2023.12.16
それでもオヤジに惚れた美女たちの恋愛談【傑作選】
人気バーのマスターにして作家の林 伸次さんが巷の美女たちのプライベートに迫る人気連載「美人はスーパーカーである」から、オヤジに惚れてしまった美女たちの記事をプレイバックします。
美人とは「美」という高スペックを備えたスーパーカーのような存在ですが、果たしてそのスペックは彼女に何をもたらすのでしょう? 美女たちのお仕事や恋愛談をこっそりお見せします。ぜひ、前後編でお読みください。
中条あやみ似のトリマー「悪いオジサマにはやっぱり魅力があるんです」
「今も美人とは思ってないけど、自信がついたというか、自分を受け入れることができたのが、23歳くらいの時ですね」
── その年齢まで自信がなかった?
「はい、周りに美人さんが多くて、私は平凡だったから。でも23歳くらいの時から自分を綺麗に見せる努力もしたし、目に留めてくれる人が多くなったので、“可愛いと思っても大丈夫なのかも”と思いました。受け入れですね」
── 目に留めてくれるというと、その頃からモテ始めたんですか?
「モテたというより、いろんなチャンスが巡ってくるようになったんです。恋愛だけじゃなく、仕事や交友関係を含めた、いろんな意味でのチャンス」
── そういうことが続くと自分に自信がついてくるの、わかります。その頃はどんな人とお付き合いされていたんですか。
「18歳上の人と2年くらい付き合ってました。いい人ではありましたけど、裏がありましたね」
── 裏ってどんな?
元銀座ホステスOL「不倫はもうしません。奥さんにバレて慰謝料請求されました。もう最低でした」
── 訓練!それってどうやって?
「真似です、お姉さんたちの姿勢とか目つきとか……」
── 自己肯定感って難しくて、自分がかわいくないと思ってしまうと途中からなかなか肯定できないですよね。真似でできるもの?
「はい。人気のお姉さんたちが接客しているのを見ていると、自信に満ち溢れている女性がいかに魅力的かわかるんです。それを見て分析して。3年経ってお客さんがついて、やっとかわいくなれたのかなって思いました」
── なるほど~。じゃあかわいいってつくれるものなんですね。つかぬことを伺いますが、なんで18歳で水商売の世界に?
「私、勉強はできなかったんですが、大学には行きたくて。そしたら親にお金は出せないよって言われちゃったんで、水商売で稼いで大学に行ったんです」
── それは偉いですね! じゃ、ご両親も納得で?
「水商売は反対されたけど、どうせやるなら銀座に行けって言われて、銀座でやってました」
── それ、ご両親の判断正しいな。水商売の端くれとして僕はそう思います。だって銀座なら一度にいろんなことが学べますよね。
バツイチのセクシー美女「高校生の時におじさんと初めてお付き合いしました」
「都内の中高一貫女子校出身です。確かに、恋愛観に影響することは多いのかもしれませんよね。私が男性と最初にお付き合いしたのは高1ぐらいの時、30代半ばのかなり年上の人でした」
── えっ、どうやって知り合ったんですか。
「その頃女子高生ブームみたいなのがあって、制服を着ているだけでもてはやされていたんですよ。それで街で声をかけられて、ついていっちゃった(笑)」
── 見た目がカッコよかったから? それとも面白いことを言ったから?
「なんだろう、多分、好奇心でしかないですよね。付いて行ったらどうなるんだろうと。『シティホテルにある綺麗なプールでのんびり過ごそうよ』というデートのお誘いでした」
── それは高校生にとっては洒落たお誘いですね。