので、守らなくてもOKなのですが、それでもこれまでオーバーヒート気味だったジャパニーズウイスキーが落ち着きを見せ、ますます高品質で日本ならではの独自な味わいを追求してくれることに期待できるでしょう。ジャパニーズウイスキーが飲みたいなら、まずは錦秋の京都へ。いかがでしょう?
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