2025.02.23
モテる離島「屋久島」にまだ行っていないアナタへ【後編】
樹齢1000年を超える屋久杉などの巨木の原生林や、多様な動植物が生息する鹿児島県・屋久島。全2回に渡ってお届けする今回は、昨年リブランドオープンした「samana hotel Yakushima」と、立ち寄りたい屋久島のホットスポットをご紹介します。
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文/堀川正毅(LEON編集長代理)

島の東南部にある「sankara hotel&spa 屋久島」からクルマで約10分の距離にある「samana hotel Yakushima」は、昨年リブランドオープンした新しい宿。第1回でご紹介した「sankara hotel&spa 屋久島」の姉妹ホテルで、眼下にはパノラマビューで大海原が広がり、地下から汲み上げる源泉掛け流しの天然温泉が堪能できます。
ちなみにサマナとは、サンスクリット語で「調和」を意味し、カップルからファミリーまで心地よく過ごせる施設なんです。

お部屋のオススメは「温泉スイート」。60m²の広さで、24時間好きな時に好きなだけ天然温泉に浸かれるスペシャルなお部屋です。

ちなみにこの温泉、「温泉宿ホテル総選挙2024・美肌部門」で全国第2位を獲得している名湯。お肌が綺麗になっちゃうなんて、彼女が喜んでくれますね。


そのお隣りには、「The Traveler Lounge」なるラウンジがあり、カクテルや屋久島限定のウイスキーなどをいただけます。
「ドライブしようよ」で連れ出した彼女に大自然ビューをプレゼントできちゃうわけだから、これまた「また誘ってね」な嬉しいおかわりが引き出せちゃうって算段です。
今回、ガイドいただいたのは、島の南東にある「ヤクスギランド」。標高1000〜1300mに広がる自然休養林で、さまざまな屋久杉や貴重な苔を見て回ることができる場所。藤山さんは、「子供の頃、学校の行事でよくここに来た」と言う通り、勝手知ったる場所と言うことで、所要時間とこちらの体力に合わせてベストなトレッキングをアレンジしてくれました。

まずはコチラ、屋久島のうどんが楽しめる「屋久どん」。屋久島名産のトビウオから取ったあご出汁のうどんがいただけます。ちょい甘めの汁と、カリッと揚げたトビウオのフライが絶品です。
もう1軒は、美味しいお蕎麦がいただける「きらんくや」。東京からIターンした主人が作るお蕎麦は、鹿児島県産の蕎麦を石臼挽きしたそば粉と、屋久島の水と枕崎産の本枯れ鰹節を用いて作る出汁のハーモニーが絶品。いずれも食べる価値のある島麺です。
当時はモテる視点で島を見ていたわけではなかったので、当然のことながら今回の滞在とは印象が全く違うものでしたが、26年の歳月を経て、この度モテるデート旅なるテーマで島を眺めてみて、改めて屋久島が訪れるべき島であると思うに至りました。
さらに今回のような閑散期を狙うことで、観光客に揉まれることなく、ゆっくり過ごせるのだから、彼女とのデート先に選択しない手はありません。
なんでも簡単に手に入ってしまうこの時代、わざわざ時間をかけて行くことに価値を感じてくれる彼女であれば、滞在中もその先も♡楽しく過ごせること請け合いです。

■ samana hotel Yakushima
住所/鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間136-2
TEL/0970-47-2011
HP/https://samanahotel.jp
宿泊料金/【温泉スイート】1室11万7000円〜(2名利用・2食付、税込、入浴税・基金別)
■ 屋久島ガイドツアー
HP/https://www.yakushimaguidetour.com
■ 屋久どん
TEL/0997-46-3210
■ きらんくや
TEL/0997-46-4610