2023.06.03
【ダイエットQ&A】太らないお酒の飲み方、ぽっこりお腹解消法などオヤジの疑問に答えます!
カラダの崩れや衰えが気になるオヤジさん! 食べ方の知識をもつともたずでは大違いということでのダイエットQ&A企画。LEON周りのスタッフの疑問に、管理栄養士で人気パーソナルトレーナーの河村玲子さんが答えてくれました!
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イラスト/STOMACHACHE. 文/大塚綾子 編集/菊地奈緒(LEON.JP)
Q.ダイエットはしたいけど、お酒がやめられません
A.お酒の量を減らすより、休肝日を増やすほうがダイエットになります
アルコール自体には、何の栄養もありません。しかし、アルコールが体内に入ると、アルコールの代謝が優先され、炭水化物、脂質、タンパク質などの代謝は後回しになります。結果一緒に摂った食事のカロリーが消費されず、脂肪になってしまうのです。
Q.とにかく“ぽっこりお腹”をなんとかしたい!
A.ご飯を減らす糖質制限より、揚げ物を減らす脂質制限のほうが効果的
さらに、活動によってたくさんのカロリーを消費するのが筋肉。ゆえに全身の筋肉量が多いほど、消費カロリーが高くなり痩せやすいのですが、45歳を過ぎる頃には特に下半身の筋肉が急速に衰え始めます。にも関わらず、若い頃と変わらない食生活を続ければ、消費カロリーよりオーバーした摂取カロリーが積み重なって、次第に脂肪を溜め込むことになってしまうのです。
Q.会食など暴飲暴食後、太らないためにはどうしたら?
A.暴飲暴食翌日の朝と昼をプロテインに置き換えましょう
Q.炭水化物抜きダイエットって痩せますか?
A.体重は減りやすいですが、カッコよくは痩せられません
体力が落ちるだけでなく、脳が生命を維持できない危機的状況だと判断して、肌や髪、爪への栄養をストップ。肌はカサカサ、髪の毛も抜け、爪もガビガビなど、確実に老けます。ほどほどの糖質制限なら問題はありませんが、極端にカットするのはNG。
Q.ダイエット中のデート。太らない“外食”って?
A.食べ順はプロテインファースト。赤身ステーキや焼き鳥もいいですね♡
次に胃をやさしく働かせる野菜へと移り、糖質であるご飯やパンは後半に摂るのがベター。というのも糖質が快楽を感じる脳の報酬系という回路を刺激し、「もっともっと!」と食欲を増幅させてしまうから。インクレチンの食欲抑制効果が働き始めるのは15〜20分後なので、その前に糖質を摂らないのもポイントです。