2024.12.13
笠松 将が着る、“プレイボーイ”なオトコのスタイル PART 3
時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンス、そしてファッションの楽しみがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第10回目のゲストは、チャレンジングな作品を求め、国内だけでなく海外にも進出する俳優・笠松 将さんです。
- CREDIT :
主演/笠松 将 共演/香川沙耶 写真・動画/HIRO KIMURA(W) スタイリング/久保コウヘイ ヘアメイク/MIZUHO(笠松)、古川 純(香川) 文/安岡将文 撮影協力/Room312、ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー 編集/石井 洋、吉田奈緒子(ともにWeb LEON)
大人なモードの遊び方 第10回 主演 : 笠松 将
“プレイボーイ”なオトコのスタイル PART 3 【インタビュー編】
場をわきまえる。ただし、迎合しない。
笠松 めちゃくちゃ楽しかったです(笑)。カメラマンさんを筆頭に、皆さんそれぞれがプロフェッショナルで、すごく刺激を受けました。
笠松 今の時代、プレイボーイにいいイメージを抱く人は少ないでしょうね。ただ、ひと口にプレイボーイと言っても、色んなタイプがあると思うんです。物静かで、特に口説く訳じゃないけど女性がほっとかないプレイボーイもいるでしょうし、それとは真逆にいつもギラついて積極的に口説くプレイボーイもいるでしょう。だから、ポピュラーな表現のようで意外に奥が深いと思います。
まぁ、多くの人を魅了するという点では、俳優と近しいところはあるのかもしれませんね。
── プレイボーイと聞いて、どんな装いを想像しますか?
それから、スーツにも興味が出てきました。以前、フォーマルな場所に招かれた時、ピンク色のネルシャツで行ったことがあるんです。周りはスーツでビシッとキメた人ばかりで、さすがに恥ずかしかったです(笑)。プレイボーイって、そういうTPOをさりげなくわきまえている人のことを言うんでしょうね。
ただし、単にいいブランドを着ているとか、高級な素材を着ているということではないんです。結局は中身。服に着られるのじゃなく、服を着こなす度量が重要だと思います。
笠松 ジョルジオ アルマーニのセットアップは、すごく着心地が良かったです。セットアップだけど、ワイドシルエットなので堅苦しさがなく、光沢感がセクシー。こんな装いで夜遊びに出かけたくなりました。フェンディのムートンも、まさにプレイボーイなイメージ。こっちはワイルドって感じかな。ゆったりしたシルエットに、ちょっとだけヒップホップなワルさを感じました。
「海外に行けるなら、そりゃあ行くでしょ!って感じです」
笠松 僕のなかではチャレンジという感覚ではないんです。今の時代、海外に出るハードルはすごく低くなっています。行けるのなら、そりゃあ行くでしょ! って感じです。
むしろ、そういったスピード感が必要な時代なんじゃないかと思っています。もちろん、不安がないわけではないですけどね。でもそこは、持ち前のお調子者のキャラで乗り切ろうと思っています(笑)。
笠松 ひとつひとつの仕事に対して、ありがたいなと思うようになりました。若い頃は、それがよくわかっていなかったと思います。今は背水の陣で挑んでいるので、その分だけ周りをよく見るようになれたということなんでしょう。
ただ、ちゃんと自己主張はしなきゃいけないと思っています。自分の役のセリフを見て、もっとこうしたほうがいいんじゃないかと思ったら、臆せず監督に話すようにしています。それぞれの立場で、それぞれがプロフェッショナルとしてのこだわりを出し切るほうが、いい作品になると思っているので。
笠松 新しいものを否定しない。チャレンジをし続ける。身近なことに感謝する。自分がやりたいこと、言いたいことをちゃんと言う。そして、ネガティブな意見にとらわれない。そう言うオヤジになりたいですね。
とにかく、孫子の兵法のように己を知るってことかな。それって、プレイボーイにも通じるんじゃないかと思います。
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Profile
笠松 将(かさまつ・しょう)
1992年、愛知県生まれ。高校生の時にスカウトされ、アルバイトを続けながら映画のエキストラに参加。下積み時代を経て、2019年には連続ドラマや映画出演本数における20代男性俳優1位に輝くまでに。2020年には映画『花と雨』で長編映画初主演を果たす。
ドラマ「君と世界が終わる日に」、Netflix「全裸監督2」といった話題作に続々と出演する中、巨匠マイケル・マンが監督を務める全編オール日本ロケによる超大作ドラマシリーズ「TOKYO VICE」に出演し、日本だけでなく海外からも注目を集める。
2022年にはハリウッドを代表するエージェンシーと契約を結び、また2023年に個人事務所を設立し、本格的に海外へも進出する。
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