2024.11.23
街で見つけた素敵なあのひと 【vol.3】悠希さん(54歳・モデル)「声が良いと顔がタイプじゃなくても惹かれちゃう」
コロナ禍を経てすっかり以前の活気を取り戻している東京。LEONお洒落SNAP隊が街ゆく素敵な大人の女性をキャッチして、お洒落のこと、恋愛のこと、理想のいい男像についてたっぷり話を聞きましたよ。
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文/木村千鶴 写真/玉井美世子 編集/森本 泉(Web LEON)
3人目は、表参道で美容院へ向かう途中だったモデル・司会業の相原悠希さん(54)。このところ輝く50代がブームになっているとは感じていましたが、美しく輝く50代女性って実在するんですね。「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」というのはリンカーンの言葉ですが、彼女は日々どのように過ごし、その素敵さを維持しているのでしょうか。
フィーリングが合えば15歳くらい下でも私の方は全然OKです
「今日はお洋服がパープル系なので、ピンク系のメイクにしてみました。アクセサリーやメイクはファッションに合わせて選んでいます。年齢の出やすい目元は、ぼやけないようにアイラインを入れ、さらにまつ毛の生え際にインラインを入れています」
Q スタイルと美しさを保つために頑張っていることは?
「筋トレは苦手なので、日常生活の歩く・立つ・座る動作を意識するようにしています。歩く時はお腹を引き上げて、前に出すようなイメージで足運びをするとヒップアップ効果があるとのことですので、意識して歩いています。立つ時は片脚に体重を乗せずに重心を体の真ん中に、椅子の背もたれにもたれないなど、日常生活の中で行えることをしています」
「明るい! 静かにしていると周囲に心配されます(笑)」
Q マッチングアプリについてどう思いますか? 使ったことは?
「だいぶ前に使ったことがあります。でも『俺のクルマは〜、俺の家は〜、俺の時計は〜』って、俺の〜俺が〜という感じの人か、良い人そうだけど会話が弾まないかのどちらかしかマッチングしなくて。それでも場を回そう、相手の話を膨らまそうと気を遣い、アプリはなんだか疲れたなというイメージがあります。私はどちらかというとリアル派かな。私は“感じる”タイプなので、文字で書いてある情報ではわからない、フィーリングみたいな部分を大事に思っています」
Q 男性のどんなところに色気を感じますか?
「どこだろう、手の大きさとか厚みとか? う〜ん、言葉にするのは難しいですね。あ、声かも。声が良いと顔がタイプじゃなくても惹かれちゃう気がします。ちょっと低めでセクシーな声ってありますよね」
「見た目だけのことでしたら、自分より身長の高い人を求めてしまいます。私がヒールを履いても、ちょっと見上げる感じの身長がいいですね」
Q 逆に、こういう人だけは勘弁! それはどんな男性?
「食べ方が汚い人は嫌かも。若い頃なら多少のワイルドさは許されたかもしれませんが、ある程度年齢を重ねていれば、それなりに経験を積んでいるはずでしょう。食べ方には品格が出るものだと思っていますので、年相応の品は欲しいです」
Q ジャストタイプだったら何歳まで恋愛対象?
「以前は年上が多かったので、年上はもうお腹いっぱいかな(笑)。同級生が一番上でいいくらい。下はあまり意識していなくて、実際に知り合うのも年下が多いんですよね。フィーリングが合えば15歳くらい下でも私の方は全然OKです」
「性格の相性は絶対に一番。これが良くなければ関係が続かないので。身長は高い方がいいですけど、イケメンじゃなきゃ嫌とかではないんですよね。体型もクマさんみたいなガッチリした人もいいと思うし。お金はあるに越したことはないんですが、自分の分は自分で稼ぐので、特に依存して頼る必要もないし。体の相性もそりゃあいいほうがいいけど、そんなにはこだわらないかな。容姿を見ればその辺の経験値は分かりません? これくらいの感じの人なら、まあよくわからないことはしないだろうなと(笑)」
Q 恋愛におけるマイルールとは?
「直感に従っているってことでしょうか。でも本当に直感型なので、正直なところ深くは考えていないです。ただ直感ってそんなに外れないかもしれませんよ。見た目は大体がファーストインプレッションでクリアになるでしょう? 会話をしていれば、この人は仕事の話もできるし、こちらの質問に対しても気持ちで答えてくれる、心の話ができるからこの人はきっと相性が良い人! とかね。そう思ったらほとんどが当たっていますから」
Q あなたの人生に必要な男性とは、あなたに何を与えてくれる人?
「安らぎでしょうか。人と会うのは大好きなんですが、性格上いろんなことに気付いてしまう。例えば飲み物がなくなっていないかとか、ちょっとした目の動きを察知して『あれ、今この人何かを気にしている、お話続けて大丈夫かな』とかつい気にして動いちゃう。だから人と会っていると神経が疲れてしまって。そんな時に、特に何を言うでもなくまるっと受け止めてくれると、ホッとできていいんですよね」
「若い時は私が切り出してましたね。でもある程度の年齢になってからはどうだろう。言ったり言われたりすることによって変なメンタルを食らうくらいだったら、自分からふわっといなくなってしまった方がいいかな。時とともに記憶は薄れるし」
Q 今後結婚したい気持ちはありますか。どんな家庭が理想ですか?
「好きな人ができたら結婚したいなと思っています。今っていろんなスタイルがあるじゃないですか。入籍しなくても、一緒に暮らしていればいいという考えも浸透していますよね。でもこれからは健康のことも考えないと。例えばどちらかが倒れて手術をすることになったとしたら、家族じゃなければ情報はもらえないしサインもできないんですよ。本当に好きな人ができたら、私は看取りたいし看取ってもらいたい。するとやっぱり婚姻関係であることが一番シンプルだなと思います」
これからまた恋をして、素敵なパートナーを見つけてください!