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2024.09.29

早見優 【vol.03】

美しい人、早見優。「いろんな人から愛されながら年を重ねていきたい」

新たに大人の女性の美しさに迫るグラビア連載「美しい人」がスタート。第1回に登場いただくのは早見 優さん。1982年に歌手デビュー後、今も活動を続け、その年齢を超越した美しさが度々話題になる早見さんの「美」の秘密とは? そのvol.03です。

CREDIT :

文/渡辺朋子 写真/野口貴司 スタイリング/坂本久仁子 ヘアメイク/福沢京子 プロデュース/Kaori Oguri 編集/森本 泉(Web LEON)

Kaori Oguriさんをプロデューサーに据え、豊かな人生経験を持つ女性たちの、内面から醸し出される“大人の美しさ”に迫る新たなグラビア企画「美しい人」がスタートしました。

連載第1回目に登場いただいたのは早見 優さん。1982年に歌手デビューし、今も自身が選んだフィールドで変わらず活動を続け、その年齢を超越した美しさが度々話題になる早見さん。vol.01(こちら)、vol.02(こちら)に続き今回はマニッシュなスーツスタイルで登場です。

早見 優という生き方。「ストレスをためず、楽しく生きていきたい」

早見優 美しい人 WebLEON
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【interview 03】

いろんな人から愛されながら年を重ねていきたい

──早見さんはアイドル歌手として活躍されるかたわら、1991年には上智大学に進学されましたが、大学進学についてはどういう思いがあったんでしょう?

早見 優さん(以下、早見) あの頃って20歳ぐらいまでがアイドルと言われていた時代で、自分はこれからどうしていこうかと考えるなかで、自分のルーツに戻って何をしたいか少し考えたいなと思って進学を決めました。あとはずっと走り続けていたので、ちょっと疲れちゃったんでしょうね。最初は落ちちゃったので、1年浪人したんですけど。それで大学に行くうちに、やっぱりこの仕事を続けたいなと思って、そこから本当に真剣にいろいろとやりました。もちろん、それまでも真剣だったんですけど(笑)。まだ子どもでしたからね。

──その後も1992年の「地球サミット」に参加されたり、幅広く活動されていましたね。

早見 「地球サミット」の時は25、26歳だったと思うんですけど、当時、環境問題に関するNGO団体の代表をされていた作詞家の湯川れい子先生から「これからの時代はあなたのような若い人に託していかなきゃいけないから、実際に地球サミットに行って自分の感じたことを記事にしてみて」とお話をいただいて。当時はネットもないので、私が体験したことを毎日、新聞記者の人に電話でレポートして、それを記事にしてもらっていたんです。

今でこそ環境問題への取り組みやSDGsは当たり前になっていますけど、当時は本当に珍しくて。そのなかでドイツはゴミ問題に対して、これからは消費するものは自分たちで責任を持って分別して土に返していかなきゃいけないと伝えていて、びっくりしました。でも日本に戻って取材でそういう話をすると、「ところで、恋愛はどうなんですか?」って全然誰も興味持ってくれなくて、それも時代だなと思います(笑)。
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▲ ジャケット55万円、オーガンジースカート19万3600円/ともに ファビアナフィリッピ(アオイ)[共に店舗限定]、シューズ23万8700円/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)、ピアス5万2727円、イヤカフ[左耳]6万4000円、左手リング11万8,800円/ともにトムウッド(トムウッド 青山店)
──その後、ご結婚をされて、お子さんが生まれてという中で、ご自身の中での変化などはありましたか?

早見 やっぱり母親になって、子どもから教えられたことがたくさんありますし、自分の考え方もずいぶんと変わりましたね。今までネガティブに思っていたことも、どうにか考え方を変えて解決策を見つけながら歩みやすい毎日にしていかなければとか。そこからはストレスがたまらなくなりました。もともと納得できないことはあまりしないタイプだったので、ストレスもそんなにたまってなかったのかもしれないですけど(笑)。

──勝手な印象ですが、早見さんはもともとポジティブな方なんだと思っていました。

早見 そんなにネガティブでもなかったんですけど、10代、20代は割とウジウジするタイプでしたね。でもその時代って一番悩む頃だから、娘たちにも「いいんじゃない、悩んで」って言ってます。
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▲ 右手リング4万5800円/トムウッド(トムウッド 青山店)
──早見さんが今一番大事にしたい美しさはどんな美しさですか?

早見 本当にざっくり言うと、マインドとしてはやっぱりストレスをためず、人生後半を楽しく生きていきたいですよね。あとこれも当たり前のことなんですけど、本当に風邪をひきたくないですね(笑)。それでなくても私、2月と11月は必ず風邪をひくので。

──今後の展開として、楽しみにしていることは?

早見 ライブ活動はもちろん楽しみですし、最近はNight Tempoさんとか若い世代の方とご一緒する機会が多いので、すごく刺激になって楽しいですね。子どもも成人して、今までなかった時間が戻ってきたので、その時間をファンのみなさんと共有しながら、楽しく過ごせたらなと思っています。


──プライベートで挑戦したいことはありますか?

早見 パラグライダーをしたいです。1回番組でやったんですけど、すごく楽しくて(笑)。本当はスカイダイビングをやりたいんですけど、みんなに反対されちゃってるので、20年前にやっておけばよかったなと思いますけど、パラグライダーだったら、まだ着地とかも大丈夫かなって。
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──最後に、早見さん自身が憧れる「美しい人」とは? 

早見 先ほどもお話した湯川れい子先生は、お仕事を通してお会いするたびに美しいなと感じます。いつお話してもマインドがしっかりされていて、お化粧もすごくきれいにされていて、 話題も豊富で。もちろん作詞家の先生なので言葉のセンスもすごく素敵ですし、本当にすごいなって思います。湯川先生を見ていると、すごくいろんな人に愛されていて、私もああいう風に愛されながら年を重ねていけたらなと思っています。
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● 早見 優(はやみ・ゆう)

9月2日、日本生まれ。3歳からグアムやハワイで育つ。14歳でスカウトされ、1982年に『急いで!初恋』で歌手デビュー。『夏色のナンシー』などのヒット曲を持つ。1991年に上智大学比較文化学部を卒業し、翌年には「地球サミット」に参加。持ち前の語学力と国際感覚を活かし、歌手、タレント、女優にとどまらず、幅広く活躍。現在はNHKラジオ『ラジオ深夜便ビギナーズ』(毎月第3土曜)にレギュラー出演中。7月31日には自身が作詞を担当したNight Tempoとのコラボ曲第2弾『DISCO de DISCO』がリリースされ、大きな話題に。

■ お問い合わせ

アオイ 03-3239-0341
セルジオ ロッシ カスタマーサービス 0570-016600
トムウッド 青山店 03-6447-5528

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